ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

SWITCHインタビュー(3/26)5

2022-04-27 18:05:00 | メディア
ここで、平岩紙さんが「中井は1961年、俳優・佐田啓二の長男として生まれた」と語られ
幼い中井さんとのツーショットやポートレートが映り
「佐田啓二が事故死~テレビ出演で帰京の途中」という見出しの新聞の切り抜きと共に

「二枚目大スターだった父は、中井が2歳の時、この世を去る
ドラマの撮影に向かう途中の交通事故…37歳の若さだった」とのナレーションが流れたあと
「だって、僕、当時…お父さんの事故って…
小学生だったと思うけど、僕でも知ってますもんね」と甲斐さん

中井さんは「うーん…そうですね、その親父が死んだ年って…
これ、大なり小なり、たぶん、あの…皆さんもね、自分がその年になった時に
『あっ、今年1年、越えられるかな?』っていう恐怖感って、常に持ってると思うんですけど
僕の場合はもう、ホントに2歳半…2歳半だったんで…(と、ご家族4人のオフショットが映り)

その…常にその…仏壇の中にいる親父っていうのは、まあ38歳の親父のままで…
だから、それ以上の人生っていうのは考えられなかったんで
だから、ナンかこう…生きられるのか、生きられないのか…とかっていうことよりも
それ以上の人生を考えて来なかった…(『想像できないっていうことですね』と甲斐さん)

うん、ですね…で、まあ、その父が亡くなった時に、母は33歳だったんで
そこから本当に、その…姉と…姉が6歳で、僕が2歳で…2人の子供を持って
その…シングルマザーとして、えー、生きなきゃいけないって思った時に
その母の教え方がホントに厳しかった…んです

で、母は手も上げましたし、幼稚園の子(中井さん)に『下で音がした』と…ね?(笑)
『表に誰かいるかも知れない。あなたが見て来い』…(『うわ~(笑)おおー!』)
『えっ!?』ってなるじゃないですか?(家族3人の中で)一番ちっちゃいんですから!

僕、靴べら持って…(『ハイハイハイ』)…幼稚園ですよ?表出て…
靴べらで敵う訳がないんです(笑)誰かいたって…でも、そういう風な家だったんですね」
…と番組ツイッターにアップされていた動画の話をなさってましたが
甲斐さんのお母様も、ある意味シングルマザーでいらしたような時期がおありでしたし
甲斐さんも、そういう「母の厳しさ」エピソードには事欠かれないんじゃないかと…?

ともあれ…「だから、逆にでも、大人と子供の理不尽さを教えて貰ったっていうのかな?
で、ウチは、例えばメシ食ってる時に、こぼすじゃないですか?
ナンか、しょうゆ取ろうとした時に、バッと倒すじゃないですか?
そうすると…『ハイ、もう…』つって、全部下げられるんですよ、メシを…」と中井さん

甲斐さんは「おおー!」と驚かれてましたけど
我が家は「まだ子供が食べてる途中でしょうが!」という
田中邦衛さんの名ゼリフを思い浮かべてクスクス(笑)…スミマセン!

「ほいで『ええっ!?』つって(戸惑っていると)
『食べる気がないからこぼすんだ』って…(『集中力がないというね』と甲斐さん)
集中しないから…(『あっ、もう…もう、昔の人、言いますね、そういうことを…(笑)』)
そいで、そっからホントに食わしてくんないんですよね

ほいで、ある時、おふくろが、茶かナンか入れてて、バチャンってこぼしたんですよ
そしたら『あらららららら…』つって…(テーブルを拭う身振り)
『あららら…ってナンだよ!?』と思って…(『ツッコミます?(笑)』)
うん…『あらら…あららって、なに?』つって…『なに?』なんて言われて
『イヤ、別にナンでもないけど…』みたいになるんですけど…

でもナンか、それが、その…『俺らが大人になったら許されんじゃん』っていう…
大人になりたい、子供でいたいんじゃなくて…(『うん!そう!』)…大人になりたいっていう…
(うん!同じです!僕も!』)…気持ちを植え付けてくれたことは事実…

