会場のink galleryさんは鎌倉山。そして吉村順三の鎌倉住宅だった所。
地図で調べると扇湖山荘へ曲がる角の御屋敷。
大きな敷地だったのは記憶にあったけどあの塀の向こう側が吉村邸だったとは。
店員さんは鎌倉特有の湿気に驚いていた。
ink galleryの看板もない。代わりにこの便せんが。
この場所の所有は調べてみるとファッションブランド 「YAECA」。
ここのリノベも「YAECA」のデザイナー服部氏が担当しているらしい。
ink galleryは言葉や文字を通した展示がコンセプト。
三谷さんと哲学者鞍田さん、二人の言葉のキャッチボールは本展の展示キャプションでもある。
便せんに認められた各一文は封筒に入れて持ち帰ることが出来る。
隣接の茶室は京都・八瀬の瑠璃光院も手掛けた中村外二氏による。
陰翳礼讃という言葉を思い浮かべる。
深閑な空間と端正なモノたちを堪能した後、山を下る。
晴れ間が嬉しい。目指すは七里ヶ浜Pacific DRIVE-IN、そこでビール。
ブロトピ:今日の写真日記