「黒いドレス」(宮川哲夫作詞、平川浪竜作曲、寺岡眞三編曲、松尾和子唄:1964年)といふ歌がある。
写真は当ブログにたびたび掲載のパントマイム芸人・バーバラ村田さんである。
バーバラさんといへば、当ブログ「南へ北へ」(2009.9.29)、「GWの大道芸 東京ミッドタウン」(2009.5.12)のやうにピンク色の衣装でのパフオーマンスを見ることが多いのだが、今回掲載は黒いドレス着用のものである。
ピンク色の衣装のときはコミカルな動きがあつたりで、バーバラさんの妖艶さはマイルドなものとなつてゐる。しかし今回は、シリアスな動きのみ(私のやうな無学な者には“何だかよくわからないけど凄い”といふ表現しかできない)で、妖艶さが際立つパフオーマンスであつた。
今回のパフオーマンスは滅多にお目にかかれず、撮影するのは初めてで、撮影しどころが摑めないままシヤツターを切つたのだが、バーバラさんの妖艶さは捉へきれてゐるのだらうか。
(2009年10月17日、台東区上野公園、ニコンD80,トキナーAT-X280AF PRO28~80㎜F2.8,ISO500,絞り優先オートf4.5)
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接写用のレンズ(マクロレンズ)といふものがある。被写体にかなり近づいて撮影できるレンズである。
花や虫などを撮影する人はよく使用されてゐるであらう。
私またたびが所持する標準ズームレンズに、マクロモードがある。
15年前に購入したレンズなのだが、これまでマクロで撮影したことがない。
猫まで十数センチ程度に接近し、撮影してみた。
(2009年9月6日、台東区上野公園、ニコンNewFM2,タムロン28~70㎜F3.5~4.5)
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西新宿の住宅地かつて十二社といふ名だつた町にて、よく猫に会ふ。
十二社の路地裏を歩くと、サビ猫に出会つた。
写真を撮つた後、この道を進むため猫に近づいたら、猫は逃げてしまつた。
(2009年9月21日、新宿区西新宿、ニコンD80,シグマ70~300㎜DGF4~5.6,ISO640,プログラムオート)
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人間は、洗顔をするときには寝転んだりしない。洗面台は寝転んでできる位置にはない。
また、風呂場で洗ふにしても、座つて洗顔するであらうが、寝転んで洗顔はしないだらう。私またたび自身はしたことがないし、公衆浴場にてさうしてる人を見たことがない。
猫は寝転んでも洗顔可能である。
(2009年7月30日、藤沢市江の島、ニコンD80,タムロンAF28~80㎜F3.5~5.6,ISO400,プログラムオート)
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十年くらゐ前、四ッ谷駅近くを歩くとよく猫に会つたものだが、最近は会ふことは少なくなつた。
九月下旬に歩いてみたら、かつて尾張町といふ名だつた町にてキジトラ猫一匹に出会つたのみであつた。
(2009年9月22日、新宿区四谷、ニコンD80,タムロンAF28~80㎜F3.5~5.6,ISO500,プログラムオート)
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先月、上野公園に於いて「ヘブンアーティストTOKYO」といふイベントが開催され、そこでベテランのパントマイム芸人・ヘルシー松田さんの芸を観た。
ヘルシーさんを観るのは一年ぶり4回目である。
「ひまわり」「バナナ」「おめん」「わかめ」「こんぶ」「子持ちこんぶ」などの短いパントマイムや、「赤ちゃんが初めてあるく時」「野球」「男子体操つり輪」など少し長めのパントマイムを行つた。いづれも表情のつくりかたが滑稽である。
大笑ひできる芸風とは言はないが、クスクスと笑つてしまふやうな芸風である。
写真は「こんぶ」のパントマイムをするヘルシー松田さん。
この前に「わかめ」のパントマイムをしたのだが、「こんぶ」との違ひがよくわからない。何度も観ないとわからないのかもしれない。
観る機会は少ないが、機会あらば観たい芸人さんである。
(2009年10月18日、台東区上野公園、ニコンD80,トキナーAT-X280AF PRO28~80㎜F2.8,ISO320,絞り優先オートf4.5)
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キジトラ白猫が眠さうにしてゐた。
私またたびは写真を撮らうとカメラを構へる。
猫は薄目を開けてその様子を見てゐる。
(2009年7月20日、川崎市川崎区千鳥町、ニコンD80,シグマ70~300㎜DGF4~5.6,ISO400,プログラムオート)
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大道芸フアンには、見慣れない芸人さん中心に見物時間割を組む人もゐれば、何度も見てゐる芸人さん中心に組む人もゐる。
私またたびは後者である。
顔馴染みとなつてしまふくらゐ何度も見てゐる芸人さんの写真を撮りたいのも理由の一つだが、私ごとき者を憶えてくださつたことへの感謝の念からさらに何度も見てしまふのである。
さて、今回掲載はそんな顔馴染みの一人、当ブログ「接近2~恋人よ」(2009.9.18)他でたびたび掲載のパントマイム芸人・加納真実さん。
中島みゆきが唄ふ「サヨナラを伝えて」(中島みゆき作詞作曲、鈴木茂編曲:1979年)に合はせて、馬・犬・鳥・魚などに乗るといふ「乗」と題するパフオーマンスの写真。
(2009年10月17日、台東区上野公園、ニコンD80,トキナーAT-X280AF PRO28~80㎜F2.8,ISO500,絞り優先オートf4)
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今回掲載する写真をどれにしやうか考へてゐるうちに、うとうとと居眠りしてしまつた。
そのときたまたま開いてゐたフオルダ内にあつた眠り猫の写真を選ぶことにした。
(2009年9月20日、足立区千住寿町、ニコンD80,シグマ70~300㎜DGF4~5.6,ISO500,プログラムオート)
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茶トラが空を見上げてゐる。
見上げた先には、飛行船が飛んでゐた。
「この空を飛べたら」(中島みゆき作詞作曲、福井峻編曲、加藤登紀子唄:1978年)といふ歌があるが、猫はあの飛行船のやうにこの空を飛べたらと思つてゐるのだらうか。
もしくは、この歌の歌詞にあるやうに「こんなにもこんなにも空が恋しい」と思つてゐるのだらうか。
(2009年9月21日、新宿区西新宿、ニコンD80,シグマ70~300㎜DGF4~5.6,ISO640,プログラムオート)
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