勝手に命名、『鎌倉遺産 vol.xx』
先日の散策でふと気づく。
仏殿横の建仁寺垣が途切れている。
昨年の台風の爪痕がここにも。
おかげで曇華殿がご覧の通り。
そしていつも思う。
曇華殿の向きは南東。
なぜ参道に面していないのだろう。
お隣の東慶寺も長寿寺も同様だ。
地形の関係もあろうが、
少しでも北東は避けたいのか。
甘露ノ井のタマアジサイを撮りつつ、
頭の中で鎌倉の地図を広げ、
各寺の方角を思い浮かべる。
そう考えると鎌倉も南や東向きの寺が多い。
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この日の撮影レンズたち
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ブロトピ：今日の写真日記
どことなく『徒然草』の感じがしますが、
やっぱり鎌倉には、中世の香りがあるのでしょうか。
観光地とは一線を画す日常の暮らしの中に、古都の佇まいを見つけると嬉しくなります。
最近は鎌倉各所に旧地名の案内板が設置され始めました。今住む土地に中世を重ねて思いを馳せることが出来ます。