東京都知事選から新興宗教『小池みどり教』か、それとも一時的に高熱にうなされる『熱病小池病』のどちらか、現在蔓延している。各テレビ局がワイドショウの視聴率を稼ごうとお笑い、元運動選手などトウシロを並べ代わる代わる有難い御託宣、連日『小池劇場』を微に入り際に亘り、小池のタイコモチ放送をしている。小池を応援した区議7人を『7人の侍』に仕立、若狭勝参院議員は英雄気取りだ、小池の補選に自民党公認で衆院選に立候補、当選、衆院議員に鞍替えした。この異常な小池熱気が覚めぬうちに信者か患者を増やす作戦に出た。小池主宰の政経塾『希望の塾』を立ち上げ30日に開講式が行われた。応募総数4827人簡単な論文?で2902人入塾を許可したが当然玉石混淆、スパイも混じる。講義内容は『都政改革』具体的テーマ『基礎学習』地方自治制度、財政、税、待機児童、福祉・医療、議会、選挙制度など予定。東京大改革の理念に賛同し、政治を学びたい方を幅広く募集します。18歳以上、日本国籍を有する方(レンホウ2号の防止)。第一期は2016.10月~2017.3月.講義は月1回、2時間程度で6回。受講料一般男性5万円、女性応援特別価格4万円、学生応援特別価格3万円(25歳以下)本人履歴と志望動機400字程度で説明、『都政改革に必要な事』800字程度で説明せよ。これが試験だ。第1回でざっと1億円以上の資金ががぼっと入った、正に濡れ手に粟のぶったくりだ。会場に借りた帝京平成大学講堂の定員が1000名なので3回に分けるんだそうだ。そして12月からの受講生を追加募集している、全部で何千人集める心算だろうか。受講者の中には現職の都議、区市町村議も参加しているそうな。大阪橋下の維新政治塾の二番煎じだ。現在異状に膨らんだ小池人気のバルーンも、そう長くは続かない。小穴が開いて萎むか、破裂するかだ。小池が人気取りに手を付けた豊洲市場の盛り土問題は中西現副知事、塩見現オリンピック・パラリンピック準備局長含む歴代市場長など幹部8人の責任だと結論を出した。今後どのような処分をするか関心が集まる。チャランパランの石原慎太郎元都知事は、「記憶にない」とすっとぼけ、平成の小佐野賢治になって責任などどこ吹く風、無責任野郎に成り下がった。今後天下国家など立派な事は口にせぬ事だ。誰も信用しないだろう。一方の五輪会場問題の四者会談が始まった。ボート・カヌー会場、バレー会場、水泳会場の3会場建設費が現在の見積もりより440億円減らせると東京都の試算を発表した。捕らぬ狸の皮算用にならぬか。小池人気を敵に回すのは得策ではないと自民党、自民党東京都連も区議7人の処分出来ずにいる。どうせ自民党幹事長二階のことだ、そのうちにほとぼりが冷め、ウヤムヤになる。写真はジョロウグモのメス、小さいオスは交尾後メスに喰われる。下はその蜘蛛の巣。