熱帯果樹写真館ブログ

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「JAおきなわファーマーズ・マーケット はい菜!やんばる市」グランドオープン

2006年11月04日 | イベント
 昨日(‘06年11月3日)に「JAおきなわファーマーズ・マーケット はい菜!やんばる市」が新装オープン(グランドオープン)しました(写真1)。


写真1:秋晴れのもとでグランドオープン


 ファーマーズマーケットとは、言わば生産者(農家)が作った農産物を一堂に並べて販売する店舗のことです。
 通常の市場流通ですと、農産物の流れは図1の様になります。


図1:通常の流通


 図1では、消費者が農産物を購入するまでの間に、中間業者とよばれる専門職が関わっています。
 それに対してファーマーズマーケットにおける農産物の流れは図2の様になります。


図2:ファーマーズマーケットの流通


 図2では、図1と比べてシンプルな物流になっていることがわかります。
 ファーマーズマーケットのシンプルな物流の利点として、

  1.鮮度の良いものを販売できる
  2.生産者の顔が見える販売ができる(安全・安心に繋がる)
  3.安価で販売できる

 等が考えられます。
 またローカル農産物が多い沖縄県では、通常の小売店等で作物を並べた際に「何だかわからないから買えない」と消費者が判断する様なものが、産地では認知されているため売りやすい等のメリットもあります。
 これは消費者の立場から見ると、「ファーマーズマーケットに行けば、珍しいローカル農産物を購入できるかも」という期待にも繋がります。

 もちろん通常の流通にも様々なメリットがありますが、今回は割愛します。

 ファーマーズマーケットの仕組みは、JAおきなわのサイトにも紹介がありますので参考にして下さい。

 話を戻してグランドオープンした「JAおきなわファーマーズ・マーケット はい菜!やんばる市」ですが、正午頃に私が到着したときには既に人で溢れていました(午前11時30分オープンでした)。
 「先着700名様にイチゴの苗をプレゼント」と広告に書かれていたので少し期待していたのですが、700名どころではない大盛況でした。

 店内には農家直送の野菜、果実、花き(鉢物)以外にも様々な加工品や魚介類も販売されていました(写真2~4)


写真2:野菜・果実は新鮮そのもの



写真3:洋ラン・観葉植物の鉢物も販売



写真4:魚介類・加工品と品揃え豊富


 沖縄本島北部にお来しの際は、是非「JAおきなわファーマーズ・マーケット はい菜!やんばる市」をチェックしてみて下さい。



○参考サイト
 ・「JAおきなわ