西新宿の住宅地、かつては淀橋といふ名だつた町を歩いてゐると、前方の路上に茶トラ猫が寝そべつてゐた。
猫は私を見るとすぐそばの住宅の敷地内へと移動した。
私がその住宅の前に到着すると、猫はブロツク塀の上に登り、逃げてしまつた。
(2009年7月28日、新宿区西新宿、ニコンD80,シグマ70~300㎜DGF4~5.6,ISO640,絞り優先オートf5.6)
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私またたびの10月の週末は多忙を極めた。
なぜなら、毎週末に開催されてゐた大道芸イベントに足を運んでゐたからである。
今月は猫の写真よりも大道芸写真を多く撮影してしまつた。
さて、今回掲載は、10月16~18日に上野公園で開催された「ヘブンアーティストTOKYO」といふイベントでの一枚。
当ブログ「2009年つくば夏」(2009.9.9)他でたびたび掲載の音楽的道化師・みぎわさん。
アコーデオンの蛇腹を伸ばしてのポーズ。
(2009年10月18日、台東区上野公園、ニコンD80,トキナーAT-X280AF PRO28~80㎜F2.8,ISO400,絞り優先オートf4)
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私またたびは、猫写真を撮るとき、この猫は野良だらうか飼猫だらうかはいちいち考へてゐない。
首輪を着けた猫なら飼猫なのだらうなと思ふくらゐである。
写真の猫は、一目見ただけで、この猫は野良だらうと感じさせるやうな面構へをしてゐる。
(2009年9月20日、足立区千住柳町、ニコンD80,シグマ70~300㎜DGF4~5.6,ISO500,プログラムオート)
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静岡県熱海市に、銀座町といふ町がある。
東京都中央区銀座にあやかつた町の名と思はれるが、似ても似つかぬ町である。
熱海の銀座町にて、茶トラとキジトラに出会つた。
猫の手前の緑色の物体は、植木鉢の草花の葉である。
(2009年9月5日、熱海市銀座町、ニコンD80,シグマ70~300㎜DGF4~5.6,ISO400,プログラムオート)
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全国には「〇〇銀座」と称する商店街は多い。
この名は東京都中央区銀座にあやかつた名であらう。
近年、地方都市の「〇〇銀座」商店街を歩いてみると、多くの店舗のシヤツターが降りたままといふ寂しい状態に出くはすことが多い。
東京の「谷中銀座」商店街は、中央区の銀座とは似ても似つかぬ商店街であるが、活気のある商店街である。
そんな谷中銀座を見下ろす階段上にキジトラ白猫が佇む。
(2009年6月9日、荒川区西日暮里、ニコンD80,タムロンAF28~80㎜F3.5~5.6,ISO500,プログラムオート)
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東京都中央区銀座。
かつては流行の発信地であつた。
東京を唄つた歌には歌詞中に「銀座」の文字があり、銀座を唄つた歌も数多く作られてゐた。
そんな銀座にて、黒白猫に出会つた。
猫は路上でごろりと転がつた。
人懐こいと思ひきや、手の届く範囲に近づくと逃げてしまふので、撫でることはできなかつた。
(2009年9月23日、中央区銀座、ニコンD80,タムロンAF28~80㎜F3.5~5.6,ISO800,プログラムオート)
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前回に引き続き、第三回東京都食育フェアでの写真。
ステージ最前列に陣取つてゐた私は、シルヴプレのパフオーマンス(一回目)終了後、小用のため席を離れた。
ステージではバンド系のパフオーマンスが繰り広げられてゐた。バンド系の写真を撮りたいとは思はなかつたので、小用を済ませた後は座席には戻らず(既に誰かが座つてゐたため戻りやうがないのであるが)後方で立ち見した。
すると、若い女性に抱かれた、紐つきのロシアンブルーを見た。
猫好きとあらば舞台上のバンド系より、ロシアンブルーの方が気になる。
