克実さんの出演作品に触れられたあと…「でも…ホント、でも…まっ(ショムニなど)
あの辺の時っていうのは、まだ、それだけでは食えない感じだったと
よく、僕に…僕によく言うじゃないですか?」と甲斐さん
克実さんの「ハイハイ、ハイハイ、イヤイヤ、全然…
だって、あんなレギュラー、その時だけですもん」というお答えに
「そうなの?でも、そん時、相当みんな(克実さんの)顔、知ってましたもんね?」と返され
「顔は…そうですね、まあ…あと、髪型が特殊でしたから(笑)」
「イヤイヤ、それだけ…イヤイヤ、それだけじゃないじゃない」
「イヤイヤ、イヤイヤ、そうです、そうです
で、やっぱり、番組名で呼ばれるのが多いんですよ、ずーっと…」「ああ」
「ハイ、高橋って名字って、まあフツーの名字ですから、やっぱ、番組名が多いですねぇ」
…といったターンがあり、甲斐さんが「でも、その…そういえば、さっきも言ったけど
こう…舞台観に行くようになって、で、こう…お近づきになって
『ちょっとメシ行く?』って言って、メシ食べるようになったじゃないですか?
で、ナンか…それで、まだそんなには『イッてない』ヤスケンがいて、ね?
ヤスケンもいましたよね?…(『ハイ、いましたねぇ(笑)』と克実さん)
ねぇ?今、みんなもう、スゴイことに…(『もう、ずいぶん前ですね』)
だって、コロナの前とかに食事した時なんて
堤真一、ムロツヨシ、高橋克実、僕…って…(『ああーっ!ありました!』)
ありましたよね?アレもスゴイ面子ですもんね
で、誰も本職の話、したがらないっていう…
ナンか、どうでもいい映画…イヤイヤ、どうでもよくないんだけど
みんな、好きな映画の話を…(『延々してましたね、ハイ』)…ねぇ?」
…という風に、話は転がって行きましたが、船越英一郎さんとの「女子会(笑)」でも
「ずーっとサブカルの話をしてる」とおっしゃっていたし
「ムダ飲みはしない(笑)」というのは、単にお仕事と直結するような場合だけじゃなく
ご自身とは異なる業種の方や、世代の違う方と接して、様々な刺激を受けられたことが
いずれ、何らかの形で生かされる…といった意味合いもおありなんじゃないかと…?
それはともかく…克実さんが「また、甲斐さん、ホントに全部の範囲を全部捉えますからね!
どの球でも拾いますもんね?もう、こっちが脇で見てて、呆れ返る時ありますもんねぇ
「えっ!?これもあれも?」みたいな…だから、どれだけの時間費やして、そういう情報を得てるのかが
もう、アレが一番、不思議ですね、いまだに…」と話されると
甲斐さんは「基本的に仕事は、だいたい12時くらいに終わらせるんですよ、12時半くらいまでに…
で、そのあと2時間くらいをどう使うかっていう…まっ、だいたい寝るの3時くらいなんで…
(『どのくらい寝るんですか?でも…』と克実さん)
イヤ、僕、すごいちゃんと寝ますよ、7時間とか…僕、結構すごい寝るんですよ
(『はあ、夜中3時までそういう風になってて…でも、だって…』)
11時半くらいに起きたり、10時とか…(『で、また泳ぐんでしょ?(笑)』)
そいで、ジムに行って…そうなんですよ、趣味がないもん」とおっしゃったトコで
同じフレーズを「SWITCH/インタビュー」で口になさったことを思い出されたのか?
「あっ!そうか!だから、段田安則くんから…
あの…同じ楽屋で、中井貴一さんがいらっしゃったんで
『イヤ、もういい、もう外でいい』って言うのに
『イヤ、甲斐さん、入って下さい』って…『入って下さい』って言って…
あの2人は、あの…『陽だまりの樹』かナンかの時から一緒ですから
僕、それも観に行ってるんですけど…
で、杉田(成道)さんが演出で、北村さん(シス・カンパニー)の…
で、もうー、初めての舞台だったんで、もう転換が超ヘタで、杉田さんが…
そんなこと、ムダに言わなくていいんですけど…(笑)
『ヘタだなあ!』みたいな感じだったんですけど…そん時から一緒なの知ってるんで
『とにかく入って下さいよ』って言って、入って『どうも、甲斐です』って言ったら
貴一さんが、パーッと走って来て
『昨日、WOWOWで「甲斐バンドシンフォニー」観ました!』みたいな感じだったんですけど
それが縁で『SWITCH/インタビュー』…こないだ2人でやったんですよ
(『へぇー!そうですね、貴一さんも、だって世代的には、やっぱりもうね
甲斐バンドでね、育ってますから、きっと…』と克実さん)
あの好男子さはスゴイですよね?パッと立った瞬間、パーッて照り返しがあるくらいの…
(『ハイ、姿勢が良いんですよね』)…あっ!そうか!アレ、騙されるね、全部…(笑)
(『ホントにね、立ってる姿勢が、こう…良い』)…ムチャムチャ良いですよね
で、その『SWITCH/インタビュー』で、こう…色々話してたら
もう…ナンだっけ?プロ…この業界に入った時から、自分のプロダクションなんですって!
大手に入ったりとか、そういうのが全くないらしいんで『そうなんだ!』って…」
…と中井貴一さんの話題になったかと思ったら
克実さんの「だから、貴一さんもホントに段田さんを…まっ、尊敬というか、大好きなんですけども
最初に、だから『陽だまりの樹』だと思いますけど、一緒にやった時に
写真撮影が…まっ、あって、もう全然ナンか…
『スタッフだと思ってた人が1人、写真の列に加わって来たんだよね』って…(笑)
『それくらいオーラがなかった』って…(笑)」という言葉から、再び「サー・段田」トークへ…(笑)
「最初っていうか、あのー、段田さんって今でもそうですけど、普段、フツーに楽屋入って…
入って来る時『えっ!?』っていうくらいの感じじゃないですか?…(『そうです』と甲斐さん)
もう、袖から舞台に上がった瞬間に…(『あの…信じられないくらい…』)…信じられないですよ
だから、今回も舞台一緒にやってる若い人たちが…まっ、初日、あのー(笑)
『目を合わせた瞬間に倒れそうになった』つって、もう目つきで…
(『はあー!サー・段田は…』)…本番入った時の…
(『そう!あの集中力!スゴイですよねぇ!』)…全然違うんですよね
あの(芝居の)中だけが…変な話、あの人がやっぱり『生きてる場所』なんだと思うんですよね」
…と「サー・段田」の「サー」たる所以に触れられると
甲斐さんは「イヤ、僕ね、いつも僕、芝居観に行って、芝居ハネたあとに
僕が、あのー『「行きますか?」って言ってる』って
高橋…イヤ、克実くんが(段田さんに)言ってくれるじゃないですか?
アレ、絶対、段田くん、フツーは食事とか付き合わないのに
僕がいて…で、克実くんと行くと、絶対来てくれるじゃないですか?
『えっ!?フツー来ないの?』つったら『来ない!来ない!来ない!』って言って…ねぇ?
(『イヤ、行かないですよ、絶対に…(笑)」』)
酒も飲まないのに、付き合ってくれますもんね?
(『イヤ、それはもう、やっぱり甲斐…甲斐さんですよ』)
イヤイヤ、イヤイヤ、イヤ…(『イヤイヤ、ホントに、ハイ』)」
…と、段田さんとのお付き合いの深さを披露され
更に…「だから、その時の…やっぱ、メシ場に行く時の感じも、全く地味ですもんね(笑)
フツーの通行人にいたら…(まぎれてしまう?)
(『イヤ、あのスイッチがねぇ、やっぱりスゴイですよ!』)
僕も基本…かなり切り替わる方なんですけど、極端に…
あの人の方が、もっとスゴイ感じがしますね
(『ああ、そうでしょうね、そらそうですよね、甲斐さんもね、そうですね、ハイ』)」
…って、ホントに段田さんって「役」を務めておられる時以外は、つかみどころがないというか
キャラクターが希薄な方なのかな?(失礼!)という感じを受けましたが
だからこそ「何者にもなれる」のかも知れませんね?