鎌倉への付箋

散策中に記憶に留めた様々な鎌倉を紹介する写真ブログです。
皆さんの次回鎌倉訪問の参考にして頂けたら幸いです。

鎌倉別荘建築の至宝 扇湖山荘

2017年11月26日 | 寺社・名所史蹟
扇湖山荘の一般公開に訪れた。
 
 
 
鎌倉山。若松バス停を降りて10分。
切通しに立派な山門が見えてきた。
 
 
 
 
扇湖山荘は飛騨高山の民家を移築・改築された。
 
 
 
 
 
現在は鎌倉市が管理しています。


 



匠の技が輝く文化財です。
 

 

ここも鎌倉別荘建築の至宝。


 


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【番外編】京都国立博物館・国宝展のついでに洛西の三尾の紅葉狩り

2017年11月20日 | 番外編
41年ぶりの国宝展が開催されている京都国立博物館。
やはり源頼朝の肖像画を含めた神護寺三像は観たい。
先日、急遽休みが取れたので紅葉には少し早いのを承知でイザ京都。
 
 
京都でも紅葉が早い名所、洛西の三尾。
先ずは国宝展とも関係の深い神護寺。



 
高雄(尾)山、石段の上の[神護寺]の赤。
先日の台風でやられたらしい傷んだ赤はフレームアウト。



ここからは槇尾山[西明寺]の本堂で見た鮮やかな紅葉。




 
ここの映り込みは本当に漆塗り経机の反射。
拝観料2000円のあの行列名所とは違う。


最後の栂尾山[高山寺] 石水院は建造物も国宝ながら、かの鳥獣人物戯画まで。





 
善財童子像も蟇股も蔀戸越しの紅葉も堪能できる。
土門拳も撮った木彫り狗児は上手く撮れませんでした。


高雄山寺の三寺はどれも個性的で素晴らしい古刹ですね。
 





鎌倉別荘建築の至宝 旧山本条太郎別荘

2017年11月18日 | 建造物

旧山本条太郎別荘が明日まで公開されています。

 


鎌倉が保養地や別荘地として華やか頃の貴重な文化財で、2016年に国の登録有形文化財に登録されました。



今年で築100年。



室内の様々な細部も見応えがあります。

 

 

庭からはやはり由比ヶ浜も遠望。

 

 


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【番外編】念願だった江之浦測候所へ行ってみた。

2017年11月05日 | 番外編

念願だった江之浦測候所へ。
この季節は夕刻の観覧時間は設定されてないので朝10時からの時間に訪問した。

杉本博司の「時」という概念を詰め込んだ施設はどれも素晴らしかった。
そして何と言っても
この施設の大きなテーマでもある冬至や夏至、春分秋分の日の出の光遥拝を実現するための光軸という設計意図は壮大で魅力的だ。



『夏至光遥拝100メートルギャラリー
大谷石の自然剥離肌をギャラリー壁面に使う。反対側が支えなしの100メートル硝子窓。空間自体も作品。
 
 


『光学硝子舞台』
舞台を支える清水寺と同様の懸造りも美しい。相模湾と空の青も眩しい。
 この硝子小口から光が差し込む時間帯が羨ましい。




『冬至光遥拝隧道』
冬至の軸線に合わせた鉄の隧道。
錆は美しい。色もテクスチャーも。
止め石が何かを語っているかのよう。
その見学ツアーの問い合わせは多いみたいだけど実現はまだ先のようだ。



『茶室「雨聴天」と石造鳥居』
茶室のトタン屋根はかつてこの地に存在したミカン小屋のもの。





『明月門』
木賊張りの塀も財団の紋が染め上げられた門幕もセンスが光る。



 
写真好きは勿論、歴史や建築好きは是非とも足を運んでほしい。
また、混雑のない
予約・定員制のシステムはつくづく快適だとも感じた。




次は違った季節、時間帯に訪問しようと思う。



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