パープル・シャドウズが唄ふ「別れても好きな人」(佐々木勉作詞作曲、渋谷毅編曲:1969年)の二番の歌詞に、「歩きたいのよ狸穴」といふ一節がある。
その日、私は狸穴町を歩いてみたい気分になつた。
そこでは以前、猫写真を撮影したことがある(「麻布狸穴町 金網越しの三毛」(2012.12.13)他)。
以前訪れたときには駐車場だつたところが、ビル建築工事の現場となつてゐた。
町の雰囲気もまた変はつてしまふのだらう。
その日そこで出会つた猫は、キジトラ白猫一匹のみであつた。
(2013年3月23日、港区麻布狸穴町、ニコンD7000,トキナーAT-X280AF PRO28~80㎜F2.8,ISO250,絞り優先オートf5.6)
先日、東海道線の辻堂駅で下車した。
私またたびがこの駅で下車するのは初めてのことである。
住所地である埼玉の片田舎から三時間かかつた。
下車してすぐ、駅南口の某牛丼チエーン店で早めの昼食を摂り、その後、一時間ほど住宅地を歩き回り、猫を探した。
しかし、残念ながら猫に会ふことはなかつた。
猫を諦めた後は、駅北口すぐの大型複合商業施設・テラスモール湘南へ行つた。
そこで行はれる大道芸を観覧するためである(これが辻堂を訪れた主目的である)。
そこで二組(二人)の大道芸を観覧した。
今回掲載はそのうちの一人、当ブログ「ヒカリエにて」(2013.5.18)他でたびたび掲載のパントマイム芸人・バーバラ村田さん。
(2013年5月12日、藤沢市辻堂神台、ニコンD7000,トキナーAT-X280AF PRO28~80㎜F2.8,ISO100,絞り優先オートf4)
以前、猫を探して北砂町を歩いたことがある(当ブログ「城東北砂町 黒猫」(2012.12.18))。
そのときは雨が降つてきたため、途中で猫探しを断念した。
三月の下旬、私は再び猫を探して北砂町を歩いた。
茶の色が薄い茶白猫に出会つた。
(2013年3月20日、江東区北砂、ニコンD7000,トキナーAT-X280AF PRO28~80㎜F2.8,ISO250,絞り優先オートf5.6)
その日は朝から雨が降つてゐた。
雨天でなければどこかに猫写真を撮りに出かけるつもりではあつたのだが。
といふことで、午前中はだらだらと自宅で過ごしてゐた。
昼食を摂りながら、あちこちのホームページを閲覧してゐたら、雨露しのげる場所で決行される大道芸の情報を摑んだ。
東京スカイツリータウンのソラマチにて、“音楽的道化師”みぎわさん(当ブログ「ハロウイン衣装の道化師」(2012.11.4)他でたびたび掲載)が大道芸をしてるといふ。
さういへば、昨年10月以来みぎわさんの大道芸を観てゐなかつた(芝居とライブは各1回観に行つたが)。
私は押上に向かつた。
そして、みぎわさんの大道芸を久しぶりに観覧・撮影した。
(2013年5月11日、墨田区押上、ニコンD7000,トキナーAT-X280AF PRO28~80㎜F2.8,ISO400,1/250秒,f4,フラツシユ使用)
前回の写真を撮影した後は、渋谷駅前、かつての東急文化会館跡地、渋谷ヒカリエに行つた。
私がそこを訪れたのは初めてのことである。
渋谷ヒカリエのオープン一周年を記念して、さまざまなイベントが開催されてゐた。
その一つである大道芸を観覧した。
今回掲載はそのうちの一人、バーバラ村田さん(当ブログ「2013年野毛大道芸~かたわれ」(2013.5.9)他でたびたび掲載)。
ウサギの面を着用してのパフオーマンス。
黒白写真の設定で撮影。
(2013年5月4日、渋谷区渋谷、ニコンD7000,トキナーAT-X280AF PRO28~80㎜F2.8,ISO800,絞り優先オートf4)