お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

M・ジャクソンさん死去:自宅に強力な鎮静剤の容器多数

2009年07月05日 | エッセイ・日記・意見
 【ロサンゼルス吉富裕倫】米紙ロサンゼルス・タイムズによると、急死した歌手マイケル・ジャクソンさん(50)の米ロサンゼルス市の自宅から、強力な鎮静剤「ディプリバン」の容器が多数見つかった。いずれも医師の処方を示すラベルがなく、ロサンゼルス市警は入手の経緯を調べている。

 容器は未使用と空の両方あった。ディプリバンは手術の際の点滴麻酔などに使われ、無呼吸や心不全の副作用がある。

 4月までマイケルさんの相談にのっていた看護師は、睡眠不足に悩んでいたマイケルさんから繰り返しディプリバンを要求され、副作用の危険を忠告して拒絶したと証言していた。

 マイケルさんは先月25日、無呼吸状態で医師に見つかり、心不全の疑いとされた。検視局は麻薬取締局の協力を得て死因特定を進めている。
(毎日新聞より引用)


エルビス・プレスリーも「薬」で亡くなったと記憶している。大歌手になればなるほど、そのプレッシャーは計り知れないものなのだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白い月

2009年07月05日 | 歌・CD
白い月
前田たかひろ,川村結花,O-live
ポニーキャニオン

このアイテムの詳細を見る

内容紹介
ロングセールスの気配濃厚なデビューシングル「アイツムギ」、そしてフジテレビ系連続ドラマ主題歌&挿入歌収録の2ndシングル「誰カノタメニ/ワスレナグサ」に続く、3rdシングル。
高視聴率番組であるテレビ朝日「ちい散歩」テーマソング(月~金/4~6月)
『潮風と木枯らしと』
をカップリングに収録(M2収録)。


伸びると思う、きっと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BIG POPPER(DVD付)【初回盤】

2009年07月05日 | 歌・CD
BIG POPPER(DVD付)【初回盤】

カッティング・エッジ

このアイテムの詳細を見る

内容紹介
【初回限定同梱特典】
「For You(ビデオ・クリップ)」
「紅空(ビデオ・クリップ)」

自身初となる先行SINGLE「For You」が全国有線リクエストチャート1位、配信チャートも1位!
チャートアクションを記録し、満を持しての4th FULL ALBUM発売決定!


落ち込んだ時、レゲエを聴くのもいいかもね・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BIRTHDAY

2009年07月05日 | 歌・CD
BIRTHDAY

ポニーキャニオン

このアイテムの詳細を見る




この実力派の歌手の歌声を聴いて欲しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FIRST(DVD付き限定盤)

2009年07月05日 | 歌・CD
FIRST(DVD付き限定盤)
トータス松本,Tomi Yo
ワーナーミュージック・ジャパン

このアイテムの詳細を見る

内容紹介
●DVD付き初回限定盤

1stソロシングル「涙をとどけて」(日本テレビ系水曜ドラマ「ホカベン」主題歌)、2ndソロシングル「僕がついてる」、3rdシングル「明星」(PEPSI NEX「歌おうぜ!」キャンペーンソング)、配信シングル「花のように 星のように」(映画「ブタがいた教室」主題歌)「エビデイ」(TOPVALUクーリッシュファクトCMタイアップ曲)などこれまでのシングル及び話題曲全てを網羅。ウルフルズとは異なるコンセプトで、ソロアーティストとして様々なアプローチにトライした意欲的な“トータス松本”初のオリジナル・アルバム!


ソロだとどんな歌になるのだろう?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嵐 Everything Mステ 高画質

2009年07月05日 | 歌・CD
嵐 Everything Mステ 高画質



乗っている感じがする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酒井 ゆきえ

2009年07月05日 | エッセイ・日記・意見
ナショナル電気暖房器


酒井 ゆきえ(さかい ゆきえ、本名:酒井幸江〈読み同じ〉、1954年7月24日 - )は、フリーアナウンサー・タレントである。東京都世田谷区出身。東京都立明正高卒業→山脇学園短期大学英文科卒業。血液型はA型 。身長159cm、体重45㎏。


来歴・人物
幼時に父の仕事(銀行員)の都合により北海道帯広市で暮らす。山脇学園短期大学卒業後、フジテレビにアナウンサーとして入社。

『ママとあそぼう!!ピンポンパン』の司会(3代目おねえさん、1975年 - 1979年)を務め(イメージ)、歴代の「おねえさん」の中でも首位を争う人気を集めた。当時、フジテレビの女子アナウンサーは契約制であったために番組担当終了後退社、フリーとなる。


