たまに、続きの話になる姫路在住のAさんの話です。
そして、以前はなかったお店も出来ていて、塩も買うことが出来たそうですよ。
前回の話では、1月末に私とIさんとYUさんの三人で、伊豆半島の先端の石廊崎の石室(いろう)神社に行った時に、お母様のTさんから送っていただいたお酒がまさかの繋がりになって、ビックリしたのですが、丁度その時に、Aさんからまた何者かがいて、困っているという話がきていました。
ミクネの神(天之常立之神)に聞いてみると、コビトがいて、イタズラしているとのことだったので、コビトと話して木の実の入ったビスケットを置くと、おとなしくなったようで、やっぱり半信半疑な私としては、解決して良かったと思っていたのです。
🐶 姫路のAさんと沖縄のTさんの話
そのAさんから、また連絡があったのは、2月28日でした。
やっぱり、また別の何者かがいて寝られないというお話でした。
私は、以前からいるらしい妖怪のカオナメに聞いてみました。
カオナメです。
Aさんが、寝られないと言っていますが、また何かしていますか?
Aにイタズラしているのは、私ではありません。
では、誰ですか?
友達の変わり者の「シオカキ」です。
シオカキ?
「カ」に点々です。
「シオガキ」ですね。
話せますか?
話せると思いますよ。
私は言われた「シオガキ」を呼んでみました。
シオガキです。
Aさんが、寝られないと言っていますよ。
Aには、気付いて欲しかったので、すみません。
なぜ、いるのですか?
カオナメが呼んでくれたのです。
何をしている妖怪さんですか?
塩の中にいます。
赤穂(あこう)の塩です。
どうしたら、イタズラを止めてもらえますか?
赤穂に行って欲しいのです。
何をすればいいですか?
赤穂の神社に行って欲しいのです。
私は「赤穂の塩」は有名なのは知っていましたが、どんな神社があるのか?と、「シオガキ」という言葉を調べてみました。
神社は、伊和都比売(いわつひめ)神社ではないか?と思い、「シオガキ」という言葉は調べてみても、結局よくわからなかったのですが、検索した時に出てきたのが、民俗学者の柳田國男さんの名前でした。
私も柳田國男さんの名前くらいは、知っていましたが、実は生まれは兵庫県福崎町で、Aさんの家からも割りと近いことがわかりました。
福崎町は、妖怪で「町起こし」をしていて、私もテレビで観たことがあったなと思ったのですが、それも柳田國男さんの繋がりだったようですね。
私は、「シオガキ」に神社について聞いてみました。
私)赤穂の神社は、伊和都比売神社でいいのですか?
伊和都比売神社です。
わかりました。
「シオガキ」さんは、どんな字を書くのですか?
「シオ」は、さんずいの「汐」です。
「ガキ」は「餓鬼」ですね。
伊和都比売神社に行って、塩をもらってください。
「赤穂の塩」ということですか?
そうです。
私は、すぐにこのことをAさんに伝えました。
彼は、伊和都比売神社には以前に何度か行ったことがあったそうで、お休みの日に行ってくれました。
そして、以前はなかったお店も出来ていて、塩も買うことが出来たそうですよ。
私は「シオガキ」と話してみました。
Aさんが、赤穂の塩を買って来てくれましたよ。
どうすればいいですか?
皿に入れて、水の横に置いてください。
もう、イタズラはしないでくださいね。
わかりました。
とりあえず、「シオガキ」はおとなしくなったそうで、良かったと思ったのですが、また3月17日にAさんから連絡がありました。
続きます。
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