Save the lakes of the world! / GNF
Detaled Data :
ラグナ湖は、フィリピン北部ルソン島にある湖で、表面
積949km²はフィリピン最大の大きさである。フィリピン
の首都マニラ近郊にある。この最大面積をもつバイ湖(
=ラグナ湖)は首都マニラとカラバルソン地方に跨り、
Wの形をしている。湖の中にはタリム島が中央に浮かび、
この湖の南西部に位置する、最深のタール湖の2つは汽
水湖である。バイ湖は表面積は949km2だが、平均水深は
2.8mしかなく地形からみてかつてはマニラ湾の一部だっ
たとされる。この湖から流出するバシグ川はマニラを通
ってマニラ湾に注ぐが、逆流することもある。一方、タ
ール湖はカルデラ湖で、面積250 km2、周囲長40 km、水
深172mで、この湖ではテラピアの養殖が盛である。湖の
中には、中央火口丘のタール火山が湖面から300mの高さ
でそびえ、このタール山の火口もまた湖(直径1.2km 水
深80m)の二重カルデラ構造をとる。集水域人口を1,350
万人を抱え、その流域はマニラ首都圏を含む14市47自治
体にまたがる。近年の急速な経済発展により、森林の伐
採、農地化、宅地化の進行により、雨期における洪水は
年々深刻になっている。特に伝統的な農村地域と都市地
化振興地域では、洪水対策、防災教育も進んでおらず、
深刻な被害が生じており、洪水に対する警戒態勢の整備
が急がれている。
●ラグナ湖の水質変動/1990-1999
【エピソード】
ラグナ湖のサバヒー(ミルクフィッシュ:Milkfish)は
畜養魚は盛んに行われ、日本の環境・水産業などトータ
ルな専門家との緊密な交流が大切だと再認識する。
【脚注及びリンク】
---------------------------------------------
1.フィリピンの最新水質環境、三重県環境科学センター研究
報告 第19号(1999).
2. ミルクフィッシュ養殖事業における太陽光発電利用の普及,
2013.04
3. Laguna Lake Development Authority
4. ラグナ湖周辺農村地域への地域経済密着型の河川簡易監視カ
メラシステムによる防災システム
5. Analyzing flood risk and related impacts to urban communities
in central Vietnam
6. Mount Sembrano 、Wikipedia
7. Restoring Balance in Laguna Lake Region 203.10.21
8. Ecosystem and People The Philippine Millennium Ecosystem
Assessment, 2007.09.18
9. The Current State of Aquaculture in Laguna de Bay, Danile
C. Israel, 2008.02.01
10.Milkfish Production and Proceeing Technologies in the Ph-
ilippines, 2007.06.14
--------------------------------------------------
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます