サザンオールスターズ 「日本レコード大賞受賞」 ～ ＴＳＵＮＡＭＩ
『TSUNAMI』（ツナミ）は、サザンオールスターズの44作目のシングル。2000年1月26日発売。発売元はビクターTAISHITAレーベル。
解説
TBS系バラエティ番組『ウンナンのホントコ!』内『未来日記III』のテーマソングとして書き下ろし使用されたが、本作品はCDの名義上ノンタイアップであり、CDジャケットなどにも『未来日記』の文字は一切書かれていない。実はかねてから交流があり『ウンナンのホントコ!』の司会でもある内村光良に頼まれた桑田佳祐が「優香の写真集と引き換えに…」というウソのようなホントの裏話もある。ちなみに最初の放映時には曲のタイトルが決まっていなかった。
発売週のオリコンシングルチャートでは前作の累計売上の約7倍にもなる売上を1週間で記録し、発売当初デイリーランキングの1位を独走していたモーニング娘。の「恋のダンスサイト」をかわし、1996年の「愛の言霊 〜Spiritual Message」以来約3年9ヶ月ぶりの同チャート1位を僅差で獲得した。モーニング娘。の前作シングル「LOVEマシーン」は、累計160万枚の大ヒット作であり、当時は何誌ものスポーツ紙の記事で「恋のダンスサイトの初登場首位が確定した」と掲載されていた。だが発売前の問い合わせなどから大ヒットが見込めると判断したビクターは、実に初回出荷数の4倍もの80万枚の商品生産体制をとり、それが店頭に並べられた週末に逆転した。初動売り上げの差は約5万枚だった。60万枚を超えるレベルで複数のグループの初登場1位争いが繰り広げられたのはオリコン史上唯一の事である。
2000年末までに300万枚を売り上げた。オリコン調べでは、サザン史上最高のシングルセールスを記録したが、2005年6月25日に12cm化リマスタリング再発され売り上げを更に伸ばし、「だんご3兄弟」を抜いて歴代3位へ更新した。CDのシングル・J-POP楽曲としては歴代1位である。それまでサザンの代表曲といえば「いとしのエリー」であったのが、「TSUNAMI」の記録的大ヒットにより、「TSUNAMI」も代表曲と見なされるようになった。同年の12月31日には第42回日本レコード大賞を受賞し、桑田が「やっとひばりさん（美空ひばり）の背中が見えました」と語った。実は、このレコード大賞受賞に当たっては1998年のglobeの「wanna Be A Dreammaker」が受賞した際に「日本レコード大賞の出来レースぶりに不審の念を抱く」といった投書などが相次ぎ、レコード大賞側も賞の権威回復に向けた動きを見せており、1999年にはGLAYを「Winter,again」で受賞させ、2000年のサザンの時は「年越しライブの準備で出演は不可能」といわれながらも、賞の権威回復を求め、なんとかこの年はサザンに出演してもらわなければとTBS側が奮闘した経緯がある。結果的にライブリハーサルの途中に会場の横浜アリーナからTBSのスタジオに掛けつけレコード大賞に出演している。2001年には第73回選抜高等学校野球大会入場行進曲に選ばれている。
楽曲の変わったエピソードに読み方の同じ津浪(つなみ)駅がある可部線の廃止反対運動の一環で、「サザンオールスターズを呼んで地元を活性化させよう」というものがあったが実現せず、駅は2003年12月1日に廃止された。他には2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震で津波による被害が発生した直後の一時期、そのタイトルからか「TSUNAMI」の放送を自粛する放送局もあった。
CDの初回版は紙製スリーブケース付きで、パッケージのみマキシシングルサイズ。この初回盤は前作「イエローマン 〜星の王子様〜」の売り上げが思わしくなかったことから生産枚数がかなり少量のみ生産されたため、現在でも初回盤には稀少価値が高い。同時発売のアナログ盤は、赤い星型の変形レコードとなっている。星型の鋭角部分より内側に音楽データがプレスされている。
なお、この作品は現時点で最後の8cmシングルの200万枚越え作品でもある。
ＴＳＵＮＡＭＩが聴きたくなって来た。