それは、母は意識的にやってたとは思えないんですけど(笑)
それはとっても感じて…ナンか、子供をすごく大切にしてくれた
『何があっても、私が守る!』と思ってくれてたけど、一番大事っていうことよりも
こう…どこかで、すっごい突き放してくれてたんだなあという風には…」

…と、お母様への思いを語られたトコで、20代の中井さんのお写真が映り
平岩さんが「東京の私立学校へ進学した中井はテニスに熱中、演技とは無縁の世界で生きて来た
しかし、大学在学中に、映画『連合艦隊』の監督からスカウトされ、俳優デビュー
日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、以後、父と同じ道を歩むこととなる」と紹介なさって

中井さんが「俺、異常な人見知りで…」と話し始められた途端
「あっ!僕もすごい人見知りなんですよ、実は…」と甲斐さん
やはり、じっと聞き役でいるのは苦手でいらっしゃるのか?(笑)
それとも、しばらく対談なさる内に、中井さんとの距離感が縮まられたのか?
この辺りから、身を乗り出して、食い気味に反応されるようになって来られた気が…?(笑)

…って、まあ、高橋克実さんと出演なさったラジオ番組では
中井さんがデビュー当時から、個人のプロダクションで活動されていて
大手のプロに在籍したことがないらしいとおっしゃっていたし
この放送で流れなかった部分でも、かなりお話が弾んでいらしたんじゃないかと…?

それはともかく…中井さんが「(異常な人見知り)で、赤面症で…それで…
だからもう、ウチの家族はみんな、俺は俳優にならないと思ってたんですよ
それで、ウチの姉はとっても社交的で、あのー…」とおっしゃったトコで
「姉…俳優・エッセイストの中井貴恵は社交的」とのクレジット

「日舞とかで、人前で何かをやるのが好きだったんですけど、俺は今でも人見知りで…
だから、何をやるんでも『よっこいしょ!』っていうのが、とっても必要なんですけど…」
…と、おっしゃったトコでは、甲斐さんが心の中で「よっこいしょういち(笑)」と
思っておられるに違いないと想像してしまいました(笑)…スイマセン!

その甲斐さんは「そうですね、あの…いわゆる原動力的なものが必要で…
まっ、バネにするためのものみたいな…(『…が、必要になっちゃうんですけど』と中井さん)

イヤ、僕もね、実はすっごいシャイな所がムチャムチャあって…
だけどもう、いざとなった瞬間ね…『ハイ本番です!』ってなったら、そうは言ってられないんで…
(『あっ、そうです!もう開き直りなんですよね』)…そうです」と返され

中井さんが「やっぱり、演じてる時っていうのは、架空の世界を演じる訳で
だから、いつの頃からか、僕ら、テレビドラマを観る側だった時に
『このドラマはフィクションであり…』っていうのが、最後にポッと出るようになって
『えっ!?これ、どういう意味?どういう意味?』っていう風に…(『そうですね』と甲斐さん)…子供の頃、訊いて…」

…と、例の「お断りテロップ」に触れられると
アレがクレジットされた時『ナンか冷めるなあ』みたいなの、ありましたよね?
だけど、もうアレが、フツーにもうなっちゃってねぇ」とおっしゃってましたが

その昔、坂上忍さんが子役でいらした頃に、複雑な家庭の子供の役などを演じられたせいで
プライベートでも…ナンなら、ある程度成長なさってからも
「可哀想な子」というイメージをお持ちの視聴者の方々から
お菓子を渡されたりして、気の毒がられたことがおありらしく(笑)

「フィクションと現実の区別がつかない人がいることにビックリした!(笑)」と話されていたし
例えば、犯罪者役の俳優さんを本当の犯罪者だと思い込んだ視聴者から
何かしらの被害を被られたとか(汗)もっと笑えない部分で
虚実入り交じってしまわれた方がおられたのかも知れないなあと…(汗)

ちなみに…以前にもご紹介しましたけど、奥さんは
テレビドラマの主演の方や、レギュラー出演なさっている俳優さんが
その役柄とは全く関係なく、明るく爽やかなキャラクターで登場なさるCMが流れると
スポンサー企業の気持ちは判らなくもないとはいえ
一気に現実に引き戻された上に、CMが明けたあと
また、ドラマのストーリーに入って行くのが、ちょっと難しいんだとか…(苦笑)
コメント
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