エピソード
本人はアナウンサーとしての採用となったものの、実際には「ピンポンパン専任」という含みがあり、特別な業務内容であったためにその後の”お姉さん”は番組独自のオーディションを行って選任することとなった。
フジ退社当初は女優業に挑戦し、「銭形平次」などに出演した。
フリーアナ中心の活動となってからは、「ピンポンパンのおねえさん」の代名詞のような存在になり、その後はなぜか上方落語家と司会を組んだ番組が多かった。またそれらが軒並み長寿番組となっていることもあってか彼らからの信頼は厚いようである。
2005年3月『ウェークアップ!』終了後は司会業、インタビュアーの仕事が多い。また本業以外にボランティアで外国人に日本語を教えている。
趣味は「ひなたぼっこ」、「鼻煙壷鑑賞」と陶芸。
家族は亡父と母、兄3人の末娘。
結婚歴はなく独身。

主な出演作品
テレビ番組
ママとあそぼう!ピンポンパン(フジテレビ、1975年 - 1979年)
ズバリ!当てましょう(フジテレビ、1980年 - 1982年)
ざこば・鶴瓶らくごのご(朝日放送、1992年 - 1998年)
女と男 聞けば聞くほど…(TBS、1987年 - 1996年)
クイズ地球まるかじり→食キングクイズ!地球まるかじり(テレビ東京、1983年 - 1994年)
銭形平次(フジテレビ)第666話「やがて青空」 - 712話「娘金貸し繁盛記」(1979年 - 1980年) - お町 役
電子戦隊デンジマン(テレビ朝日、1980年)
北の国から(フジテレビ、1981年)第20話
暴れ九庵(関西テレビ、1984年)
パパはニュースキャスター(TBS、1987年)第5話
他人の関係(NHK、1989年)
ひとりでできるもん!(NHK教育)
ウェークアップ!(日本テレビ・読売テレビ、1995年 - 2005年)
オモシロ学問人生(NHK大阪放送局制作)
いい旅・夢気分(テレビ東京)母親とともに出演


今はどうしているのだろうと、ふと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タバコ狩り

2009年07月05日 | 本・雑誌・漫画
タバコ狩り (平凡社新書)
室井 尚
平凡社

このアイテムの詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
なぜここまでタバコは憎まれるのか。ありとあらゆるところが全面禁煙になりつつある。自明のことのように進むこの動きの背後には、“科学”をたてにしたWHOの強引な世論誘導がある。はたして、その“科学”は本当に正しいのか。二〇一〇年二月、タバコが日本から消える?「テロとの戦い」とも見紛うタバコ排除の力学を暴く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
室井 尚
1955年山形県生まれ。京都大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科博士後期課程修了。帝塚山学院大学講師を経て、横浜国立大学教育人間科学部・環境情報研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


タバコを吸わない僕にとって、隣で吸われると気分が悪くなる。テレビ業界にはタバコを吸う人が多い。ストレスからか・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

100回泣くこと

2009年07月05日 | 本・雑誌・漫画
100回泣くこと (小学館文庫)
中村 航
小学館

このアイテムの詳細を見る

内容紹介
10万部突破のロングセラー、待望の文庫化

交際3年、求婚済み、歳の差なし。ここが世界の頂点だと思っていた。こんな生活がずっと続くんだと思っていた――。精緻にしてキュート、清冽で伸びやか。野間文芸新人賞作家が放つ、深い喪失を描いた物語。

内容(「BOOK」データベースより)
実家で飼っていた愛犬・ブックが死にそうだ、という連絡を受けた僕は、彼女から「バイクで帰ってあげなよ」といわれる。ブックは、僕の2ストのバイクが吐き出すエンジン音が何より大好きだった。四年近く乗っていなかったバイク。彼女と一緒にキャブレターを分解し、そこで、僕は彼女に「結婚しよう」と告げる。彼女は、一年間(結婚の)練習をしよう、といってくれた。愛犬も一命を取り留めた。ブックの回復→バイク修理→プロポーズ。幸せの連続線はどこまでも続くんだ、と思っていた。ずっとずっと続くんだと思っていた―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中村 航
1969年岐阜県生まれ。02年、「リレキショ」で「文藝賞」を受賞しデビュー。「夏休み」が芥川賞候補に。「ぐるぐるまわるすべり台」で「野間文芸新人賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


