岩盤を穿(うが)つ湯浅 誠文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
内容(「BOOK」データベースより)
お金がなければアウト、非正規だったら負け組、恋人ができなければ人間失格、マイホームにマイカーがなければ甲斐性なし、病気をすれば自己管理が不十分、老後の貯蓄がなければ人生のツケ。国が企業を守り、企業が男性正社員を守り、男性正社員が妻子を守る。そのルート以外の守られ方は、自堕落・怠惰・甘え・努力不足・負け犬…。いい加減にしてほしい。この「いい加減にしてほしい」に形を与えること、それが活動家の仕事だ。湯浅誠の活動全記録。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
湯浅 誠
1969年東京都生まれ。「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」事務局長、「反貧困ネットワーク」事務局長。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。1995年よりホームレス支援などにかかわる。『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』(岩波新書、2008年、大佛次郎論壇賞受賞)ほか、多数の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
こんな本がたくさん出版されて欲しい。