キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

筆滑る 辞表を書こうぜ チャイナ服

2016-06-09 17:13:54 | Weblog

ネズミ都知事舛添とそれを追及する都議会の審議振りを民放テレビが連日賑わしている。一部の政治評論家や元知事は引っ張りだこ状態で出演、想像を逞しゅうして、アアだ、コウだと喧しい限りだ。都議会で質疑に立った議員が舛添要一が都知事就任時に都庁幹部職員に対して垂れた訓示を引用した。『国民の上に立つ者は、驕りや贅沢を戒め、出費を抑え、質素を旨とし仕事に励んで、国民の手本となり、人々がその仕事ぶりや、生活を気の毒に思うくらいにならなければ、政令が行われるのは難しい』誠に立派な心掛けだが、これは西郷隆盛の遺訓を引用したもの、原文では『万民の上に位する者、己を慎み、品行を正しくし驕奢を戒め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民其の勤労を気の毒に思う様ならでは、政令は行はれ難し』これの続きは『然るに草創の始めに立ちながら、家屋を飾り、衣服を文(かざ)り、美妾を抱へ、蓄財を謀りなば、維新の功業は遂げられ間敷(まじき)也』・・・と現在、舛添が都議会、マスコミから糾弾されているケチな醜態が列挙されている。舛添が再三再四『厳しい第三者の目』と話していた、第三者はヤメ検弁護士、佐々木善三ことマムシの悪三と弟子のヤメ検弁護士森本哲也、依頼者舛添の意を十分汲んで、大方の予想通り、全く違法性はないと太鼓判、ネズミ男を安堵させる結論。全面的にOKでは不味いので、言い訳程度に指摘したのが、美術品の購入は一寸多過ぎる、ホテル代の一部、家族の飲食代など少額は舛添が負担すべきだとした。牽強付会の傑作、佐々木曰く「中国で購入したシルクの男性用中国服2着も書道の際に着用すると筆をスムーズに滑らせることができる」といい、舛添氏の説明に説得力があり、不適切とは言えない、との御託宣、これは笑わせてくれた、正に噴飯もの。冗談も休み休み言ってくれ。これでは書道家のセンセイから書道教室のお子様までチャイナ服を着て書道をすれば、数段上手に書けるのだろう。チャイナ服のユニフォームでは親は金が掛かって困る。政治資金でも回して貰いたい。特に悪三は質問する記者を見縊り、顎を突き出し、軽蔑したような言動があった、長年検事をやっていると上から目線が染み付いてくるのが良く判った。こんな野郎は煮ても焼いても食えない代物。都議会では舛添を応援していた自民、公明両党は当初、及び腰で長時間使って迫力に欠く、かったるい質問を続けていた。一方一番迫力があったのが共産党を筆頭に少数野党だ。自公与党議員は褌を締めてかかるべきだろう、♪ ゆったり たっぷり ノン~ビリ 旅行けば竜宮城ホテル三日月。このCMのような形許りで迫力のない追及ではブーメランが自公議員の首を直撃して落選の憂き目に会う、これも自業自得、誰をも恨めない。都議会議員選挙で大敗するだろう。共産党がここでも漁夫の利を得て大躍進しかねない。。写真は鎌倉の虚空蔵堂。下は成就院のナツツバキ、灯篭の上に一輪散る。舛添の首か?ポトリと一輪落ち、舛添の行く末を暗示するか。