今はまさに金継ぎの季節です。
温度と湿度この両方が高い時期でないと漆が固まりません。
1年で金継ぎが出来る季節は限られています。
そういうわけで今回は趣味の金継ぎから一番簡単な漆止め
を紹介します。
画像の順番に作業を進めます。画像が作業風景なので
乱雑であまり綺麗ではありませんのでご承知おき下さい。
皿に乗っているのは生漆のチューブと
漆を塗るための筆です。
漆を薄める液(リグロイン)
とビニール製の手袋です。実は私は漆にかぶれて
しまいますので手袋は必需品です。
生漆を出して薄め液をかけたところです。
茶色いのが生漆です。
生漆をニューをなぞるように塗ります。
もちろん反対側の外側も同じく
塗ります。
初日の作業はこれで終了です。
私の場合は発砲スチロールの中に
タオルをひいて水をかけて水分を
留めます。木の部分はすのこの
小型です。蓋をして2日ほど今の
状態で放置します。
2日後取りだしたのがこの状態です。
完全に固まっています。
これを私の場合は1,000番程の
サウンドペーパーに水をつけて
漆を擦ります。
これで漆どめの完了です。
12時の方向です。これで叩いてもチンチンと音がします。
金継ぎの作業としては全体の5分の1ぐらいの作業です。
もっとも簡単な修理です。
蒸し風呂みたいなところへ保管しなければ
漆は固まらないのですか。この季節はそのムシムシした所が辛いのにそれをやる。恐れ入りました。怠け者の私には無理な仕事です。綺麗に仕上がりましたね。ナイスです。
有難うございます。
確かに今の季節は金継ぎにピッタリです。
昨日から今日も雨が降っていて、湿度と言い気温と言い
ベストですね。
金彩の部分が最後のペーパー仕上げでどうなるかと思っていたんですが、上手く出来ましたね。
Padaも直したい物が沢山ありますので、このタイミングを逃さないようにします。
ナイス!
筆先が震えて、ニュウから外れヨレヨレッとした線を器に書いたことが何度もあります ^^;
年に一度の作業になります。
根気はいりますが勢いで行ってしまいます。
まだまだ素人の域です。
ナイスありがとうございます。
して下さい。1000番で優しく扱ったつもりですが
どうでしょうか。まだまだだと思います。
ナイスありがとうございます。
まずは第一弾ということでお願いします。
いただければうれしいです。手先は器用とまではいきません。
頑張ってみます。
匂いを嗅いで育ちました。親父の匂いがこんな匂いでした。
ナイスありがとうございます。
買わなくても良い物まで手がでてしまいます。
キズ物買いに反省してしまいます。
ナイスありがとうございます。
10日間ほど通いました。その時の講師は地元の
美大の漆芸科の大学院生でした。かれこれ10年
ほど前になります。
カシューの匂いは父親が戸大工だったので作業場
に行くとカシューの匂いがしていました。
だったら自分でできますものね。
私はまだサンドペーパーで修正したことがありません。
勉強になりました!
あります。例えばoffの時の漆の仕舞い方などです。
私の場合は冷蔵庫に入れて保管しています。
分からない事があれば質問いただければ分かる範囲で
お答え致します。
キズはある程度見立たなくすることはできます。
キズものでも好みにものは直してあげたくなります。
本漆に比べ持ちは圧倒的に悪いと思います。
ま、取りあえず「金直し、らしきもの?」ということでエエ加減な事していました。
話は少し変わりますが、
根付作家の人から聞いた話ですが作品を漆仕上げにしたところ、当初、手袋を嵌めていなかったためトイレに行って、その後エライ目にあったそうです。
私も教室に通って基本的なことを教わってからは
自己流でやっています。
そういえば漆の作業をしているとかぶれの心配が
つきもので私もトイレでヒヤッとしたことがありますよ。(笑)