祝！ル・クレジオ、ノーベル賞受賞！！！

海を見たことがなかった少年―モンドほか少年たちの物語 (集英社文庫) ル・クレジオ 集英社 このアイテムの詳細を見る

砂漠 (1983年) ル・クレジオ 河出書房新社 このアイテムの詳細を見る

うちら夫婦の原点とも言える、ル・クレジオが、ノーベル文学賞を受賞しました。

マイナーな作家だっただけに、なんとなくインディーズのお気に入りバンドがメジャーデビューしてしまうような、嬉しいような、一抹の寂しさを伴った不思議な感覚に包まれております。

ル・クレジオは、キリスト教的価値観と、まったく異なるアフリカや南アメリカの文明の価値観を対比させた作品が多いです。

特に、「砂漠」（絶版）は、僕もたぶん妻も、初めて読んだときの衝撃が大きかったのを覚えています。たぶん、受賞を機に再版されるでしょう。興味がある向きはぜひお読みください。

それから、「海を見たことがなかった少年」は、原書で読みました。
ダニエル少年が海を初めて見たときの描写が生き生きしていて素晴らしかったです。

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カインド・オブ・ブルー マイルス・デイビス,ジョン・コルトレーン,ポール・チェンバーズ,ビル・エヴァンス,キャノンボール・アダレイ,ジミー・コブ,ウィントン・ケリー ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル このアイテムの詳細を見る

これって、学生のとき、渋谷のジャズ喫茶にたむろしていたことがありまして、その時にレコード盤を買って聴いたのですが、引越しとかのドサクサに紛失してしまっていました。

このアルバムは、今から考えると、すごいメンバーですよね。ライナーノーツを見るとびっくりです。
ビル・エバンスだけ白人ですが、彼が薬チュウ嫌いのマイルスにバンドをクビになってから、しばらくしてからの録音です。
モードジャズっていうのはいまもってよくわからないですが、ソーワットとても素晴らしい。テープに録ったこのアルバムをウォークマンで聴きながらよく独りで渋谷の街を徘徊したことなどを思い出します。