お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

旧南北国境地帯から帰って来た。

2008年08月12日 | Weblog
フエから車で二時間。まずは戦争当時ベトナムの人々が地下に作った地下壕に入る。おじさんと子ども二人が案内してくれる。中は非常に蒸し暑く狭い。しかも階段による上下も多い。天井が低いので、アタマを下げた姿勢で壕の中を歩くのは拷問だ。ベトナム戦争当時、この地下壕に何年間も暮らしてアメリカ軍と戦ったベトナム人の忍耐強さは凄いものがある。僕は身体中から汗を垂れ流し、車に戻った。地上での蒸し暑さの中で戦ったアメリカ兵もどんなに苦しかっただろう。次は当時、北ベトナムと南ベトナムの国境線だった川を観に行く。今では当たり前の様に車やトラックが行き交う橋も40年ほど前には厳戒な監視体制が引かれた国境だったのだ。河からの風が心地良い。最後に南ベトナム兵の墓地を訪れる。無数の墓標。墓地の道向かいにはアメリカ軍の錆び付いた戦車が置き去りにされていた。このベトナムでどのくらいのベトナムの人々とアメリカ兵がその命を落とした事だろう。戦争は何も生まない。そんな事をフエに帰る車の中で考えた。昼食は運転手さんの知り合いの店
で食べたが、食器と使い回しの箸をテーブルに置いてあるトイレットペーパーで運転手さんが丹念に拭いているのが印象的だった。野菜と肉とフォーを巨大な皮にしたものを辛い醤油で食べる。ハエが寄って来て潔癖症の僕はあまり食欲が湧かなかったが。今はホテルのロビーで空港へ送ってくれる車を待っている。15時40分のフライトでホーチミンに向かう。
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フエ暑いかも

2008年08月12日 | Weblog
昨日は朝、バイキングを腹いっぱい食べて、フエの王宮を観に行く為にタクシーを呼んで貰う。結局、そのタクシーで市内あらゆる所を廻る。お寺には「漢字」の碑があり、仏教の国である事を実感する。市場は人だらけ。ベトナム戦争の後遺症だろうか、障害を持った少女に出会う。タクシーの運転手さんと昼食。ホテルに午後2時頃帰着。早くシャワーを浴びたかったので、フエの街を二時間位放浪。しかし、開いているレストランが無い。偶然日本料理屋を見つけ、焼酎のミネラルウォーター割を飲みながら日本料理をがっついていたら、超満腹。お腹が痛くてホテルの部屋で床に寝転んで五時間位寝てしまう。明日は午前7時出発で昔の南北ベトナムの国境まで行き、午後2時までにホテルに戻り、空港へ。ホーチミンに向かうハードスケジュール。でもベトナム戦争の残したものを見ておきたい。道路はバイクだらけ。よく事故が起こらないものだと感心する。今日は快晴。暑くなりそう。
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