内容紹介
政界動乱の陰に「改造論」あり。
1973年5月、田中角栄「日本列島改造論」。その後“田中内閣”誕生(7月)
1993年6月、小沢一郎「日本改造計画」。その後“細川内閣”誕生(8月)
そして、この7月。「第三の列島改造論」が登場した――。
■地方から日本を変える! 政界・産業界で注目の2人が緊急対談!
「生キャラメル」「ホエー豚丼」などが大ヒットし、この6月~7月には銀座・原宿などに大胆な出店攻勢をかけている花畑牧場。すでに「タレントビジネス」を超えた牧場経営者・田中義剛氏と、宮崎県知事・東国原英夫氏は、芸能界で無二の盟友として知られますが、いまや経営者、政治家として注目の存在。官と民に分かれて、地方から大きな波を起こしている2人が、お互いの経験から「日本の現状」と「再生の道」を初めて真剣に語り合いました。
■「知事の乱」はなぜ起こったのか? 霞が関の官僚には、もうまかせられない。
中央官庁の「上から目線」と事なかれ主義。農家をスポイルし、国民の「食」をなおざりにする農政。2人が肌で感じてきた「この国の危うさ」を語り合い、「地方分権」「脱東京」「脱農協」「世襲の弊害」「新ビジネス創出法」など、様々なテーマに斬り込みます。東国原氏の今後の政治構想とは? ヒット連発の田中氏のブランド戦略とは?
■「当然、総理大臣も視野にある」。 地方分権、官民連携、農業を基幹産業に!
「地方分権」「道州制」が実現すると、政治も生活もこんなに変わる。「宮崎マンゴー生キャラメル」の開発でわかったこれからの「地域活性モデル」。破綻した夕張市に生まれた新たな雇用と観光資源。どうせやるなら「初当選、初入閣」そして首相の座も――。「挫折はオイシイ」「失敗を‘ネタ’にしよう!」と語る2人の新たな「列島改造」のロードマップと、ポジティブな提言が満載の、いま、必読の書です。
やるべきことは決まっている。問題は、誰がそれをやるかだ。本当の争点は[地方vs.中央]だ!
一体、日本はどこに向かっているのだろう・・・