最近はすぐ文庫本になり、絶版になる。困ったもんだ。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニッポン・カレー大全

2009年07月05日 | 料理・飲み物・食べ物
ニッポン・カレー大全
水野 仁輔
小学館

このアイテムの詳細を見る

品の説明
内容紹介
本書は、今や日本人の「国民食」として認知されているカレーを日本の食文化のひとつとしてとらえた画期的な本です。
「トレンド」「お店」「メディア」「商品」「コレクション」など多岐にわたって日本のカレーを彩ってきた「知ってる知ってる!」という身近なアイテムを50ピックアップ。それぞれに関わって来た人々の知られざるエピソードを交えながら日本のカレーの魅力を明らかにしていく。日本のカレー文化を変えたカレールウ、カツカレー・カレーパンの起源、「インド人もビックリ!」などのキャンペーン、福神漬けの不思議など内容は多彩です。また、貴重なカラー写真も多数収録。「国民食」カレーのパーマネントコレクションです。



日本人の心の味・・・カレーライス、大好きやなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

hi mi tsu ki chi ヒミツキチ

2009年07月05日 | 本・雑誌・漫画
hi mi tsu ki chi ヒミツキチ
西宮 大策
小学館

このアイテムの詳細を見る

内容紹介
東京近郊の少年少女たちは、今も、ナイショで「秘密基地」を作っていた。
新進気鋭の写真家・西宮大策が2年半の間、子供たちに聞いて回って、探しに探して歩き、ようやく辿り着いた、大切でナイショの場所。
「へんてこ」で、「たいしたことのない」、けれども「感動的な」正真正銘、本物の秘密基地。作家・川上弘美、ミュージシャン・甲本ヒロトが絶賛した奇蹟の写真集。



子供の頃、空き地を掘って秘密基地を作った記憶がある。楽しかったなぁ。今の子供達は自然に接し、自然と共に遊ぶ機会が減っているから可哀想だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮本常一が撮った昭和の情景 上巻

2009年07月05日 | 写真・カメラ
宮本常一が撮った昭和の情景 上巻
宮本常一
毎日新聞社

このアイテムの詳細を見る

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
宮本 常一
明治40年(1907)、山口県周防大島に生まれる。昭和4年、天王寺師範専攻課卒。昭和14年に大阪府取石小学校の教職を辞し上京、三田渋沢敬三邸内にあったアチック・ミューゼアム(後の日本常民文化研究所)に入る。昭和40年武蔵野美術大学教授。昭和56年(1981)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


やっぱり「昭和」って、いい時代だったと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥の横道

2009年07月05日 | 本・雑誌・漫画
奥の横道
宇野 亜喜良
幻戯書房

このアイテムの詳細を見る

内容(「BOOK」データベースより)
寺山修司、横尾忠則らとともにアヴァンギャルドの旗手として一時代を牽引した日本を代表するイラストレーターが、一週間をエッセイとイラストレーションで描き俳句で切り取る、画期的な試み。華麗なる交流、創造の源泉、多彩な趣味が溶け合う、“現在”と“記憶”の幸福な螺旋―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
宇野 亜喜良
1934年愛知県出身。横尾忠則、和田誠らと並び50年代から日本のイラストレーション界を牽引してきたイラストレーター/グラフィックデザイナー。日本デザインセンター、スタジオ・イルフイルを経てフリーとなり、独自の文化が花開いた60‐70年代、寺山修司や澁澤龍彦のアートワークなど、手掛けた作品により一躍時代のアイコンとなる。一連の作品群とともに幾度も再評価の波が押し寄せ、そのたびに、美しさと毒々しさをあわせもつAquiraxの世界に耽溺するファンが増殖。近年、コクーン歌舞伎の宣伝美術をはじめ舞台芸術での活躍も華々しい。99年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



楽しい本が出た。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ディレクターズカット ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間

2009年07月05日 | 映画・DVD・ビデオ
ディレクターズカット ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間 40周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

このアイテムの詳細を見る

内容紹介

ウッドストック40周年
ザ・フー、グレイトフル・デッド、ジミ・ヘンドリックス、ジョーン・バエズなど。
あのステージが40年の時を経て今、鮮烈に甦る!




未収録ライブ映像を含む初収録映像満載!

