我が家にも、春休みで孫たちが帰ってきていますが、東北地方の大震災では、こんな子供たちが亡くなったり、震災孤児になっていることを思うと目が潤みます。
震災孤児 見えぬ実態 「お母さん、いつ迎えに来てくれるの?」
2011年3月30日(水)08:00
「いつ迎えに来てくれるの?」。少年は母を待ち続けた。
だが、自分を愛してくれた人はもういない。東日本大震災で
両親を失った“震災孤児”の実態が見えてこない。
(松岡朋枝、大渡美咲)
宮城県石巻市の市立小学校の避難所。同小1年の少年は、
母親の迎えを待ち続けた。少年の両親は車で避難する途中、
津波にのまれて命を落とした。
学校にいた少年は難を逃れたが、両親が亡くなったことは
知らされていなかった。
避難所には近所の住民も多く、親代わりを務めて一緒に
遊んでくれたが、避難所にいる親子連れをみると少年の目から
涙がこぼれた。
泣きながら大人たちに聞いた。「お母さんはいつ迎えに来て
くれるの?」
地震から1週間ほどたったころ、少年は一家の安否を心配して
避難所を訪れた親族に引き取られた。
避難所を出るときまで、母親の迎えを待っていたという。
避難所で少年を見守り続けた男性は「子供に必要なのは
親や親族だった。
自分たちの無力さを痛感した」と、声を震わせた。石巻市教育
委員会によると、市内だけでも数十人の震災孤児がいると
みられるが、その実態は明らかになっていない。
自治体の調査は難航している。宮城県子育て支援課は
県内の全自治体と全児童相談所に孤児の実態把握を要請。
存在を確認すれば、児童養護施設への入所や里親への
養育依頼を行う計画だが、今も多くの自治体から報告は届い
ていない。
沿岸部の自治体は「児童生徒の安否確認さえ終わらず、
孤児にまで手が回らない」と話す。
岩手県でも、地震の被害で親が亡くなったり行方不明になった
りしている子供の数を把握しようと、児童相談所の職員と応援に
来ている横浜市こども青少年局の職員が避難所を回り、
責任者に親を亡くした子供がいないかなどを聞き取っている。
同県陸前高田市では、市の教育委員会も同時に調査を実施。
市の担当者は「地震後、親戚などを頼って市外や県外に出た
子供も多くいるため、実態把握には相当の時間がかかるだろう」と
話した。
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今回の震災で、被災された子供達の明るい未来と幸せを
心よりお祈りいたします。