総括と展望

2011年01月28日 | 日誌






新年早々、去る16日(日)に、わたしたち
の会員であり、企業内組合、地域生協、環境
生協の創立を担ってきた先人でありよき指導
者であり、なによりも琵琶湖の環境保全のた
めに率先し闘ってこられた石井智幸様がご逝
去されました。ここに革めてご冥福をお祈り
申し上げます。

尚、17日(火)、18日(水)の通夜・告
別式には多数の交友の方や関係者が多数駆け
つけお別れを悼み悲しみを参列者一同共有し
お見送りさせて頂きました。

 

さて、昨年度の恒例会新年会以降、守る会の
ブログを開設し、個人的ではありますが滋賀
県内の琵琶湖の河川流域の観察を行いました。
今年はそれを踏まえ、さらに個別河川水系毎
に観察する予定でいます。また、東北部流域
下水道整備の進捗度合いはほぼ計画通りに進
んでおりますが、最終処理水の放流口近辺の
藻や水草の繁殖による環境悪化は進んでいる
との谷口会員の報告を受けております。
尚、山田会員は地元下水道対策委員に選出さ
れておられますので状況の把握は適時される
ものと考えております。

尚、昨年6月27日には故田中豊一様の一回
忌を小人数ではありましたが、関係者が集ま
り遺徳を偲び合いましたことを報告させて頂
きます。





昨年12月には昨日付の会員ブログで記載し
ました様に、琵琶湖に棲息する固有植物プラ
ンクトン数が半減したとの報告が、流入する
リンの量や地球温暖化、または水棲外来生物
種の増加などの因果関係から議論がなされて
います。また、今年に入り、琵琶湖の散骨に
対する問題も指摘されています。会員が増え
ない中、高齢化が進み今後の活動を如何にす
るかの議論を今年は真剣に行いたいと考えて
おります。30日(日)の新年会の欠席者が
多いと予想される中とはいえ、是非とも熱き
意見を交わし議論を深めてゆくことができれ
ばと考えておりますので、宜しくお願い申し
上げます。



【お願い】

現在、琵琶湖水系と生活環境の問題を考え、
日々感じておられている生活上の問題解決の
個人の実践的な活動結集し、新しい生活環境
の創造ためのNPO『水辺と暮らし』の設立
を準備していております。ひとりでも多くの
方にご賛同いただければと考えておりますの
で、そこのところも宜しくお願い申し上げま
す。

 


「第9回京都大学地球環境フォーラム」琵琶湖 その現状と未来」