上は、E60の545Mスポーツで、珍しい右ハンドルです。
僕はドイツ車は大好きですが、左ハンドルはだめです。
僕らは、ヨーロッパなんかに行った時には車を借りて乗るのが好きです。当然左ハンドルです。
この場合、もし、日本で左ハンドルに乗ることに慣れてしまうと、右側通行の外国で運転するとき、つい日本と同じように左側通行をしてしまうという危険を冒す虞があります。これは、日本人が海外で起こす事故原因の典型例です。
右左逆(右ハンドル左側通行から左ハンドル右側通行)の感覚は、すぐに馴れます。
しかし、ハンドルだけ左で、右側通行に馴れるのはかなり難しいと思います。車を往来に出すとき、「右小回り、左大回り」と、頭でわかっていても、日本で左ハンドルに乗ると、常に、道の外側に運転者の自分がいることになりますが、海外では、常に自分が内側にいなければなりません。この感覚に慣れるのが大変だと思うのです。これを間違うと、命にかかわります。
その点、日本で右ハンドルに乗っていれば、常に運転者は内側を走ることになりますので、海外でも、同じ感覚になるのです。
だから、日本にいるときには、僕はどんな車であっても右ハンドルに乗るようにしていますし、これからもそうです。
外国に行く時運転しようという方は、日本では右ハンドルに乗ることを強くお奨めします。