陶器 筒物 2016年07月09日 05時45分07秒 | 古陶磁 今日は陶器の焼き物からです。筒物で湯呑にしては大きいもので用途はなんでしょう。寿司を食べる時の湯呑茶碗はこんなサイズですね。三段の竹の節を模したもので憎い造形です。土と釉薬の色合いが渋いものです。たぶん唐津を意識したもので三日月高台が見えます。土もざんぐりとしていますね。最後の写真の陶印がなければ唐津としてしまいそうな出来です。時代は幕末から明治で金沢近郊の鴬谷で焼かれたものです。この陶工は味のある焼き物を残していて結構好みです。