- 新たに権利をクリアされた未収録ライブ映像が初収録(約170分)
- ウッドストックの裏側を追ったドキュメンタリー(約120分)
- 監督マイケル・ウォドリーや、当時カメラマンのひとりとして参加していたマーティン・スコセッシのインタビュー(約30分)

【初収録ライブ一覧】

Canned Heat / 「I'm Her Man」、「Woodstock Boogie」、「On the Road Again」
Fish / 「Not so Sweet Martha Lor..」
Grateful Dead / 「Mama Tried」、「Tum On Your Lovelight」
Jefferson Airplane / 「3/5 of a Mile」、「Volunteers」
Jimi Hendrix / 「Spanish Castle Magic」
Joan Baez / 「One Day at a Time」
Joe Cocker / 「Something's Coming On」
Johnny Winter / 「Meantown Blues」
MacDonald / 「Flying High」
Mountain / 「Beside the Sea」、「Southbound Train」
Paul Butterfield / 「Moming Sunrise」
Revival / 「Born on the Bayou」、「Put a Spell on You」、「Keep on Chooglin'」
Santana / 「Evil Ways」
Sha Na Na / 「Teen Angel」
The Who / 「Sparks」、「We're Not Gonna Take It」、「My Generation」


公民権運動、女性権運動、環境保護運動、消費者運動、ベトナム反戦運動。1960年代、アメリカの何かが大きく変ろうとしていた。
そんな時、ドラマ“ウッドストック”はマイケル・ラングという小柄な男の夢から始まった。

彼のホラのような夢と不思議な運が時代と絡まって、3日間の泥にまみれたユートピアは現実となった。
成功、失敗、疑念、商売、さまざまな角度から捉えることの出来るイベントだが、ひとつだけはっきりしているのはこれが未曾有の出来事であり、そのきっかけは本当に時代が気分として持っていた夢の延長であったことだ。

そんな音楽史に残るウッドストックの40周年を記念して発売されるこのDVDは、リマスターバージョン仕様。偉大な詩人たちの魂の叫び、そして70年代カルチャーからの熱きメッセージ。ウッドストックライブ世代のみならず、ウッドストックを知らない世代、そして全ての音楽ファンに贈る1作。


内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ロックの伝説的祭典「ウッドストック」40周年を記念したDVDが登場。ジミ・ヘンドリックス、ザ・フー、グレイトフル・デッド、ジャニス・ジョプリンほか、豪華アーティストが出演する本編に加え、170分にも及ぶライブ映像やインタビューなどを収録。


伝説のライブ、ついにDVD化!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劒岳―点の記・・・という映画を観て来た。

2009年07月05日 | 映画・DVD・ビデオ
劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))
新田 次郎
文芸春秋

このアイテムの詳細を見る



新田次郎の原作を撮影監督の木村大作が初監督。映画館は満員に近く、「MW」と比べてやたら人が入っている。
確かに、撮影監督が撮っただけあり、映像は美しい。しかしながら、脚本が全くダメ。映画館では、上映が終了した時、拍手が起きたが、「何故?」と僕は思ってしまった。「人間ドラマ」が全然描けていない。感動のしどころが無い。動く写真集と思って観た方が良い。映画は「映画監督」に任せて置くべきだよ・・・木村大作さん。



木村 大作(きむら だいさく、1939年7月29日 - )は、日本の撮影技師、映画監督。東京都出身。「撮影者」を自称している。映画には監督は一人だけという認識から、撮影監督という名前は嫌っている。

自分の師匠は撮影助手として付いていた宮川一夫や斉藤孝雄ではなく黒澤明だとしており、その影響を強く受けたことを自認している。黒澤からも、そのピント合わせのうまさから一目置かれており、本人から「撮影助手で名前を憶えているのは大ちゃんくらいだ」と言われた事もあるという。黒澤は『用心棒』で犬が人の手首をくわえて歩いて来るカットをビデオで見るたびに、周りの人間に必ず「これ、ピント合わせてるの、大ちゃんだよ。うまいね」と言っていたというエピソードもある(特になんでもない場面のように見えるが、ピントの合う範囲が狭い望遠レンズを使用しているにも関わらず、カメラの方に向かって歩いて来る犬をぼけることなく完璧に撮影している。非常に高度な技能を持っていないと出来ない芸当であり、映画における名カットとして評価も高い)。

