”最悪男”と”最低女”が争う大統領選挙は最悪のトランプが圧勝、第45代大統領に当選した。民主党贔屓のニューヨーク・タイムズは大統領選ではヒラリー・クリントンを熱烈に支持した報道に徹した、一方のドナルド・トランプに対して容赦なく徹底的に批判していた。ヒラリー大敗で同紙の発行人、会長連名で『釈明』した。早い話しが『お詫び』ではなく”言い訳”だ。「選挙結果は劇的で予想外だった。トランプ氏が全く型破りだったため、我々メディアは彼に対する有権者の支持を過小評価したのか。なぜこのような結果となったのか」「選挙の重大な結果と、それに先立つ報道や世論調査を踏まえ、改めてジャーナリズムの基本的な役割を果たすことを目指す」「新大統領についても精度の高い公正な報道を続ける」これに対してトランプはツイッターで「私の事を悪く報じたNYタイムズ紙が読者に謝罪の手紙を出した」と書き「これで報道姿勢が変わるだろうか。疑問だな」と信用していない。翻って日本のメディアは公正中立を建前にしているが、偏向報道していても中立を装っている。英国のEU離脱、今回の米国大統領選のヒラリー優勢の報道も英米メディアを焼直し、トレースしたニュースを垂れ流していた。結果は大外れ、理由付けに『隠れトランプがいた』などと選挙民に転嫁する始末。犬猿の仲のNYタイムズ本社を11/22トランプ次期大統領が訪問、帰り際にタイムズ紙を『アメリカの偉大で偉大な宝石ー世界の宝石』と褒め称えたそうだ。同紙幹部連中もさぞかし、こそばゆかった事だろう。トランプにNYタイズムは一本取られた形だ。ホラ吹きトランプ、朝令暮改は朝飯前、「日本、韓国は核武装すべき」と選挙中に喋ったが喋っていないと否定。TPPは「米国にとって災難になる懼れがある。米国に雇用と産業を取り戻す公平な2国間貿易取引を交渉する」とTPPを離脱して2国間交渉を表明した。それにしても、お主はゲルかナメクジか、掴まえ所のないトランプ、次にどんなトランプ手品をご披露するのだろうか。これに勢い付いた民進党ヤジ将軍山井がその尻馬に乗って「TPP審議の意義が、根底から崩れ去るのではないか。発効の目処が立たないものを批准、成立させるというのは理解出来ぬ」とガラガラ声で遠吠えしている。
写真は紅葉見物でごった返す”香嵐渓の待月橋11/20"と”河口湖のもみじ回廊の橋11/17”どちらにも中国の若い男女が大挙して押し掛け、自撮りして大声ではしゃいでいた。