ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

リハビリに行く

2017-04-06 03:30:25 | 健康・病気
整形外科に予約していたので、行く。

二年近く前から、長く歩いた後など右足が痛むようになり、膝も痛むので、医者にかかったところ「変形性膝関節症」になっていることが判明。

それで、週一回、リハビリに通うことになった訳だけど、リハビリルームにはたくさんの人が……でも、ほとんどは六十代後半~七十代の方かな? という感じで私でさえ一番若いくらいみたい。 膝にレーザーをあてたり、電気治療をしたり――でも、理学療法士の方がやってくれる、足を伸ばしたり、刺激してもらったりするリハビリがとっても気持ちいい!

でも、プラスチックのかごにバッグを入れて、あちらの台からこちらへ移動なんて、やっていると、すっかりシニアになった気分だな。介護施設も兼ねている整形外科では、入所している方の姿もちらほら見える。三十代初めのころ、祖父の身の回りのものを持って、老人ホームへ通院していたことも思い出され、あの頃は「まったく、自分とはかかわりのない世界」という感じだったのに、今では「自分も、いずれこうなるのだろうな」という感慨が……。

いずれ年を取り、体の自由もそうきかなくなるということが、身にしみて感じられる年齢になったのでありましょう――もともと体がスゴーク固いたちで、ヨガもストレッチもしたことがないくらいなのだけど、お風呂上りに、簡単な体操をしなくてはいけないことになりました。 気長に頑張るべし。
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ぐったり・・・

2016-06-15 08:38:07 | 健康・病気
何だか、頭痛いし、疲れやすい。食欲もない――床の上に寝転がって、ぐったりしている日々が続く。自分で言うのも何だけれど、浜に打ち上げられたワカメか何かみたい。

月一回、通院しているクリニックで、以上のことを言うと、「季節の変わり目ですからねえ」とのお言葉。
季節の変わり目に、気圧が下がる。すると、全身の血管が広がり、神経に作用するのだそう。頭痛、腰痛、めまい、しびれなどの症状があらわれやすく、対策は目まい止めを飲むのがよろしい、とのこと。

そして、気圧の変化を感じ取るのは、「耳」から。耳から全身に伝わるのですね。

月末にも、スケジュールがあるので、今のうちに、休んでおこうと思ってます。
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ピラミッドのおうち

2015-06-13 21:43:40 | 健康・病気
新聞や雑誌といったメディアに接して、感じるのは若さや健康を保つサプリメントや、健康食品が山のようにあるということです。現代のような、超高齢社会では、90歳を過ぎる年齢の人も珍しくなくなり、人々の願いは、いかに元気で長く人生をエンジョイできるか、ということにしぼられてきているのですね。 古代から権力や富を得た人が、次に求めたのは不老長寿。そうした需要があってこそ、中世の時代、あれほど錬金術への熱狂が見られ、有力者たちは、後援を惜しまなかったのだとか。

何だか、昔も今も、人がお金を出す動機は、同じなのかも?
でも、そうしたサプリメントの広告を見て、ふと思いついたのは、アンチエイジングを目指すなら、「ピラミッド」の家に住めば良いのでは、ということ。

御存知の人も多いと思うのですが、世に知られた「ピラミッドパワー」というものは、科学的な理由は不明ながら、ずっと伝えられてきたものです。早い話、ピラミッド形の空間に置いた食品は、腐敗・劣化するスピードが格段に遅くなり、食べ物は新鮮な状態をキープできるのです。 昔、子供だった頃、スーパーで、三角形の紙パックに入った牛乳やコーヒー牛乳を売っていたことを思い出しますが、これもピラミッドパワーを応用したものだったのでしょうね。

聞いた話ですが、錆びたカミソリも、ピラミッドの中に入れると、ピカピカになるのだそう。

そこでです。私達も、ピラミッドのおうちに住むべきなのでは? 現代人が住む住居は、四角い箱のような建物ばかりですが、これが三角形の空間だとしたら、面白そう! ひょっとしたら、部屋の形も、三角形とか奇妙な幾何学形になるのかもしれないけれど、そこで暮らせば、老化はゆっくりとしか進まないはず。 錆びたカミソリが元の切れ味を取り戻すということは、私達の体を錆びさせるという活性酸素もノックアウトしてくれるかもしれません。

古代エジプトの王様たちも、ピラミッドのお墓の中に眠っていて、数千年前の肉体をそのまましっかりと保存していますしね(ちょっと、意味がぜんぜん違いますよ)
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ぐっすり眠りたいです

2014-12-20 19:39:32 | 健康・病気
ここ一カ月あまり、睡眠障害です。普通に寝ていても、夜中に2時や3時に目が覚め、そのまま明け方まで眠れない。それから、また1時間ほどうとうとするという感じ。

