6月10日、市議会の交渉会(議長、副議長、各会派団長)が開催され、日本維新の会公認の小森重紀市議(1期目、無所属)から、政務活動費「収支報告書」未提出についての弁明と質疑応答をおこないました。
おもな内容は次の通りです。
小森市議の弁明要旨
・この度は、ご迷惑をおかけして申し訳なかった。
・1年生議員で、よく分かっていないことを土台に話させていただく。
・4月は統一地方選挙の手伝いにフルで駆り出される格好となった。
・特に4月後半、川口の市議選が(手伝いの)担当だったので時間を取られてしまった。
・手伝いに行った候補者は落ちてしまい(落選)、その事務所の片づけがあり、自分の気持ちも落ち込んでしまって…
・(政務活動費の)見つからなかった領収書も4月23日には見つかっていた。
・4月25日の(議会事務局からの)連絡も気づかず、30日には(市役所に)来たが、役所は閉まっていた。
・締切日の認識の甘さでみなさんに迷惑をかけた。
・(他の無所属議員は)忙しそうで相談を遠慮してしまった。
・事務局も忙しいようなので遠慮して相談できなかった。
・他会派の先輩議員に甘えさせていただける下地をつくって再発防止に努めさせていただきたい。
各団長からの質問と、小森市議の返答
(Qは各団長の質問、Aは小森議員の返答)
Q.あなたの仕事は何か?選挙屋なのか?自分の非を選挙のせいにするのはいかがか?
A.申し訳ない。
Q.(東京新聞の取材で、返還請求に応じたから「当初の公約をはたせた」と返答している点について)どういう認識か?
A.(選挙前に)私が書いたビラも公約として捉えられていたなら、その部分も含めて(公約を)果たさせていただけたと認識している。
Q.政務活動費や議員報酬の自主返納など小森議員が掲げた政策は、公職選挙法違反の寄付行為にあたる可能性がある。市民に対し正確な情報を出すべきでは?
A.報酬の自主返納は、「公職選挙法にあたらない団体」に還元していきたい。その部分については、もう少し勉強させていただきたい。
Q.税金をチェックする議員が、税金の収支報告書を提出しない事態は、どういうことだと考えているのか?
A.私の認識不足…
Q.小森議員が、本当は出そうとしていた政務活動費の内容は何だったのか?
A.1泊2日(大津市)で行われた議員の財政セミナー、ゼンリンの地図(本版)、コピー代、コピー用紙、ノートパソコン、駐車場領収書、小学生用英和辞書、文房具(政務活費用ファイル)、確かこれですべてだと思う。※
Q.上記内容について議会事務局に相談記録があれば確認してよいか?
A.大丈夫です。※
※政務活動費で支出しようと考えていた項目
本人に確認の上、議会事務局に記録の開示を求めました。それによると、小森議員が政務活動費の支出として事務局に相談していた項目は次の通りです。
【資料購入費】
・ドラえもん はじめての英語図鑑
・山崎通郡山宿 椿之本陣宿帳
・ゼンリン住宅地図
(ドラえもんと宿帳については、政務活動費を充当することは難しい旨を事務局が本人に伝える)
【研修費】
・研修代
・研修に伴う宿泊費、交通費
【資料作成費】
・ノートパソコン
・文房具、コピー用紙、コピー代
【その他】
・駐車場代
(市民から陳情の相談があったため使用したとのこと。調査研究にあたるため、政務活動費を充当したい旨の相談あり。議会事務局で検討するため、持ち帰りとのこと)
Q.自身の意思で、記者会見などを開き、市民に説明責任を果たすつもりはないのか?
A.ホームページでお話をさせていただいたので…あとは市政報告のチラシで触れたい。なるべく早く、なるべく多くのエリアに配りたい。
Q.6月定例会(市議会)を欠席しているのに、何の市政報告を出すのか?
A.まだ昨年12月定例会、今年2月定例会の報告を出していないので、そこに書いていきたい。
Q.4月30日(火)の閉庁日に市役所へ行ったとのことだが、10連休のゴールデンウィーク中で市役所は閉庁していることくらい認識していなかったのか?
A.認識していなかった。
Q.30日は、どういった収支報告書を持って市役所に行ったのか?
A.支出した収支報告書と、支出0円の収支報告書を両方とも用意していた。
Q.4月25日(木)に議会事務局が小森議員に電話していたのに気付かなかったのか?
