先日、近くにある21世紀の森の隣にある
松戸市市立博物館にいってきました。
http://www.city.matsudo.chiba.jp/m_muse.html
参考画像も何もないですが、上のリンクでも
覘いてくださいな。
この博物館のウリはなんと、常盤平団地(昭和30年代着工?)が
完全フルモデルで再現されているところです。
当時の内装、調度品、はたまた掃除機やラジオなども
昔のやつで再現です。
あぁっ・・ほしい!!
心の中で叫びました。だって、だって、棚やテレビ、
お店に置きたいぐらいかっちょいいもの。
子供用のいすも、昔のバンビちゃんの絵なんですもの。
流れている昔の映像も、なんかレトロ爆発な
ボクシング中継。
ちゃんと、概観もリアルに再現です。
なんか暗い室内の中にあるので、
ウルトラセブンのセットのようです。
・・・・わかります?
ウルトラセブンって当時急速に進化していった
もの(テレビ、自動販売機、団地、工場など)
をチョッと皮肉っぽく使って
宇宙人がその隙に地球侵略みたいな
感じの作りでした。(特に初回のほう)
その中で、”あなたはだあれ”って感じの
タイトルの回がありました。
どんどん出来る団地、右も左も上も下も同じ家。
気をつけないと、隣の家に入っても
気がつかない。
そこに付け込む宇宙人
夜中にうちに宇宙人が団地ごと
地球人になりすまして、入れ替わり
目指せ地球のっとり状態。
たまたま、午前様の
酔っ払った旦那さん。
家の玄関を開けても妻から言われる
”あなたはだあれ?”
だってそこに居るのは妻ではなく
入れ替わって妻の顔した宇宙人。
旦那さん”どっひゃー”状態。
大量生産、大量消費、無個性に
なりつつある世の中を風刺したような
作りでした。
・・・・長話ですいません。
でも、私の中ではもう一度みたいドラマで五本の指に
入るウルトラセブン47話の”あなたはだあれ?”
機会があれば見てください。
そんなアンバランスな感覚を再現したかのような
団地の再現モデル。
階段や、ビィーってデッカイ音でなりそうな
白ボタンのドアチャイム。
昭和の人にはたまりません。
玄関には牛乳入れ。
当時にはマストアイテムです。
概観の横においてあるバイクがさらにグッド。
雨の火曜日にいったので
われわれしかいませんでした。
でも受付には美しい女性が二人も勤務。
展示物説明の女性がさらに3~4名待機。
さすが松戸市。太っ腹。
最初の展示物は石器時代
次の展示物は江戸時代。
最後のトリは常盤平団地。
斬新な時代の切り口。さすが松戸市。
でも行って損はしなかったですよ。
お近くの人は行ってみてもいいかもです。