若い(19歳の時が最初)頃から、時々不眠になる時期があったのだけれど、40歳を過ぎてからは、年に3~4回くらい不眠症の時期が来るようになってしまいました。それで、今回も「またか…」という気分だったのですが、ちょっと長すぎる。眠れなくて、疲れるなあ…。頭痛いし、ボーッとするし…。

お医者さんに言ったところ、原因は「加齢」ではなく、ストレスだそうです。それで、薬ももらったのですが、やっぱり夜中に目が覚めてしまいます。 やれやれ・・・。

気持ちの良い睡眠こそ、毎日のエネルギーの素。 それを目指して、大好きなコーヒーを一日何杯も飲んでいたのをやめようか思案中です。(夕食後は、白湯だけにしたけど、効果なし)
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蚕の秘密

2014-12-06 19:43:49 | 健康・病気
昨日、何の気なしに、パラパラと雑誌をめくっていたら、面白いことが載っていた。何と、蚕の幼虫を粉にしたサプリメントが売られているそう。 蚕というと、あの「お蚕様」。白くて太った虫が、桑の葉の上をもぞもぞと動くのを見た覚えのある人は多いはず。

私も、幼き頃友達のお母さんが、菓子箱を開けたと思ったら、そこに何匹もの蚕と桑の葉が鎮座していて、びっくらこいた覚えがある。 あのむっちりとした、触ると気持ち悪いながら、魅力ある弾力を持っていた虫--あれをすりつぶして飲用する人がいるというのか! 考えただけで寒気がしたのだけど、「これを飲んで、体調が良くなった」とにこにこ顔で体験談を語る人が何人もいるのだ。 そして、蚕の幼虫を粉末にしたものは、れっきとした漢方薬にもあるのだとか――う~ん、凄いですね。

蚕といえば、美しい絹を生み出す貴重な虫。だからこそ、「お蚕様」と民間の間でも尊称で呼ばれてきたのだが、彼らのたどる運命はあまりにも悲しい。 桑の葉を食べて育った蚕はやがてさなぎとなり、白い繭に包まれるのだが、この繭こそ絹の元――白い繭はぐらぐら煮立つ湯にくべられ、中のさなぎは死んでしまう。

さなぎが成虫になるのを待って、空となった繭を使えば良いのに、と子供心にも考えたのだが、成虫が食い破って出てきた繭は糸にしても、あちこちがぷつぷつと切れた短い糸にしかならないのだとか。もちろん、このままでも絹にはなるのだが、そうやって作った絹糸は価値もぐんと下がるのだという。

シルクロードという言葉が示す通り、絹は中国の誇る極上品だった歴史を持つ。そして、蚕が人間に飼われるようになって、五千年もの時が立つのだが、それは彼らを野生では生きられなくしてしまった。幼虫は自然の桑の木の葉に載せても、滑り落ちるし、成虫は、飛ぶには羽が短すぎる--人間が作った巣箱の中でしか生をまっとうできない生物--なんて哀しいのだろう。

そして、これも驚いたのだが、蚕はその糞も貴重な成分なのだそう。これも漢方薬になるし、桑の葉しか食べない蚕の糞は、ある意味とても綺麗(?)。 緑色素の一種として、グリーンガムや抹茶アイスにも使われるって。 蚕って、何から何まで、人間の役に立つ宝のような生き物だったのだ--本当に「お蚕様」と敬意をこめて、その命を大切に使わせていただかなければならないだろう。  ただ、今まで大好きだった抹茶アイスに、「糞」が入っているらしいというのは、ちょっと複雑ではありますが。
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くるみ物語

2014-04-23 16:46:28 | 健康・病気

昨日のTV「みんなの家庭の医学」で見たのだけれど、くるみには凄いパワーがあるそう。

この木の実を食べると、血管が若返り、動脈硬化予防になるそう。悪玉コレステロールを下げるなどいいことずくめ。 私より少し年上の44歳女性が、物ごころつく頃から、ずーっとくるみを食べ続け、血管年齢はなんと二十歳! 

そして、このくるみも一日7個がベストの摂取量であるのだそう。 ただ、ボリュームがありすぎて、そのまま食べるのはきつい。そこでお料理研究家の先生がくるみ料理のレシピを、披露してくださっています。 これを一週間試し続けた、メタボ気味の男性は、血管年齢が十歳近くも若返っているという、結果に! う~ん、くるみ、恐るべし・・・。

これはいいこと聞いたとばかりに、今日デパートに行く用があったので、ナッツ売り場に駆けつけたところ、くるみの棚がすでにカラ(殻ではありません。空です)。

売り場の女の子に聞くと、「今日は、くるみがどんどん売れちゃって、ないんです~」なのだそう。 う~む、皆さん、健康番組をチェックしてらっしゃるのですね。スゴイ・・・。 でも、毎日が平和に過ごせるのも、食事が美味しいのも、綺麗なものを見て、素直に感動できるのも、自分の意のままに動いてくれる体があってこそ。 養生とは、自分をいたわり、人をいたわることにつながっていくのだと思います。

