キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

『減』の字は禁句だ

2013-04-17 09:28:23 | Weblog

衆院小選挙区定数の『0増5減』を実現する区割り法案を政府が衆院に提出した。衆院議員運営委員会は16日夜、同法案を衆院政治倫理確立・公職選挙法改正特別委員会への付託を自民、公明両党の賛成多数で決めた。共産党は反対、民主、維新、みんな、生活の野党4党は欠席戦術に出た。自公両党は週内に審議入りの予定だ。民主党は政権政党だった昨年11月に0増5減の大枠を決めた選挙制度改革法には賛成した。その後2年間、民主党政権は具体的行動せず、ほっぽったままだった。それが野党になった途端、昔の性癖が出て反対に回った。賛成しただけで店晒しにしたままだったのなど全く無視、幹事長の細野は「0増5減では、違憲状態の解消には不十分だ」と述べ、大幅な定数削減を含む抜本改革」を要求している。高裁で違憲や違憲状態の判決が連続したのだから、先ず違憲状態の解消が焦眉の急だろう。これを是正しないと選挙無効の判決が出ても、やり直し選挙が『違憲状態』だから出来ない矛盾が生じる。『定数削減』を絡めれば各党が『おれがオレが』の算盤尽だから、決まる筈がない。特に民主党が分裂して水溜りのボウフラ並みに少数政党が湧いた。生活、みんな、みどりなどの政党名だから何を目指す政党なのか判明しない。名前など符丁だから易しいネームで覚え易く、庶民風を装っての『赤頭巾のオオカミ作戦』だ。自公両党は野党が多数を占める参院で区割り法案が否決された場合、衆院3分の2以上の賛成で再可決する予定だ。これを予想して民主党フランケン岡田が「謝罪して撤回して貰いたい」とNHKの討論番組で喋った。これに対して自民の幹事長石破は「3分2と言及したことはない。それを謝罪せよと言われても困る」とあの蛇の目付きで語ったようだ。参院民主党は櫛の歯が欠けるように次々離党している、また1人離党者が出る。参院比例の室井邦彦、夏の参院選で改選を迎えるが民主党以外の政党から立候補を予定している。民主党では落選の太鼓判、これはイヤだ、人気がある日本維新辺りの誘いに乗ったのだろう。『0増5減』の『減』の字は民主党には禁忌だろう。『減』を見れば腹が立つのがフランケン岡田だ。験(げん)担ぎのフランケンだ。


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