ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

要約筆記

2016-09-20 22:09:42 | 児童文学
松ぼっくり」の9月の例会があり、行ってきました。
実は、今日は私にとっても人生ではじめての試み。  なんと、「要約筆記クラブ」というところに依頼して、要約筆記者の方についてもらうことにしたのです。

これまで、一対一の会話はOKとしても、多人数での集まりでは、会話を聞こえないものとしてスルーしていた私。大事なことだけ隣席の人に筆談で書いてもらい、場の「雰囲気」を感じることに徹していたのでけど…。しかし、今度東京で、大掛かりな合評会に参加することとなり、要約筆記の人についてもらった方がいいとアドバイスされたのです。

例会の間じゅう、隣の筆記者(ノートテイカーというのだそうです)の書かれた文章に目を通していくのですが、次々と書かれる言葉、文章――う~ん、こんなにびっしり書かれるなんてやっぱり一人ではなく、二人の筆記者がつくはずですね。  それにしても、人が集まると、あんなに多くの言葉が飛び交ってるなんて知らなかった……。


目からうろこの体験でした。 でも、世の中にはこんなことをサポートしてくださる人たちもいたのですね。 これだと、講演会も行けそうでうれしいです!
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京都にて

2016-09-20 21:52:26 | ある日の日記
カリグラファーズ・ギルド展の会場当番があるので、先週京都へ行ってきた。

受付の席に座って、来てくださった方に記名帳に名前を書いてもらったり、ブックマークを配ったり。

京都在住の叔母が、見にきてくれて、当番が終わった後、「鳩居堂」に連れていってもらう。案内したい、と言われていたのだけど、「鳩居堂ねえ……和の文具といえば聞こえは良いけど年配向けって感じ」と内心思っていた私。

ところが! イメージが違ったのでありました。  寺町にあるお店は、歴史を感じさせるどっしりとした町屋風の建物で、中は文具好きの私にはたまらない空間。
匂い袋とか、シルクスクリーンの絵葉書とかはもちろんあったけれど、ポチ袋もクリスマス柄やニワトリの絵がポップに描かれてキュート!

 この外に買った手摺りの絵葉書は赤い傘をさした犬のイラストが可愛かったの。
     

  帰宅して、こんな風に飾ったよ。

   
これは、照明の灯った室内で撮ったため色が悪いけど、綺麗な赤の和紙の表紙に、黒い水車と木に囲まれた家の絵がすてきなノート。


店を出たら、もう暗くなりかけていて、京都駅の中のお店で、叔母に夕食をおごってもらう。
香港とか台湾を思わせるアジアモダンなインテリアの店の名は、「接方来」。(せっぽうらい)
京やさい料理の店だというのだけど、スゴ~ク美味しい!  こんなにおいしいごはんを食べたのは、久しぶりだなあ。 今、思い出しても生つばがわいてきそう!

叔母と楽しく、話した後、夜の新幹線に乗って帰宅。
    
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伝言板 カリグラファーズ・ギルド作品展

2016-09-13 23:04:23 | カリグラフィー+写本装飾
DMをスキャナーしようとしたのですが、操作がうまくいきません

それで、文章のみのご案内とさせて頂きます。

        第7回カリグラファーズ・ギルド作品展  関西展
     2016年9月13日(火)~9月18日(日)  10時~18時(最終日は15時まで)

      京都文化博物館ミュージアムギャラリー5階
  

 という日程で、カリグラフィーの展覧会が行われます(先に、東京展がありました)

 会場では、ギルド会員によるデモストレーションが日替わりで行われ、ステキなデザインのギルドオリジナルグッズも販売しています。
 そして、もちろん、手作りのカリグラフィーカードも!


  カリグラフィーにご興味のある方、どうぞ足をお運び下さい。 手をかけた西洋書道の世界が300点近くも並ぶ、二年に一度の大博覧会(?)です。



 P.S 15日の午後は、私も受付で当番。 カリグラフィー作品をあれこれ見るのが、とても楽しみです!    
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夢見る夢子さんの今

2016-09-07 22:05:33 | ある日の日記

ただいま、ズゴーク落ち込んでいる気分です。  わたしって、どうしようもない人間だなあ、と思えてしかたないのです。

今まで、ふらふら生きてきて、何にも身につけてない……。

子供の頃は、古代エジプト考古学者になりたい、という遠大(ホント!)な夢があったし、映画評論家(耳のこともあって、日本映画はほとんど観ていません。だから、洋画専門というカギカッコつきですけど)になりたい、と憧れていたことも。
映画評論家になったら、試写室で一足早く映画が見られるし、うまくいけば憧れの映画スター(レオナルド・ディカプリオだって、会えるかも)と握手できるかもしれない、という野望(?)もあったのです。

昔から、夢見る夢子さんだった私なんですけど……今も精神年齢は、いっこうに年相応になってくれません。このまま、夢を追うのも、どうかなあ?
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家族のかたち

2016-09-05 18:52:40 | アート・文化

 宝塚市へ、アート展「家族のかたち」を観にいってきました。
 これは、父の大学時代の友人で、以来交流が続いている土屋さんご家族の、展覧会。



    
 長男の青朗さんが、脳内出血で倒れて10年。今も、高次脳機能障害と左半身麻痺が残られているのですが、右手を使っての陶芸での作品が出品されています。
 音楽をモティーフにした、この陶板、ポップで楽しい!  美しい陶製の楽譜を読むようです。


   
         
そして、これは、母である土屋比佐子さんの書道作品。  私も少し西洋書道なるものをするのですが、こちらはもう堂々たる本格派。
 書の深み、意匠の切れるような斬新さ――見事なアートの結晶!

  会場には、最先端のアートシーンで活躍中の次男、土屋秋恆さんの水墨画も展示されています。
       
    土屋秋恆さんのHPは、www.bokusenkai.com

 そして、私は見ることができなかったのですが、週末訪れた両親が、「素晴らしい才能だ!」と絶賛していた長女由美さんのダンスパフォ―マンス。
 オーストラリアは、メルボルン在住の由美さんは、「ゆみ・うみうまれ」の舞台名で、世界各地で活躍していらっしゃいます。

    由美さんのHPは、www.yumi.com.au

                 アート一家、土屋さんの才能に乾杯!

 

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