前回、ガラス戸の内を覗いてゐる猫の写真を掲載した。それからの連想で、この駅の写真を掲載することにした。
奥羽本線及位駅は山形県の北端の駅(無人)。明治37年開業と歴史は古い。
駅の待合室は虫の死骸だらけ。跨線橋は蜘蛛の巣だらけ。この駅があまり利用されてないことがわかる。
変つた名前の駅といふことで、この駅で降りてみた。駅周辺には二十軒程度の人家があつただらうか。商店が二軒あつた。
駅周辺を歩いてゐたら、地元の人が不審人物を見るやうな目で私を見た。観光地でもないところを歩く他所者イコール不審者なのだらうか。
残念ながら、猫には出会へなかつた。
(2006年8月、最上郡真室川町及位、ニコンNewFM2,タムロン28~70㎜F3.5~4.5)
(参考文献)
宮脇俊三・原田勝正「奥羽・羽越480駅」(小学館:1993年)
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以前、「夜の酒場に」(2008.3.16)と題して、渋谷の酒場「青い部屋」での、“音楽的道化師”みぎわさんの写真を掲載した。
その日、当ブログ「意地の一枚」(2007.11.8)、「2008年大道芸見初め」(2008.1.3)で掲載したパントマイム芸人のバーバラ村田さんも出演してゐた。
しかし、バーバラさんの出演時間は22:35~23:00と遅く、これを観たら帰りの電車がなくなつてしまふため、観ずに帰つたのだ。
そのかはり、翌日の「ヘブンアーティストIN秋葉原」といふ大道芸イベントに出演のバーバラさんを観た。
写真はオノデン前の電気設備の陰から、ウサギの面を着けて現れたバーバラ村田さん。
(2008年3月16日、千代田区外神田、ニコンD80,タムロンAF28~80㎜F3.5~5.6,ISO400,プログラムオート)
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電気店やDVD・ゲーム等のソフトを販売する店が多く集まることで知られる秋葉原は、実は秋葉原にない。
いはゆる秋葉原は、住居表示でいへば、千代田区外神田にある。
外神田の北側に、台東区秋葉原があるが、世間で言はれる「アキバ」のイメージとは縁の薄い街である。
「オタク」たちが多く集まる地域では、猫に出会つたことはない。
ヨドバシカメラの近くでなら何度か猫に出会つたことがある。
外神田ではないが、秋葉原のはずれといつてもよいだらう。
(2007年11月、千代田区神田練塀町、富士フイルムFinePixA800)
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「夜の酒場に 聴く雨の」で始まる歌は、山が唄ふ「夜の酒場に」(西條八十作詞、松平信博作編曲:1932年)である。
しかし、私は昨夜、酒場にて雨ではなく(昨日の東京は晴天だ。聴けるわけがない。)音楽を聴いた。
昨夜、渋谷の酒場「青い部屋」にて、「ヴァガボンドナイト」と題して7組の演奏家または芸人による演奏・パフオーマンスがとり行はれた。
そのうちの一人が当ブログ「音楽は酒の肴」(2007.9.20)、「屋根裏の歌姫もしくは大道芸見物の原点」(2007.10.24)に登場した“音楽的道化師”みぎわさんといふことで、足を運んだのだ。
みぎわさんを含め5組の演奏・パフオーマンスを鑑賞した。いづれも素晴らしかつた。
写真は、アコーデオンを演奏しながら、歌劇「椿姫」の「乾杯の歌」を熱唱するみぎわさん。
乾杯をする相手のゐない私は一人麦焼酎のロツクをちびちび飲む合間にシヤツターを切つた。
(2008年3月15日、渋谷区渋谷、ニコンD80,タムロンAF28~80㎜F3.5~5.6、ISO400、1/200秒シヤツター優先オート、フラツシユ使用)