キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

核マル派も『お伊勢参り』

2019-01-23 14:57:19 | Weblog

 安倍晋三首相は毎年伊勢神宮を参拝している。今年も1月4日参拝したが、「私人」としての立場で行っており、他の自民党議員も同じだ。「宗教と政治の分離原則をうたった憲法20条」を意識してのことだ。同じ日野党で多国籍者軍の立憲民主党代表枝野幸男が党の子分幹事長、大政福山哲郎(中国より帰化)副代表、小政蓮舫(台湾、日本二重国籍)それに三重県連の幹部らを引き連れて参拝した。外宮、内宮の順に回り、今年1年の無事を祈願して、ツイッターで喧伝している。常日頃「国家神道は先の戦争に利用された」などと声高かに騒いでいる連中が参拝したのだから『天照大神』も戸惑ったのではないか。
 小池の新党『希望の党』に爪弾きにされた枝野が苦肉の策で立ち上げたのが立憲民主党、都知事小池の振る舞いに呆れ返った有権者が立民に投票した、漁夫の利を得て野党第一党に躍り出た枝野の立民。これに旧民進党の岡田などが立民会派に転がり込んで今や衆院で68人(1月16日現在)と膨れ上がった。ただ選挙に弱い1.2回生が多いので再度衆院に戻れる手合いは少ない。2018年7月20日衆院本会議で枝野は野党6党派を代表して安倍内閣不信任案の趣旨説明でパフォーマンスを演じ2時間43分の長演説をぶった。枝野「まさに立憲主義も保守主義も同じ考え方でありますので、私こそが保守本流であるということを自信を持って皆様にお訴えしているところであります」「謙虚な姿勢で一歩ずつ世の中を良くしていくのが保守」「7世紀末、持統天皇の時代に、すごろく禁止令が発令されました。以来、我が国は1000年を超える期間、賭博は違法であるという法制度の下で歴史と伝統を積み重ねてきました。1000年以上に渡って違法とされてきたものを使って、利益を上げて経済を成長させる。その事自体がみっともない政策ではないですか。持統天皇以来の歴史を一顧だにせず、このような馬鹿げた制度を強行する人たちに保守と名乗ってほしくありません」これはカジノ法案を批判したものだ。核マル派の活動家だった枝野は左翼だけではダメだ、右翼の支持も受けようと伊勢神宮に参拝、689年に女帝の持統天皇が出した双六禁止令を持ち出した。2018.11.25首相の母校成蹊大で講演、「成蹊大は私の頭の上がらない大変立派な卒業生を出しておられる」と皮肉たっぷり、もっとも「私の妻の母校で講演でき、大変嬉しく思っている」そうだ。さぞかし『良妻賢母』だろうね。「小選挙区である以上は、自民党と他党で政権を争う、野党第一党の党首が首相だ」と『ポスト安倍は枝野しかない』と怪気炎を上げたようだ。とても議員が数十人で支持率10%程度の党首とは思えない、鼻息の荒さには驚く。 枝野と言えば思い出すのは2014.10.30衆院予算委で安倍首相が暴露した。「殺人や強盗や窃盗や盗聴を行った革マル派活動家が影響力を行使しうる、指導的立場に浸透しているとみられるJR総連、JR東の団体から、枝野氏は約800万円の献金を受けていた」とさすがに当時の枝野幸男民主党幹事長も青ざめた。