根岸の杜から会社がある大黒ふ頭まで、毎日、朝夕の2回、同じ道を車で通る
幾つかの選択肢はあるが、距離的には少しばかり遠回りしても、景色がいいこと、
そして、沿道に咲く四季折々の花々・・・など、オイラなりの拘りがある
春は「サクラ」「ハナミズキ」「ツツジ」、花が終わると新緑の季節
ひと雨降るごとに緑の色がより一層濃くなっていくの感じることができる
北海道で体感する新緑の眩しさとはそのスケールに大きな違いはあるけど、
横浜の中心部でも、根岸、山手、横浜公園、山下公園、日本大通りなど、
比較的、緑が多い場所ではそれに近いものを十分に堪能することができる
今朝の横浜は雨上がり、出勤するころ、まだ路面は乾ききっておらず、
通りの木々の葉っぱにも大粒の雫が残り、時折、太陽の光を浴びて燦々と輝いていた
また、新山下に近づくと上空には「季節外れの鱗雲」
※走行中、片手運転での写真撮影は大変危険なのでまねしないでください
自然が生み出す美しさ!
北海道の厳しい冬に耐え、逞しく根をはり、可憐な花をつける千島桜
沖縄の濃いエメラルドグリーンの海、九州博多から陸続きの島「志賀島」に沈む夕日、
そして、横浜・大黒ふ頭からベイブリッジ越しにみる夕焼け・・・
時には秒単位で刻々と変化し続ける
こういう場面に遭遇した時、自分の存在をはるかに超えた美しさと巨大さを感じつつ、
自然の巨大さに圧倒され、一方では自分がその一部でも触れることができている!
という不思議な悦びを覚える・・・こういうのを「森羅万象」と言うのだろう
来週21日、天気がよければ横浜でも「金環日食」が観測できる
自然現象のなかでもとびきりの「森羅万象」を体験できる絶好の機会かもしれない
ちなみに、最近、こうした「森羅万象」的な感動する場面が少なく、どちらかというと
「有象無象」的な連中に翻弄される場面が多いオイラである・・・