梅木よしてる徒然日記

人生60歳代からが黄金の時代だとか、我が家は黄金の人生??悪戦苦闘の人生ですが、黄金の人生を目指しています。

大洲市議会

2012-03-12 17:42:03 | Weblog
一般質問、水本議員、安川議員、武田議員、梅木(加)議員の4人が質問されました。

質問時間30分、質問回数3回。

何で私の質問に明確に答えてくれないのだろう・・・!!
何でこの回答で理解していただかないのだろう・・・!!

お互いに分かり合えないということもあるのでしょうか。

明日も4名の質問者があります。
議会の権能を果しつつ建設的な質問戦を楽しみにしています。

金曜日頃からの風邪も上先生に処方していただいた咳止めで、何とか少しの咳で済みましたが、晩、朝、昼の風邪薬と咳止めで、瞼が・・・・大変です。


お互い分かり合うために菊谷先生の仏語が参考になるかもしれません。

仏教に『惑業苦(わくごっく)』という言葉があります。
「惑」とは、迷い・惑い・煩悩のこと。
「業」は悪い行い。
「苦」は苦しみのことです。

「惑」が「業」を生み、「業」が「苦」を生む、
そして「苦」が「惑」を生む。

「惑」⇒「業」⇒「苦」⇒「惑」⇒「業」⇒「苦」⇒・・
延々と続いていくと説かれています。


■一例をあげましょう。

「分かってくれない」とすぐに口にする人があります。

いや、口にはしなくても、そう思い続けている人、
何かあるとすぐに思ってしまう人も多いでしょう。
(私も人のこと言えません。。)

「夫が全然分かってくれない」
「親が全然分かってくれない」
「上司がちっとも分かってくれない」

この「分かってくれない」とうらむ心を
仏教では『愚痴』といいます。

この愚痴の心は、
漢字一字では【惑】と書きます。

【惑】が【業】を生む。
『業』とは行為のことです。

「分かってくれない」という愚痴の心が、
言葉や態度にどうしても出てしまいます。
それが『業』。

『目は口ほどにものを言う』どうしても心は態度に出てしまうものなのです。


そういう不満をその人の表情や言葉から当然上司は感じ取りますので
「あいつは扱いづらい」というレッテルを貼られることになります。

そうなれば、職場にだんだん居辛くなることでしょう。
これが、【業】から【苦】を生む、ということです。

その職場で評価されないという苦しみから、
またも「分かってくれない」という【惑】の心を起こします。

これが、【苦】が【惑】を生む、ということ。

余計「分かってくれない」と恨みます。
こんな心で仕事をやっていますから
やる気をなくし、ミスもするようになります。
これが【業】。

その結果として会社からリストラされます。
これが【苦】。

リストラされた後に再就職の活動をしても、
そんな心の状態の人を採りたい会社はありませんので、
職が決まりません。

その【苦】からまた【惑】の心が起こります。

「上司が分かってくれない」から
今度は「社会が分かってくれない」になる。
自暴自棄になって、刑事事件をおこします。
その結果、刑務所に入る。

惑業苦の輪が一度回り始めると、なかなか止められず
地獄の苦しみまで堕ちていく
と説かれています。