A.選挙の片づけに追われて、電話に気づかなかった。携帯を見る余裕はなかった。
(なお、小森議員は、病気により6月15日まで市議会の「欠席届」を提出しています。6月10日の本会議は欠席し、交渉会には登庁しました。また、「6月末まで休務・加療を要する」との診断書を10日に議長へ提出しました。)
おもな内容は次の通りです。
小森市議の弁明要旨
・この度は、ご迷惑をおかけして申し訳なかった。
・1年生議員で、よく分かっていないことを土台に話させていただく。
・4月は統一地方選挙の手伝いにフルで駆り出される格好となった。
・特に4月後半、川口の市議選が(手伝いの)担当だったので時間を取られてしまった。
・手伝いに行った候補者は落ちてしまい(落選)、その事務所の片づけがあり、自分の気持ちも落ち込んでしまって…
・(政務活動費の)見つからなかった領収書も4月23日には見つかっていた。
・4月25日の(議会事務局からの)連絡も気づかず、30日には(市役所に)来たが、役所は閉まっていた。
・締切日の認識の甘さでみなさんに迷惑をかけた。
・(他の無所属議員は)忙しそうで相談を遠慮してしまった。
・事務局も忙しいようなので遠慮して相談できなかった。
・他会派の先輩議員に甘えさせていただける下地をつくって再発防止に努めさせていただきたい。
各団長からの質問と、小森市議の返答
(Qは各団長の質問、Aは小森議員の返答)
Q.あなたの仕事は何か?選挙屋なのか?自分の非を選挙のせいにするのはいかがか?
A.申し訳ない。
Q.(東京新聞の取材で、返還請求に応じたから「当初の公約をはたせた」と返答している点について)どういう認識か?
A.(選挙前に)私が書いたビラも公約として捉えられていたなら、その部分も含めて(公約を)果たさせていただけたと認識している。
Q.政務活動費や議員報酬の自主返納など小森議員が掲げた政策は、公職選挙法違反の寄付行為にあたる可能性がある。市民に対し正確な情報を出すべきでは?
A.報酬の自主返納は、「公職選挙法にあたらない団体」に還元していきたい。その部分については、もう少し勉強させていただきたい。
Q.税金をチェックする議員が、税金の収支報告書を提出しない事態は、どういうことだと考えているのか?
A.私の認識不足…
Q.小森議員が、本当は出そうとしていた政務活動費の内容は何だったのか?
A.1泊2日(大津市)で行われた議員の財政セミナー、ゼンリンの地図(本版)、コピー代、コピー用紙、ノートパソコン、駐車場領収書、小学生用英和辞書、文房具(政務活費用ファイル)、確かこれですべてだと思う。※
Q.上記内容について議会事務局に相談記録があれば確認してよいか?
A.大丈夫です。※
※政務活動費で支出しようと考えていた項目
本人に確認の上、議会事務局に記録の開示を求めました。それによると、小森議員が政務活動費の支出として事務局に相談していた項目は次の通りです。
【資料購入費】
・ドラえもん はじめての英語図鑑
・山崎通郡山宿 椿之本陣宿帳
・ゼンリン住宅地図
(ドラえもんと宿帳については、政務活動費を充当することは難しい旨を事務局が本人に伝える)
【研修費】
・研修代
・研修に伴う宿泊費、交通費
【資料作成費】
・ノートパソコン
・文房具、コピー用紙、コピー代
【その他】
・駐車場代
(市民から陳情の相談があったため使用したとのこと。調査研究にあたるため、政務活動費を充当したい旨の相談あり。議会事務局で検討するため、持ち帰りとのこと)
Q.自身の意思で、記者会見などを開き、市民に説明責任を果たすつもりはないのか?
A.ホームページでお話をさせていただいたので…あとは市政報告のチラシで触れたい。なるべく早く、なるべく多くのエリアに配りたい。
Q.6月定例会(市議会)を欠席しているのに、何の市政報告を出すのか?
A.まだ昨年12月定例会、今年2月定例会の報告を出していないので、そこに書いていきたい。
Q.4月30日(火)の閉庁日に市役所へ行ったとのことだが、10連休のゴールデンウィーク中で市役所は閉庁していることくらい認識していなかったのか?
A.認識していなかった。
Q.30日は、どういった収支報告書を持って市役所に行ったのか?
A.支出した収支報告書と、支出0円の収支報告書を両方とも用意していた。
Q.4月25日(木)に議会事務局が小森議員に電話していたのに気付かなかったのか?
A.選挙の片づけに追われて、電話に気づかなかった。携帯を見る余裕はなかった。
(なお、小森議員は、病気により6月15日まで市議会の「欠席届」を提出しています。6月10日の本会議は欠席し、交渉会には登庁しました。また、「6月末まで休務・加療を要する」との診断書を10日に議長へ提出しました。)