Festina Lente

ゆっくり急いでまいります

復活に向けて

2006年10月03日 | Blog徒然草
精神的には、鬱状態を抜け出したような気がする。やはり、「キャッチャー」は、大きな破壊力を秘めた小説だ。10年くらい前にも同じように「キャッチャー」を読み具合が悪くなった。僕が読むと発症するらしいので今度は注意をしたいと思う。
また、脳ドックの件で教え子のお母さんが詳細な資料を持って来てくれた。とてもありがたい。でも四万何千円もするので、教えて頂いた裏技を使って安く今年中くらいには行こうと思う。MUDさんも気にしていたので僕がうまくいったらこの裏技を教えよう。
まあ、とにかく、このタコつぼのような、どうしようもない状況にケリをつけて、早く楽になりたい。時間となけなしの才能の空費のような生活。いけ好かない奴に奴卑のようなお追従をしなければ生きていけない生活。何度伝家の宝刀で割腹して果てたいと思ったことか。でもそんな事はしない。サムライの精神を理解する者には、守らなければならない誠もある。果たさなければならない約束もある。
だから、そのために生きる。そして新しい環境づくりが必要だ。
それゆえ、新しい芽が出るまでは、怒りたいこともひたすら我慢、雌伏して、また、なるべく勉強して、臥薪嘗胆、次の潮に乗ることを考えよう。
妻のため、家族のため、そしてなにより自分のために、このまま朽ち果てるわけには断じていかないのだ。
さらに、同じ境遇の彼に近いうちに会わねばならない。彼はどうするつもりなのか、話をききたい。

コメント (2)
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みちのく二人旅・・・花巻農業高校と羅須地人協会

2006年10月03日 | みちのく二人旅
岩手は農業立県なので、農業高校も有力な進学先なのだなあと感じました。
しかも、ここは宮沢賢治が教鞭をとった伝統校です。




花巻農業高校の敷地内に、宮沢賢治が、地元の農民のために立ち上げ、自ら田畑を耕していた時の住居、「羅須地人協会」が、移築されています。









10年以上前から、ずっとここに来たかったんです。
「下ノ畑ニ居リマス」も見られてよかった。「下ノ畑」は、ないんですが、今も宮沢賢治が、「下ノ畑」で自耕しているような錯覚を覚えます。





賢治の隣にいるのは、花巻女学校の音楽教師、藤原嘉籐冶です。
農民も文化や芸術に親しんで欲しいという賢治の考えに同調し、ここで音楽会をよく開いていたのです。
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