忙しくて、ずっとブログが更新できないままだった。
上の写真は、ノエルハーブガーデンで、今開花中の石斛。
しかし、何とリース状になっているのだ。毎年、石斛のシーズンとなると、庭のあちこちにある石斛を来客の方に見せていたのだけれど、
何十年といううちでも、こんな風に見事に花輪状になっているのは、初めて。造化の妙をいうべきか?
記念に、この写真をもとに、ポストカードを何枚も作ってみた。 石斛のリースを見ると、何かいいことがあるそうな気持になってくるから不思議。
忙しくて、ずっとブログが更新できないままだった。
上の写真は、ノエルハーブガーデンで、今開花中の石斛。
しかし、何とリース状になっているのだ。毎年、石斛のシーズンとなると、庭のあちこちにある石斛を来客の方に見せていたのだけれど、
何十年といううちでも、こんな風に見事に花輪状になっているのは、初めて。造化の妙をいうべきか?
記念に、この写真をもとに、ポストカードを何枚も作ってみた。 石斛のリースを見ると、何かいいことがあるそうな気持になってくるから不思議。
ずっと、ブログを更新していませんでした。
上の写真は、ハーブガーデンに咲いている利休梅の花を、座敷に飾ってみたもの――この気品が好きです。
コロナで、ずっと県外に出ることもなく過ごしており、「ちょっと退屈だなあ~」と思っていたところ、TVで耳寄りなことが!
以前も見かけて、びっくりしたペルーの三本指のミイラが再び、画面に写っているではありませぬか!
これが、噂の洞窟で発見された、「三本指のミイラ」。手の指は、通常の5本ではなく、3本しかないし、腹の中にはなんと三つの卵を抱えていたことが、X線で明らかになったとされている、いわくつきのミイラ。
おまけに、詳細に調べたところ、体の組成も人類とは違い、別の惑星から来たエイリアンではないかと囁かれているそう――しかし、上の写真を見ても、ミイラというより、石膏の作りもんにしか思えないんですけど。
角度を変えてみても、なんかねえ~。昔、流行った「神々の指紋」と同じくらい、嘘っぽいわ。
しかし、ペルーの名だたる学者も、「これは、どうみても人間ではない」と明言しており、ミイラにかかわった人たちが、政府から命を狙われたりするなど、事は事実らしい。真実は、小説よりも奇なりって、こういうことなのか……。
三本指のミイラは、八百年ほど前のものらしく、その頃は、ペルーでもインカ文明が栄えていた頃。残された壁画や織物にも、三本指の人物が描かれているという。当時は、ひょっとしたら、南米の文明は、異星人がもたらしたもの!? だから、車輪のない文明とか、気味の悪いエメラルドの仮面とかが、残っているわけ? そう聞くと、南米の文明の気味悪さ、謎めいた歴史が納得できてしまいそうな私です。
昨年は、人類が初めて宇宙旅行をしたりと、宇宙時代が開けた年。
しかし、エイリアンとの遭遇が、はるか昔にあったとしたら、スペーストリップなどより、ずっと面白い物語ではありませぬか。
終日、雨。昨日は蒸し暑いくらいだったのに、打って変わって肌寒い。キッチンで、ホットココアを作った後、衛星放送で、1939年の映画「嵐が丘」を観る。
いうまでもなく、ローレンス・オリビエがヒースクリフを演じた名画。
キャシーを演じるのは、マール・オベロン。まあ、百年以上も前の1911年生まれの女優だし、これ以外、代表作ともいえるものはなかった人なので、今ではほとんど忘れられていますが、実は、この人は、オードリー・ヘプバーンの最後のパートナーだったロバート。・ウォルターズの夫人だった人(当時は、ひどい差別の対象だった、英印のハーフで、オベロン自身は、生涯隠し通したそう)。オベロンと死別した後、オードリーと出会ったわけですね。
しか~し。このマール・オベロンという人、四角い顔で、さして美人とも思えず。それに、つんけんとして、無表情なのが、野生的で情熱的な美女、キャシーには似合っていないです――これこそ、当時、オリビエ夫人であったヴィヴィアン・リーなら、どんぴしゃりのはまり役であったと思うのですが。おまけに、キャシーとエドガーの妹であるイザベルの着ているドレスが、何だか安物くさく、てらてら光っているのが気になる。
エドガーたちの屋敷も、田舎貴族の住まいという感じ。
やっぱり、イギリスの片田舎だからかしら?
そんなことを、心の中でつぶやきながら、遠い昔の映画である、本作品を見ていた私。 三年近く前、イギリスを訪れた時、ヨークシャーで作者エミリー・ブロンテが暮らした牧師館を見たなあと思い出したのですが、この作品でもキャシーが死に際に、欲しがるヒースの花束。現地で見られなかったのが、残念であります。
原作は、ヒースクリフとキャシーのみならず、彼らの次の世代にまでわたる、一代長編なのですが、この映画版ではかなり縮めている印象。おまけにオベロン版キャシーは、言ってることがくるくる変わり、「これじゃ、ヒースクリフならずとも混乱してしまうよ」と悪役であるはずのヒースクリフに同情してしまったほど。
彼女とヒースクリフの荒野を吹き荒れる嵐のごとき、激しい恋を描いた物語であるはずなのですが、マール・オベロンが適役とはいえないうえ、心模様が、あちこちと入り乱れる。見ている方も混乱してしまい、あんまり感情移入できないヒロインですね。
オリビエも、ここではさほど、迫力ある演技は見せていません。消化不良だ、と思いつつラストまで見ていた私。そこで、面白いことに気づきました。
ベッドに横たわったマール・オベロンの顔が、オードリー・ヘプバーンに似ているのです。少し、オリエンタルな雰囲気とか。四角い顔で、歯並びの悪さなども、オードリーそっくり。最後のキャスティングで、監督が「ローマの休日」を撮ったウィリアム・ワイラーだということを知った時は、思わず、因縁ってあるものだなあ~!と叫びそうになってしまいました。
洒脱な作品を得意としたワイラーらしく、原作の物の怪じみた、荒涼としたムードは出し切れなかったようですが……。