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香りって、凄いんだ

2014-02-25 21:03:49 | 健康・病気

TVで放映していたのだけど、認知症の治療にアロマセラピーが有効であるのだそう。

脳の中で記憶をつかさどるのは、海馬と呼ばれる部分。ここに直結している嗅神経は脳の中で最初にダメージが来る部分。しかし、この嗅神経は、他の神経と比べて再生能力に富んでおり、ここを刺激すると、脳を若返らせることができるのだとか。

「本当?」と思うけれど、高齢者の方の多い地域で、実験したところ、認知症予備軍の方たちが、正常に回復したというデータが示されている。 この療法を試された教授によると、日中はローズマリーとレモンのアロマオイル、夜は枕元に、ラベンダーとオレンジのオイルが最適な香り。

ローズマリーは集中力を高め、レモンは高揚感を高める。そして、ラベンダーには、安眠効果があるそうだけど、考えてみれば、香りと記憶には、プルーストの「失われた時を求めて」以来、深い関係があったのだった。 マドレーヌの香りをかいで、はるかな幼年期を思い出す主人公の姿・・・。

認知症治療とは、方向性が違うけれど、わたしもアロマセラピーを試してみようかと思ってマス。 時々、眠れないことがあるので、ラベンダーの芳香を味わうのも良いかと・・・。 古代エジプトの時代から、人々に愛され、信頼されてきたアロマセラピー--その世界は奥深いものですね。(以前、アロマセラピーに凝っていた頃、オイルがきつすぎて、目にしみたこともあるんだけど)

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心と体

2013-07-06 08:57:23 | 健康・病気

一年に何度かは、体調を崩します。体調の悪い期間はしばらく続くので、その間は憂鬱な気分です。体が重い感じが続くな、と思ったら、体調が悪くなる兆し・・・当分はよく寝て疲れをとるように心がけたり、むやみな外出はひかえるなどして、この時期を乗り切るしかありません。

そうやって、だんだん自分でもわかったのは、心と体が深い相関関係にあること。体の具合が良くないと、心も沈みがちになり、いらいらして人にあたったりします。表情も暗くなりがちなので、この時はほんと自分が嫌になります。

だから、毎日できるだけ元気でいいられるよう、今まで手にとることのなかった健康本の一種(?)である五木寛之さんの「できるだけ、医者にいかない生き方」を参考にすることに。最初は、「なんだか、勝手なこといってるなあ」とい思ったのですが、とてもいいことが書いてあります。

皆さんは、どんな風に毎日の心身のケアをされていますか?

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養生っていいね

2013-06-01 20:43:56 | 健康・病気

 ちまたには、健康に関する本があふれかえってる。タレント本や漫画、小説なんかより、売れ行きがいいらしく、ベストセラーリストにのってることもしばしば。 それは、健康は誰しもにとっても、大きな関心事だから無理もないいんだろうけれど、問題なのは、それぞれ言ってることがてんでばらばらだということ。早い話、昔はコーヒーは胃に悪いといわれていたのに、今では健康にいいかと言ってもてはやされている。森林浴がいいと言って、きれいな空気を吸うことがはやった後、老化の原因は酸素がもたらす酸化だとわかったり・・・。どーして、そんなに定説がころころ変わるの? 
 早い話、サプリメントや健康食品が本当に効果があるのかは、誰にもわからない。有名人がサプリメントの広告に出て、「これがあるから元気」なんて言ってるかと思えば、専門知識のある人は、「人間の体は、食べ物以外の人工的なサプリメントは吸収しないようにできている」と言ったりしているのだから。
 

 この間、五木寛之の本を読んでいたら、なるほどと目からうろこが落ちることが色々書いてあった。 西洋医学の世界では、患者に渡された薬はみな同じ量である。 肥満の巨漢である男性と痩せた女性が、同じ量の薬なんて考えればおかしいし、お風呂の温度は41度が適切といわれたって、体が若い人に比べて冷たくなっているお年寄りの人では、42度くらいないと体が温まらないだろう、と。 大体、人間は一人一人違うし、一人の人に合うからといって、別の人にとっても合うとは限らない。 健康に留意し、早寝早起きし、野菜中心の生活したって、長生きできない人だっているし、破滅型の生活したって長命の人だっている。 これにはびっくりしたのだけれど、五木寛之によれば、毎日ケーキが食事でも元気な女性だっているのだそう。
 ただ、自分の体をいたわり、体が語りかけている言葉を聞きとろうとすること、そして自分にとって心地良いと思えることを毎日実践すること(ただ、しんどくなくて、楽しんでやれること)--それが、養生なのだそうだ。
私も、子供の頃からそう丈夫といえるほどではなかったけれど、こんなことを聞いたらすごくリラックスできた。自分の体を守るのは、自分しかいないーー本当にそうだと思う。

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