猫は飼ひ主さんの手を離れ、紐の長さの範囲をちよろちよろ動き回つた。
猫は私の脛に手をかけて二本足立ちになつたりした。
私は猫を撫でたり写真を撮つたりした。
飼ひ主さんが傍にゐたので、猫の写真をブログに掲載したい旨を申し出たところ、快諾してくださつた。
この場にてまたあらためて感謝いたします。
(2009年10月12日、世田谷区上用賀、ニコンD80,タムロンAF28~80㎜F3.5~5.6,ISO640,1/160秒シヤツター優先オート)
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先日、馬事公苑の北にあるけやき広場にて、「第三回東京都食育フェア」といふイベントが開催された。
私またたびは「食育」にはあまり関心はないのだが、そこで行はれる大道芸を観に足を運んだ。
ちなみに前回の猫写真は、この会場に向かふ途中での撮影である。
この日、四組の芸人さんによるパフオーマンスがとり行はれたが、今回掲載は、およそ一年ぶりに観た芸人さんにした。
当ブログ「白衣の佳人」(2008.10.29)で掲載の、柴崎岳史さんと堀江のぞみさんのパントマイムユニツト・シルヴプレ。
パフオーマンス中、私が構へるカメラに向かつて堀江さんがピースサイン。
(2009年10月12日、世田谷区上用賀、ニコンD80,タムロンAF28~80㎜F3.5~5.6,ISO640,1/160秒シヤツター優先オート)
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私またたびは、街歩きをするときに携帯ラヂオを持参し、イヤホンを片耳に突つこんで、放送を聴きながら歩くことがある。
かつては玉川用賀町といふ名の町をラヂオを聴きながら歩いてゐた。
ラヂオからは山口百恵の「さよならの向う側」(阿木燿子作詞、宇崎竜童作曲、萩田光雄編曲:1980年)が流れてゐた。
その歌が終はつた頃、どこからか「ニヤー」と猫の声がした。
あたりを見渡すと、一軒の住宅の窓辺に猫がゐた。
当ブログ初の世田谷区内撮影猫写真である。
(2009年10月12日、世田谷区上用賀、ニコンD80,タムロンAF28~80㎜F3.5~5.6,ISO800,プログラムオート)
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以前、「三鷹牟礼」(2009.10.2)と題する写真を掲載したが、その写真撮影後、京王線の千歳烏山駅へ歩き、そこから電車に乗り、初台駅で降りた。そして東京オペラシティへ行き、当ブログ「オカリナ吹く横顔」(2006.6.10)他で掲載のオカリナ演奏家・舞歌さんの演奏を聴きに行つたのだ。
東京オペラシティの「サンクンガーデン」といはれる会場は、コンクリート他の石材で囲まれ、楽器の音色が程よく響く。それゆゑ舞歌さんお気に入りの会場だといふ。
この日は曇天で涼しかつた。この気候と秋といふ季節が哀愁を帯びた曲に合ふと感じたのだらうか、舞歌さんは哀愁を帯びた曲を中心に演奏してゐた。
写真はもの憂げな表情にてオカリナを吹く舞歌さん。
舞歌さんのこの表情と、ホワイトバランスを「蛍光灯」にして青みを強調したといふ小細工で哀愁感を表現できてゐるだらうか。
タイトルは「秋はさみしい」(西條八十作詞、古賀政男作曲、糸井しだれ唄:1940年)といふ古い歌の題の拝借である。
舞歌さんはこの歌を演奏してゐたわけではない。おそらく知らないだらう。
舞歌さんがこの日演奏した曲、舞歌さんのこの写真の表情が、なんとなくこの歌の名に合つてゐるやうな気がしたのである。
(2009年9月21日、新宿区西新宿、ニコンD80,シグマ70~300㎜DGF4~5.6,ISO640,1/200秒,f5.6)
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前回に引き続き、猫の爪とぎ写真。
ある飲食店の店頭に、使はれなくなつたテーブルが放置してある。
長毛のサビ猫が、そのテーブルで爪をといでゐる。
(2009年6月9日、荒川区西日暮里、ニコンD80,タムロンAF28~80㎜F3.5~5.6,ISO500,プログラムオート)
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