二年近く前から、長く歩いた後など右足が痛むようになり、膝も痛むので、医者にかかったところ「変形性膝関節症」になっていることが判明。
それで、週一回、リハビリに通うことになった訳だけど、リハビリルームにはたくさんの人が……でも、ほとんどは六十代後半~七十代の方かな? という感じで私でさえ一番若いくらいみたい。 膝にレーザーをあてたり、電気治療をしたり――でも、理学療法士の方がやってくれる、足を伸ばしたり、刺激してもらったりするリハビリがとっても気持ちいい!
でも、プラスチックのかごにバッグを入れて、あちらの台からこちらへ移動なんて、やっていると、すっかりシニアになった気分だな。介護施設も兼ねている整形外科では、入所している方の姿もちらほら見える。三十代初めのころ、祖父の身の回りのものを持って、老人ホームへ通院していたことも思い出され、あの頃は「まったく、自分とはかかわりのない世界」という感じだったのに、今では「自分も、いずれこうなるのだろうな」という感慨が……。
いずれ年を取り、体の自由もそうきかなくなるということが、身にしみて感じられる年齢になったのでありましょう――もともと体がスゴーク固いたちで、ヨガもストレッチもしたことがないくらいなのだけど、お風呂上りに、簡単な体操をしなくてはいけないことになりました。 気長に頑張るべし。