草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

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新庁舎建設の地下掘削現場を視察しました(2021年8月)

2021年08月10日 | 市政・議会・活動など

8月5日に市民共同議員団で、草加市役所新庁舎の建設現場を視察してきました。
前回視察時(昨年11月)は、地下を掘ったときに土や水が横から流れてくるのを防ぐための工事がおこなわれていました。今回は、地下の掘削工事の最中でした。

【写真1】工事現場の全体写真

H鋼が水平に張りめぐらされています。これは、建設地の地盤が相当ゆるいため、掘り進めた時に山留め(SMW)した横の土地がズレて来るのを防ぐためのものとのことです。掘削が終わって地下部分の壁が作られると、H鋼は解体されます。トラックなどが止まっている大きな足場も工事が進むと解体されます。
写真手前の地面は、安全な地表まで掘削が進められた場所です。写真奥はさらに深く掘られて汚染土を掘削しています。

【写真2】汚染土の掘削現場

予定地の地下4.8m以深の土壌は、基準値の最大約4倍のヒ素や最大約1.1倍のフッ素など(自然由来)が見つかり、約5億6430万円を投じて汚染土の処分や運搬がおこなわれています。ショベルカーが汚染土を掘り、上の車がその土を引き上げてトラックに詰め込んでいました。
採掘作業全体では、1日に130台ものトラックが来て掘った土を運び出しているとのことです。

【写真3】敷地周りの山留めが掘削現場にズレてきていないかを計測する機器

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