NHK朝ドラの「まんぷく」も、いよいよ目が離せなくなってきましたね。福子の夫・萬平たちの努力で、塩の生産から栄養食品の開発まで、軌道に乗り始めた時、今日(12月1日)の放送では、最後に進駐軍が乗り込んできて萬平たちに銃を向ける、というスリリングなシーンで終わり、また来週…ということになりました。
たちばな塩業の建物は元々陸軍の倉庫で、隠されていた手榴弾を社員が見つけ、魚をとるのに使っていたため、疑いをかけられたのだった。
「まんぷく」のホームページの「あらすじ」欄にはそう書かれています。
今朝、このラストシーンを見て僕は「あぁ、これだったか!」と思いました。覚えてくれている方もいらっしゃると思いますが…
今からひと月半くらい前の10月19日に、NHK大阪放送局へ行って、朝ドラ「まんぷく」のスタジオ収録見学をしたことを、翌20日のブログに書きました。見学場所のガラス窓からは、壁の陰に隠れて収録場面を直接見ることができなかったのですが、しばらくすると天井にセットされているモニタ画面に、今現在収録中の画面が映りました。
当時のブログにも書いたように、音声はなく映像だけでしたが、そこに萬平役の長谷川博己が映っていました。見学していた人たちは、みんなスタジオから目を離し、そのモニタを覗き込んでいました。
画面では、長谷川博己と、妻の福子を演じる安藤サクラが向かい合っているのですが、2人の間に金網がありました。明らかに、長谷川博己が留置場にいて、妻が面会に来ているシーンだとわかります。そして、安藤サクラは赤ちゃんを抱いている。
「あ、もう赤ちゃんができてるんや」とつぶやく人も。
2人は何かを話しているのですが音声がないのでわからない。でも長谷川博己が、妻が抱いている赤ちゃんの髪の毛を、金網越しに、愛おしそうになでる…というところまでの映像が数分間流れたのでした。
当時、ちょうど長谷川博己が憲兵に捕まって拷問を受けるシーンがあった直後なので、モニタを見ているおばさんが、「あれ? ここでもまた捕まってるやんか。よう捕まる人やなぁ」と言っていたのがおかしかったですけど。
その時のブログの最後に、
また、いつかこのシーンがテレビで放映されるのが楽しみです。
と書きましたが、今日の放送が進駐軍に取り囲まれるシーンで終わり、次回は逮捕されるだろうから、きっと来週にあの時モニタで僕が見たシーンが出てくるのでしょうね~
ということは、だいたい1ヵ月半ぐらい前に収録したものが本番で放送されるということですか? 思ったより短い期間のような気がしますが、まぁ、そんなものなんでしょうかね~