サマサマさん家のごはん Sama Sama Warung 

松戸は五香のアジアンダイニング”サマサマワルン” サマサマ家の日常を食べやすい一口サイズで・・

さかながあたしの人生をかえたの

2009年07月08日 | 日記・エッセイ・コラム

好きだとイワシてサヨリさん・・

はいこんにちは。サマサマシェフです。

ナンだこの不思議ちゃんみたいなタイトルは!

と思いますよね。

Photo

おもむろに魚(めばる)を調理していて、

ふと、よくメバルを釣りにいったなぁ思いました。

その釣り好き、魚好きが、料理人をめざす

きっかけの1つだったなぁと思いました。

あたくし、生まれは柏で育ちは広島。

豊四季団地で産湯をつかい

性は、サマサマ。名はシェフ。

・・・・・・・長いので割愛します。

はい、海辺そだちなんですね。

よく、釣りに行っておりました。

小学生なので、近くの防波堤でちっこい魚を

釣っておりました。しかし、港に帰ってくる釣り舟の

いけすには、大きいカレイやメバル、アジなどが

たくさん。くそう・・おれも船で釣りたいぜ・・

と思っていたら、近所の魚屋のおじちゃんが言ってくれました。

”乗っけてやろうか?”

キャ━━━(*´∀`*)━━━ !!!!!

天の女神かぁぁ・・  おじさんだけどね

もちろん乗っけてもらい、いざ釣りへ

その楽しさといったら、

当時の私にとってはディズニーランドと

ユニバーサルスタジオとはなやしき。

足して割る三といった感じ。

Photo_2

さっきのメバルです。メコン川風に調理した姿。

ライスペーパーでくるんで食べます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、少年サマサマシェフはその後、

おじさんにべったり。

仕事場にもつきまとい、小学校終わったら

魚屋へゴー。

店の作業を手伝うようになりました。

色々な魚の種類はもちろん

刺身へのおろし方や、魚のさばき方、

アナゴや太刀魚、おこぜなど

ちょっと厄介な魚のおろし方・・

沢山の事を教わりました。

日曜の朝は、俺に黙って船出しないかと

おじさんの車を見張ってました。

今で言うストーカーですね。”ガ―ン

でも、もちろん海にでること自体で

いろいろな事を教わります。(海から)

荒れた海、凪の海、冬の海、夏の海

時にはやさしく、時には何よりも恐ろしい顔を

するのが海です。

海でわがまま言おうものなら、

おじさんと海とダブルパンチが飛んできます。

・・・・・・・・・

まぁそんなこんなで、日常に包丁を持つことが

当たり前になり、調理する事がおもしろくなり

(だって、釣った魚を調理すると家族がとても

喜んでくれるんですもん)

大学入学で、東京にやってきて、普通の会社に

就職したけど、なんかしっくりこないのでした。

そして、料理の世界へ入っちゃったのですよ。

(まぁ大学四年間も、とある調理場に入り浸りみたい

な感じでしたが・・)

今はこうして、アジアンダイニングなんて店をやっちゃってるし

毎日、魚醤(ナンプラーやヌックマムなど魚の醤油)を

こねくりまわしてるし。

でも毎日楽しいのだ。

思えば、本当に魚好き、釣り好きから

始まったなぁと

そうそう、そのお世話になったおじさん。

とっても大好きでしたが、だいぶ前に

天国に逝かれました。

私がその地を離れてからなんですよね。

もう20年以上たつでしょうか・・

人間ひとりでは生きてないですね

どこかで、だれかが助けてくれているのですねぇ。

今日もサマサマに来てくれたお客さん・・

どうもありがとうございます。

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