草加市議会6月定例会で、獨協大学前にあるスクランブル交差点「獨協さくら橋交差点」とその周辺道路の安全対策を草加市に求めました。
⇧獨協さくら橋交差点の地図
獨協さくら橋のスクランブル交差点は交通量が多く、危険な場面をよく目にします。駅に向かう東西側は右折信号がありますが、南北側はありません。
理由は、南側道路(男女土橋通り)の幅が足りないからです。(※)
この男女土橋通りは、都市計画道路(谷塚松原線)として将来的には幅員18mまで拡幅される計画です。しかも、交差点から男女土橋(ベルクス前の橋)までの区間の拡幅用地は、松原団地建てかえにより既にセットバック(道路東側の芝生部分)されています。
信号機設置は埼玉県警察、道路整備は草加市の権限であり、次の点について草加市議会で草加市に提案しました。
①右折信号機の設置を警察と協議してほしい
➡草加市の回答:設置に向けて警察に要望してまいる
②交差点の南側道路を一部改良し、右折信号機を設置するための基準を満たすよう検討してはどうか
➡草加市の回答:拡幅が想定される箇所の電柱や街路灯の移設検討、歩行者の通行に支障がないかなど課題を整理し、関係機関等と連携を図りながら検討する
③もしくは、交差点から男女土橋までの区間を先行して道路整備できないか
➡草加市の回答:事業認可の取得や財源確保、測量や設計、警察協議などが必要となる。課題を整理するとともに、谷塚松原線の進捗を踏まえながら事業の先行について検討する
地域の方々からも安全対策のご意見やご要望が寄せられている交差点・道路であり、引き続き、実現に向けて取り組みます。
(※) 右折信号を設けるためには、右折車線が必要です。右折車線は道路幅員が全体で9.5m必要ですが、獨協さくら橋交差点南側の男女土橋通りは幅員が8.83mで70cm不足しています。
