値切り交渉スタート～103万の壁

やっぱりネ"(-""-)"

『与党の課税最低ライン123万円案、国民民主拒否』というニュースがやっぱり出ました。
記事によると（要約）、

自・公両党が、所得税がかかる最低年収を103万円から123万円に引き上げる案を国民民主党に示した。
与党は、大半の納税者が対象になる「基礎控除（48万円）」と、
会社員の経費にあたる「給与所得控除（55万円）」を、
10万円ずつ引き上げる案を示した。
自民税制調査会長は、

ここ30年間で生活必需品の物価がおおむね2割上がった

ことを念頭に決めたと説明。
来年1月の所得から適用し、年末調整で減税分を還付することも提案。

これに対し、国民民主の税調会長は、

（ゴルフに例えると）グリーンも全然見えないような距離しか飛んでない

と、与党案を拒否した。

3党は週明け再び協議する。
税制に詳しい大和総研主任研究員は、

（今回の与党案では減収5千億円程度、）物価上昇への対応としては、妥当な提案だ

とみる。

とのこと。

大和総研まで味方に付けて
さっそく値切ってきましたネ。
値段交渉の常套でしょう、おそらく与党の限界は
123万と178万の中間点150万前後ってところかな。
それを越えたら負け、下回ったら勝ちと考えていそう・・・

ちょっと看過できないのは、
基礎控除だけを引き上げるのではないことかな。
それでは、年金生活者への恩恵も半分になってしまいます。

▼引き上げ額
▼引き上げの配分

の2方向を攻めなければいけなくなり、
国民の加勢がなければ、厳しいかな・・・

大手メディアの世論形勢が、先の兵庫県選挙で
地に落ちてますから、
期待するのはネットによる世論形勢かな。
あの人、動いてくれないかなぁ_(_^_)_