『TSUNAMI』（ツナミ）は、サザンオールスターズの44作目のシングル。2000年1月26日発売。発売元はビクターTAISHITAレーベル。
解説
TBS系バラエティ番組『ウンナンのホントコ!』内『未来日記III』のテーマソングとして書き下ろし使用されたが、本作品はCDの名義上ノンタイアップであり、CDジャケットなどにも『未来日記』の文字は一切書かれていない。実はかねてから交流があり『ウンナンのホントコ!』の司会でもある内村光良に頼まれた桑田佳祐が「優香の写真集と引き換えに…」というウソのようなホントの裏話もある。ちなみに最初の放映時には曲のタイトルが決まっていなかった。
発売週のオリコンシングルチャートでは前作の累計売上の約7倍にもなる売上を1週間で記録し、発売当初デイリーランキングの1位を独走していたモーニング娘。の「恋のダンスサイト」をかわし、1996年の「愛の言霊 〜Spiritual Message」以来約3年9ヶ月ぶりの同チャート1位を僅差で獲得した。モーニング娘。の前作シングル「LOVEマシーン」は、累計160万枚の大ヒット作であり、当時は何誌ものスポーツ紙の記事で「恋のダンスサイトの初登場首位が確定した」と掲載されていた。だが発売前の問い合わせなどから大ヒットが見込めると判断したビクターは、実に初回出荷数の4倍もの80万枚の商品生産体制をとり、それが店頭に並べられた週末に逆転した。初動売り上げの差は約5万枚だった。60万枚を超えるレベルで複数のグループの初登場1位争いが繰り広げられたのはオリコン史上唯一の事である。
2000年末までに300万枚を売り上げた。オリコン調べでは、サザン史上最高のシングルセールスを記録したが、2005年6月25日に12cm化リマスタリング再発され売り上げを更に伸ばし、「だんご3兄弟」を抜いて歴代3位へ更新した。CDのシングル・J-POP楽曲としては歴代1位である。それまでサザンの代表曲といえば「いとしのエリー」であったのが、「TSUNAMI」の記録的大ヒットにより、「TSUNAMI」も代表曲と見なされるようになった。同年の12月31日には第42回日本レコード大賞を受賞し、桑田が「やっとひばりさん（美空ひばり）の背中が見えました」と語った。実は、このレコード大賞受賞に当たっては1998年のglobeの「wanna Be A Dreammaker」が受賞した際に「日本レコード大賞の出来レースぶりに不審の念を抱く」といった投書などが相次ぎ、レコード大賞側も賞の権威回復に向けた動きを見せており、1999年にはGLAYを「Winter,again」で受賞させ、2000年のサザンの時は「年越しライブの準備で出演は不可能」といわれながらも、賞の権威回復を求め、なんとかこの年はサザンに出演してもらわなければとTBS側が奮闘した経緯がある。結果的にライブリハーサルの途中に会場の横浜アリーナからTBSのスタジオに掛けつけレコード大賞に出演している。2001年には第73回選抜高等学校野球大会入場行進曲に選ばれている。
楽曲の変わったエピソードに読み方の同じ津浪(つなみ)駅がある可部線の廃止反対運動の一環で、「サザンオールスターズを呼んで地元を活性化させよう」というものがあったが実現せず、駅は2003年12月1日に廃止された。他には2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震で津波による被害が発生した直後の一時期、そのタイトルからか「TSUNAMI」の放送を自粛する放送局もあった。
CDの初回版は紙製スリーブケース付きで、パッケージのみマキシシングルサイズ。この初回盤は前作「イエローマン 〜星の王子様〜」の売り上げが思わしくなかったことから生産枚数がかなり少量のみ生産されたため、現在でも初回盤には稀少価値が高い。同時発売のアナログ盤は、赤い星型の変形レコードとなっている。星型の鋭角部分より内側に音楽データがプレスされている。
なお、この作品は現時点で最後の8cmシングルの200万枚越え作品でもある。
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ＴＳＵＮＡＭＩが聴きたくなって来た。
