男と女は古事記の伊邪那岐命(イザナギノミコト)、伊邪那美命(イザナミノミコト)の神代の時代から難題だ。690年前吉田兼好が徒然草第八段で”世の人の心惑はす事、色欲には如かず。人の心は愚かなるものかな。匂ひなどは仮のものなるに、しばらく衣裳に薫物すと知りながら、えならぬ匂ひには、必ず心ときめきするものなり。久米の仙人の、物洗ふ女の脛の白きを見て、通を失ひけんは 、誠に、手足、はだへなどの清らに、肥え、あぶらづきたらんは、外の色ならねば、さもあらんかし”兼好法師も女色には惑わされたようだ。
現在でも”色の道”に迷える与野党国会議員から知事、官僚と次々テレビに登場、テレビ桟敷を賑わしている。閑を持て余す高齢者層や電化で閑があリ余るご婦人たちが聞き入っている。ネタ元は週刊誌、朝日(リークが多い)。これらの報道を裏取りもせず、政府、官僚に関するネタで野党が騒ぐ、名前でも出れば、それッ国会に引き摺り出せ、証人喚問だ、参考人招致せよ、と重要法案を人質に国会審議を拒否して与党、政府に迫る。野党は所詮、議員数が足りないから、それを補うと国会付近にプロ、セミプロの煽動家、活動家が閑人を動員する。メディアはその真相は報道せず、安倍政権に反対する”善良な市民”が何万人、何千人集まったと虚しい映像とニュースを流す。
現在の野党国会議員の言動は、痴漢騒ぎと同類項だ。巷間伝えられているのが電車内で痴漢容疑で捕まると先ず有罪間違いなし。被疑者がどう抗弁しようと無駄、検事、裁判官は聞く耳を持たない。端から痴漢の真犯人にされているのだ。国会では野党の連中が野党合同ヒアリングと評して各省の官僚を呼び付け、上から目線で、口汚く罵り、威張り散らす。今井雅人、山井和則、桜井充、小西洋之、白真勳、逢坂誠二、悠木道義、小池晃、宮本岳志など、特に小沢党の森ゆう子、社民党の福島瑞穂など支持率ゼロの零細党が張り切る。国会での発言時間が少ないので、ここでの活躍が目立つと映像に流れるのを期待したサモシイ魂胆。常日頃『人権だ、ジンケン無視だ』『疑わしきは罰せず』と叫んでいる輩だ。信用できない得手勝手な連中が多過ぎる。
写真は横浜山手の外交官の家、ここでの婚礼の記念スナップが多い。やえざくらの開花も早かった。