シベリウス:レンミンカイネン組曲サラステ(ユッカ=ペッカ)ワーナーミュージック・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
4月に僕が行けなかった妻のコンサートのDVDが届きました。
眠い目をこすりながら少し観ましたが、レンミンカイネン組曲の中の第3曲「トゥオネラの白鳥」が良かったです(結局、オーボエとチェロが良かったということですな(^_^;))。
フィンランドの神話「カレワラ」の中に、レンミンカイネンという英雄が登場します。彼ははポホヨラの娘へ求婚しますが、娘の母である女主人から3つの課題を与えられます。そこで、彼は2つまでの課題は克服しますが、3つ目の課題である、トゥオネラ川を泳ぐ白鳥を射るという課題を果たすために川へ赴いてそこで毒矢で殺され、死体はバラバラにされます。でも、最後は母親の呪文によって蘇り、家に連れ戻されます。この組曲はこの物語からの4つの場面を描いています。
「カレワラ」は、北欧神話の中核となって、ゲルマン地域を中心に西欧諸国の文化に影響を与えている思われます。ワーグナーの楽劇などもその例です。
フィンランドは、一度は行ってみたい国です。人口は500万人くらいしかいないのに、豊かにくらしている印象があります。どのような暮らしぶりなのか、とても興味があります。
今回この曲を聴いて、ますますフィンランド行ってみたくなりました。