断続的な渋滞の中を帰ってきた夜、渋滞というほどでもない低速走行で、面白さに気付きました。
速く走るだけがM3ではないですね。低速でも、しっかりと、「駆け抜ける喜び」があります。
確かに、M3は、高速走行は物凄く得意ですが、低速で走るのは難しいのです。特に僕のM3は、マニュアルです。
だいぶ慣れてきましたが、シフトチェンジは、難しいですね。状況にあわせてアップダウンを繰り返すのですが、ひとつとして同じシフトチェンジはないんですね。奥が深いです。
しかし、そこがまた面白い。低速をきちんと走れるようになれば、高速走行は全く問題がありません。
実は、低速走行で今回はちょっとヒール&トゥーの練習をしていたのです。
ヒール&トゥーは、高速ドライビングの代名詞みたいに思われているかもしれませんが、低速でも十分練習になることがわかりましたよ(でも、もちろん、低速の方が難しいですよ)。この運転技術は、シフトチェンジしても車のスピードを変えないために行われるもので、ブレーキを踏みながらクラッチを切って、シフトチェンジし、すぐにアクセルを吹かしながら、クラッチをつなげる、というものです。
難しいのは、ブレーキを踏みながら、アクセルをちょっと踏むところと、ちょっとのアクセルの踏みでそのギアにあった回転数にするところです。いきなりやってもできませんし、渋滞しているところでやって失敗すると追突しますから注意してください。
M3はアクセルのレスポンスが敏感なので、練習すると自分の望む回転数をひと踏みで得ることができるようになります。クラッチミートも練習が必要ですが、うまくいくと、上手に減速もできますし、スピードコントロールもできますよ。
口でちょっと言ってもなかなか難しいのでそのうちもっと詳しく説明しますね。