週末は主人と私の実家に帰省してきました。主人の実家に帰省中にちょっと出かけた場所の一つに、小野田市の南端にある岬こと本山岬という岬があります。その本山岬は公園となっており、かつては遠足でも行けるような開けた場所だったのですが、あまり人が来なくなったのか岬へと向かう道は草がぼうぼうと生えていました。
しかしその草をかき分けながら道を歩んでいくとそこは砂浜と海が見えてきました。トンネルを抜けるとそこは雪国に近いものが・・・。天候がちょっとよくなかったのですっきりした景観ではないのですが興味深い眺めです。向こう側にある岬のトンネルみたいな穴が妙に気になります。
トンネルのある岬方面に少し近づいてみると・・・美しい地層が見えます。この地層は礫岩層で、トンネルも含めこれらの地層は海水の浸食によってつくられました。
もっと近づいてみました。古代遺跡のように見えます。とても自然の力だけによるものには思えないです。
反対側を見て見たら、瀬戸内海が広がっていました。そこそこの波があったようです。
しばらく散策した後、ふたたび茂みの中をとおって戻りました。その道中なんとこんなお方に出会いました!甲幅4cm、体長10cmぐらいで鮮やかな色をしていました。しかも仲間達にもたくさん出会いびっくりするやら・・・。みなさん本当に逃げ足が速く、きちんと撮れた写真はこの方のみでした。
無事に茂みから脱出し、この本山岬に近い駅へと向かいました。JR西日本小野田支線の終点こと長門本山駅という無人駅です。長門とありますが山口県北部の長門市からは北と南でかなり離れています。現在は朝晩ごく少ない発着しかありませんが、2002年までは22時まで列車が設定されていたそうです。
この線路の止まり方がいかにも終点らしさを表しています。都会ではまず見ることのできない貴重な風景です。
最後に、長門本山駅周辺に咲いていた花です。
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