ともちゃんの のんびり登山教室

分県登山ガイド「大阪府の山」(山と渓谷社)著者の岡田知子が
ご案内する登山教室。
のんびり、ゆるゆると山に登ります。

2014年9月11日 都会の裏庭 大阪・交野山のてっぺんで愛を叫ぶ?!

2014-09-12 10:43:22 | のんびり山歩の会
今回の登山口に最も近い駅は京阪私市(きさいち)駅。JR河内磐船駅から徒歩で京阪河内森駅に行き、
そこからひと駅です。「大阪府の山」の調査をしていたころには小さな案内板しかなかったので、
徒歩での移動で迷う人もいるかと、JRを利用される方はJR河内磐船駅での待ち合わせとしました。
ところが、下りてみると駅前に大きな表示がありました。これなら誰でも分かりますね。







住宅街を抜け、沢沿いの道を進むと月ノ輪ノ滝が現れます。







水はあまり澄んでいませんが、魚影が見えました。







ほどなくしてくろんど園地に到着。休憩所の前の池にはガマが生えていました。「串刺しウインナー
いかが?」







休憩所の中は木の香りがただよい、ゆっくりできます。自動販売機もあります。たぶん、園内唯一。







ランの仲間、ミヤマウズラが小さな花を咲かせていました。






キノコの妖精もいましたよ。先月から参加のAちゃんは、森で小さな黄色いキノコを見つけて
「(お菓子の)きのこの山になりますよーに」とお願いしていました。






八ツ橋付近には、北米原産のラクウショウ(落羽松)が群生しています。別名ヌマスギ。沼地や
水湿地では、根の所々から膝状の呼吸根が出ます。あちこちからひょこひょこと頭を出している
姿がなんともひょうきんです。






くろんど園地を出て、交野市立野外活動センターに向かう道は、山あいの田畑の脇に続いています。
道端には道祖神と思われる石仏もあります。








Aちゃんと、そのご主人のSくんは、なんと、サトイモの葉を見るのが初めてだそうで、葉の上に
乗った水玉がコロコロと転がる様子を面白がっていました。いくつになっても、新しい発見は
刺激的です。






いったん、長い階段を下ってから、登りなおさなければならないのが精神的にキツイ。ヒーヒー言いながら
登り切ると、お待ちかねの山頂です!







山頂の大岩に登って記念撮影。







標高たった341mの山とは思えない展望が広がっていて、しばし目を奪われます。

日陰を探して昼食をとっていると、おやつにSさんから「きのこの山」が配られました。しかも
期間限定の黄色いパンプキン味!Aちゃんの願いがかなってしまいました。祈った本人がいちばん
びっくりしてました。






他にも巨峰やゼリー、ミニドーナツ、燻製うずらたまごなど、たくさんの
差し入れでお腹いっぱいになった後、下山を開始します。途中にツルニンジンの花を見つけました。







いきものふれあいセンターの周辺でヤマボウシが実をつけていました。落ちている実で、虫に食われて
いないきれいなものを見つけて、Aちゃんが試食。「マンゴーみたいな味で、洋ナシみたいな口触り」
だそうです。「でも皮はシブい。」







クサギの花と実。実は、秋に向かって紫色になってきます。







ガードレールを乗り越えて、下山道に入ります。





ちょっと荒れ気味なので、「これ本当に道?」と疑う方々も。いやいや、本当に道なんですってば。






ほら、ちゃんと階段も手すりも出てきたでしょ。






不動堂の階段を下りると・・・。







源氏ノ滝の前に出ます。崩落が激しいせいか、向かって右側の崖がセメントで固められていました。







滝のそばにいると涼しいね。







機物神社を参拝。七夕伝説のある神社です。






神社の狛犬の足元にじゃれつく子狛犬(?)が愛らしい。
コメント
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