また黒澤は、木村が一本立ちして東宝を離れてからも、自分の現場でピント合わせで手こずるような事があると「木村大作を呼んで来い。こんなのあいつなら、一発だよ」と冗談交じりに言ったとも言う。『用心棒』で助手として付いていた宮川一夫からも「日本一のフォーカスマン(撮影助手)」と激賞されていることからもわかるように、ピント合わせにおいては、木村は超一流である。

特に東宝は、口径の大きなアナモフィクレンズ(シネマスコープに変換するレンズ)とスタンダードな(写真用35mmレンズと同等)口径のレンズを両手で自分の目でピン送りしていたので、熟達した技能者を必要としていた。特に対象が、キャメラに向かい(騎馬など)、キャメラがトロッコ等で対象に向かっている場合のそれをドンピシャに合わせられたのが木村だった。ただし当然ジャジャボケの時もあり、「泣きの大作」の所以でもあった。

ただし、木村を侮蔑に近い表現で批判した蓮實重彦のように、評価しない人もいる。

念願の初監督作品『劒岳 点の記』が完成し2009年公開に向け、現在PR活動のため全国行脚中。


経歴
東京都立蔵前工業高等学校卒後、1958年東宝撮影部カメラ助手として入社。 黒澤明監督の組に属する

1973年映画『野獣狩り』でカメラマンデビュー。
2003年秋に紫綬褒章を受章。

テレビ出演
一時期、テレビ出演を積極的に行ったことがある。

『平成日本のよふけ』への出演がきっかけで南原清隆との交流が始まり、『笑う犬の冒険』にてコントのキャラクターの素材とされ、本人もコントに出演することとなった。
しかし、ただコントに出演するだけではなく、木村のコーナーとも言える「ラスト・シーン」では本業のキャメラマンとして35ミリキャメラを回している。

そして『新春かくし芸大会』では2000年・2001年と審査員として出演し、過激なまでの毒舌批評で嵐を巻き起こした。2002年には演者としてアダルトチーム「おじさまメルヘンワールド2002・世界はひとつ!みんな仲良く!」に出演した。

木村の毒舌ぶりは業界内では知る人ぞ知る事柄であったが、一般視聴者の不評という結果となり、以降は地上波テレビのレギュラー出演は行っていない。ただし、衛星劇場では冠のトーク番組「木村大作の春夏秋冬」を持っていて、当時の映画産業や黒澤明をはじめとする映画人の裏話などを披露し、映画ファンや音楽家である大瀧詠一に好評を得ている。

また、地上波でも映画の宣伝などのインタビューには現在も出演しており、テレビ出演が一般認知度を上げるきっかけにはなった。

『情熱大陸』(TBS系)にも取り上げられ、2008年9月21日に放送された。


映画カメラマンとしての代表作

野獣狩り(1973年)
日本沈没(1973年)
青葉繁れる(1974年)
野獣死すべし 復讐のメカニック(1974年)
吶喊(1975年)
阿寒に果つ(1975年)
八甲田山(1977年)
姿三四郎(1977年)
聖職の碑(1978年)
ブルークリスマス(1978年)
復活の日(1980年)
駅 STATION(1981年)
海峡(1982年)
小説吉田学校(1983年)
居酒屋兆治(1984年)
魔の刻(1985年)
夜叉(1985年)
火宅の人(1986年)
夜汽車(1987年)
別れぬ理由(1987年)
花園の迷宮(1988年)
華の乱(1988年)
姐御(1988年)
あ・うん(1989年)
極道の妻たち三代目姐(1989年)
女帝春日局(1990年)
極道の妻たち 最後の戦い(1990年)
遺産相続(1990年)
新・極道の妻たち(1991年)
略奪愛(1991年)
天国の大罪(1992年)
新・極道の妻たち 覚悟しいや(1993年)
わが愛の譜 滝廉太郎物語(1993年)
新・極道の妻たち 惚れたら地獄(1994年)
極道の妻たち あかい絆(1995年)
日本一短い「母」への手紙(1995年)
霧の子午線(1996年)
極道の妻たち 危険な賭け(1996年)
わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語(1996年)
誘拐(1997年)
時雨の記(1998年)
おもちゃ(1999年)
鉄道員(ぽっぽや)(1999年)
ホタル(2001年)
陽はまた昇る(2002年)
赤い月(2004年)
単騎、千里を走る(日本パート撮影)(2006年)
憑神(2007年)
劒岳 点の記(2009年)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする