さて、甲斐さん怒涛のプロモーション活動のおかげで、すっかり後回しになっておりましたが
奥さん悲願の(笑)この番組ご出演…その一部始終をご紹介して参りましょう♪
まあ「悲願」と言っても、毎週毎週、熱心に観ていた訳じゃないんだけど
興味ある顔合わせの回を選んで視聴している内に「甲斐さんには、バラエティ番組のパネラーより
こういう風に、じっくり話せる番組の方が合ってるんじゃない?」と思うようになり
「対談相手は誰がいいかなあ?」などと夢想するまでに…(笑)
そして、3月19日放送の「内田也哉子×吉田克幸 Ep2」を眺めていたら
お二方のトークが終了した途端、いきなり甲斐さんご登場!?(笑)
この「次週予告」を観た奥さんが飛び上がる光景には、かなりのデジャヴ感が…(笑)
その予告映像というのは、甲斐さんが「東劇」に入って来られ
ロビーで待っていらした中井さんに気づいて「おおー!」と声をおかけになり
中井さんが「どうも」と頭を下げられたトコで
「『SWITCHインタビュー 達人達』!」と、この番組のナレーター・六角精児さんの声
「HERO」のライブ映像をバックに「ロック界のパイオニア・甲斐よしひろ」とおっしゃると
もうお一人のナレーター・平岩紙さんの声が「国民的俳優・中井貴一」
「目指していることって?」と引き継がれ
中井さんが「おーい、ちょっとセリフくれよ」とおっしゃって
それに、手を叩いてウケておられる甲斐さんが映り
更に中井さんが「『俺の言ってること、内容合ってるよな?』
その感じが出せる俳優、ここから目指します」と続けられ
甲斐さんが「それ!?今後それ?(笑)」とツッコミをお入れになる…といった映像が流れて
六角さんが「土曜夜10時Eテレ」とお締めになる…といったもので
この時は、驚きのあまり咄嗟に録画ボタンを押せなかった奥さん
再放送の際に、予告部分だけを録画しておりました(笑)
ただ、この「SWITCHインタビュー」は、公式ツイッターを開設して以来
相当マメに番宣ツイートをアップするみたいで
この「次週予告」が流れた3月19日…つまり、その日の放送終了直後に
前述の予告映像と共に「日本を代表する『正統派俳優』との呼び声が高い中井貴一
日本ロック界のパイオニア甲斐よしひろ
表現することは生きること そう語る達人2人の舞台の幕が上がる
SWITCHインタビュー達人達 26日(土)夜10時」とツイートされ
翌日には「時代劇を『知る』スタッフが少なくなることについて
中井『俳優も育たなくなるし、付随するものを残すためにも時代劇を撮り続けることが大事だなと。
情報過多の今、時代劇の「粋」を残したいことが1番大きいですね』」というツイートと
「東劇」のロビーで向かい合ってお座りになっているお二人の写真が…
更に翌日には「大ヒットした曲『安奈』について…甲斐『最初は南に向かってたんですよ
で、歌ってみたら、全然良くなくて、やっぱ北だなって。
なんかあるんですよね、北に向かうのは。魔力が!』」との呟きと
スタジオのコンソール前にお座りになっている甲斐さんの写真
…といった具合に心惹かれる(笑)番宣ツイートが続き、1日置いた3月23日には
「国民的俳優 中井貴一が語る『初日の前の夜は眠れない』理由とは…
『第一声でその映画1本の声のトーンが決まるからです。ギリギリまで迷うんです。
正解がないと思うので。』」という呟きと
当該シーンの動画までアップされていて、この調子だと
オンエアまでに全部ネタバレするんじゃないか?くらいの勢い(笑)
もっとも、この動画は18秒程度のものだったので
中井さんが「役者をやって40年経つんですけど、まだ初日の前って眠れない…んです
そいで、それは何が一番、その眠れないっていうことの緊張に起因してるのかっていうと…」
…と、おっしゃったトコで終わってました(笑)
その翌々日、3月25日(オンエア前日)には
「じゃない方を選ぶことで意気投合する中井貴一と甲斐よしひろ
中『じゃない方って勇気いるじゃないですか
損得を考えると、大勢に巻かれる方が得が多い気はするんですけど…』
甲『でも、近道って怖くないですか?』…中『怖いです』」とのツイートと
甲斐さんが「テレビに出て、売れてった方が簡単じゃないですか
だけど、そうじゃない方を選んだんですよね」と話され
中井さんが「うーん、やっぱり、じゃない方を選ぶタイプですね?
(『あっ!ホントだ!そうですね、そうそうそう、そうなんです』と甲斐さん)
だからホントに、その…じゃない方を選ぶって勇気いるじゃないですか?
(『イヤ、そうです!』)」と返される動画
そして、オンエア当日には…
「2枚目俳優の佐田啓二の長男として生まれた中井貴一は、2歳の時に父を亡くす
33歳でジングルマザーとなった母の教えは厳しく
中井は『子供でいたいのではなく、大人になりたい』と思っていたという」との呟きと
「その母の教え方が、ホントに厳しかったんですよ。で、母は手も上げましたし
幼稚園の子(自分)に『下で音がした』と…ね?
表に誰かいるかも知れない『あなたが見て来い』…(『(笑)おお~っ!』と甲斐さん)」という動画
それに「今夜10時」の文字で、最後のひと押し…
と、思いきや…「甲斐『バンドって、アンサンブルが大事なんですよ
それって、演技と一緒なんですよね
同じ方向を向いて、同じグルーヴを持って、何を成し遂げたいっていう意志みたいな
それさえあれば、バンドは多分売れるし、続くんですよね』」というツイートと
「このあと、夜10時」の文字がアップされ「スゲエな!(笑)」…と思っていたら
「中井『売れる人は一握りですから、僕たちの仕事は運がすごく大きいと思うんですよね
でも結局「高さ」よりも「長さ」が大事』
まあ、役者とミュージシャンは違うのかも知れないけれど
その真価が問われるのは「長さ」だと思うんですよ」…と、まさかのダメ押しツイート(笑)
もう、すっかり番組を堪能した気分になりました(笑)
ともあれ…まずは、映画「記憶にございません」の映像が数シークエンス映ったあと
平岩さんが「俳優・中井貴一…2019年ヒットしたコメディ映画
『記憶にございません』では、記憶喪失の総理大臣を主演。軽妙な演技が絶賛された」と語られ
続いて「雲霧仁左衛門5」の映像が流れると
「一方、時代劇ではシリアスな役柄を重厚に演じ、圧倒的な存在感を放つ
演技力と風格を兼ね備え、日本を代表する正統派俳優の呼び声も高い
そんな中井に会いたいと願ったのは、この達人だった…」とナレーション
甲斐バンドが「SONGS」に出演なさった際の「HERO」の映像が流れ
今度は、六角さんが「ミュージシャン・甲斐よしひろ
自ら率いる甲斐バンドは、歌謡曲全盛の時代に
『HERO』『安奈』などのロックナンバーを大ヒットさせた」と語られるバックに
「HERO」と「安奈」のジングルレコードのジャケットが映り
更に「THE BIG GIG」のオープニング曲「ブライトン・ロック」の映像に合わせて
「また、当時まだ珍しかった都市型の野外ライブを行い、日本の音楽シーンに定着させた」と続き
横浜赤レンガ倉庫ライブの「100万$ナイト」の映像と
「まさに、日本ロック界のパイオニア」とのナレーション
そして「そんな甲斐には、意外な一面がある
無類の映画・ドラマ好きで、エッセイ集を出すほどなのだ」と
甲斐さんの著書「画面の告白」が映り、その本文からの抜粋…
「ハリウッドという厳しい世界を、ルックスを超えたところでの
『演技』という技術で生き抜いてきた彼らの言葉は
重く深く心に沁み入り、俺の心をいつも撃ち抜く」…が読み上げられましたが
その画面に表示された文章が、どこに書かれていたのか?と「画面の告白」を引っ張り出し
「ハリウッド」っていうくらいだから「映画」について書かれている章だろうと
「あとがき」から遡って目を通して行ったら
ナンと!「テレビ」に関する章…それも一番最初の「テレビ鑑賞術」のページにありました(笑)
ちなみに…この「テレビ」に関する章は
元々「日刊スポーツ」の隔週連載(だったっけ?)コラム「読むTV」のために書かれたもので
その第1回に、甲斐さんが毎朝「テレビ欄を30分かけて読み込む」ことを説明され(笑)
「映画好きなんで、WOWOWから目を通し、NHK衛星第1、第2へと進む
この時のポイントは、好きな映画やスポーツ中継があるかどうかと
『アクターズ・スタジオ・インタビュー』である」そうで
前述の抜粋は「豪華絢爛なゲストを招くこの番組を俺はほぼ完全制覇している」という甲斐さんが
そのインタビュー番組に出演したハリウッド俳優たちについて記されたものでした
そう言えば、日テレでは、甲斐さんの視聴の仕方…映画やスポーツに留まらず
ドラマ、バラエティ、ドキュメンタリーなどなど
それぞれの番組のどういう点に注目なさっているか?といったことも含め
「このコラムを必読せよ!」とのお達しが出ていたんですよね?(笑)