「ノナの家」nonahouseは かつこ内親王、かつこ内親王2の続きのブログです。

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姫路のAさんの話 その後

2023-06-05 07:30:00 | 日記
たまに、続きの話になる姫路在住のAさんの話です。

前回の話では、1月末に私とIさんとYUさんの三人で、伊豆半島の先端の石廊崎の石室(いろう)神社に行った時に、お母様のTさんから送っていただいたお酒がまさかの繋がりになって、ビックリしたのですが、丁度その時に、Aさんからまた何者かがいて、困っているという話がきていました。

ミクネの神(天之常立之神)に聞いてみると、コビトがいて、イタズラしているとのことだったので、コビトと話して木の実の入ったビスケットを置くと、おとなしくなったようで、やっぱり半信半疑な私としては、解決して良かったと思っていたのです。


🐶 姫路のAさんと沖縄のTさんの話



そのAさんから、また連絡があったのは、2月28日でした。
やっぱり、また別の何者かがいて寝られないというお話でした。


私は、以前からいるらしい妖怪のカオナメに聞いてみました。


カオナメです。

Aさんが、寝られないと言っていますが、また何かしていますか?

Aにイタズラしているのは、私ではありません。

では、誰ですか?

友達の変わり者の「シオカキ」です。

シオカキ?

「カ」に点々です。

「シオガキ」ですね。
話せますか?

話せると思いますよ。


私は言われた「シオガキ」を呼んでみました。


シオガキです。

Aさんが、寝られないと言っていますよ。

Aには、気付いて欲しかったので、すみません。

なぜ、いるのですか?

カオナメが呼んでくれたのです。

何をしている妖怪さんですか?

塩の中にいます。
赤穂(あこう)の塩です。

どうしたら、イタズラを止めてもらえますか?

赤穂に行って欲しいのです。

何をすればいいですか?

赤穂の神社に行って欲しいのです。


私は「赤穂の塩」は有名なのは知っていましたが、どんな神社があるのか?と、「シオガキ」という言葉を調べてみました。

神社は、伊和都比売(いわつひめ)神社ではないか?と思い、「シオガキ」という言葉は調べてみても、結局よくわからなかったのですが、検索した時に出てきたのが、民俗学者の柳田國男さんの名前でした。

私も柳田國男さんの名前くらいは、知っていましたが、実は生まれは兵庫県福崎町で、Aさんの家からも割りと近いことがわかりました。

福崎町は、妖怪で「町起こし」をしていて、私もテレビで観たことがあったなと思ったのですが、それも柳田國男さんの繋がりだったようですね。

私は、「シオガキ」に神社について聞いてみました。


私)赤穂の神社は、伊和都比売神社でいいのですか?

伊和都比売神社です。

わかりました。
「シオガキ」さんは、どんな字を書くのですか?

「シオ」は、さんずいの「汐」です。
「ガキ」は「餓鬼」ですね。
伊和都比売神社に行って、塩をもらってください。

「赤穂の塩」ということですか?

そうです。


私は、すぐにこのことをAさんに伝えました。
彼は、伊和都比売神社には以前に何度か行ったことがあったそうで、お休みの日に行ってくれました。




そして、以前はなかったお店も出来ていて、塩も買うことが出来たそうですよ。



私は「シオガキ」と話してみました。


Aさんが、赤穂の塩を買って来てくれましたよ。
どうすればいいですか?

皿に入れて、水の横に置いてください。

もう、イタズラはしないでくださいね。

わかりました。


とりあえず、「シオガキ」はおとなしくなったそうで、良かったと思ったのですが、また3月17日にAさんから連絡がありました。


続きます。


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