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少子化の今こそ”子育てしたい草加市”へ-佐藤のりかずの想い

2022年10月06日 | 子育て・教育

■待機児童を経験した当事者として

小学5年生と3年生の子育て真っ最中です。

2015年に娘が保育園の待機児童となり、お母さんやお父さんと「保育園を増やし隊@草加」を立ち上げて署名に取り組むなかで保育園増設の流れを推進してきました。さらに、2019年には花栗南児童クラブに通う息子が2年生で待機児童になりました。父母会や地域の方々と連携し21年度にクラブ増設を実現できました。保護者のおかれている厳しい現実を痛感するなかで、草加市の課題と向き合ってきました。

 

■少子化=保育後退のまちで本当に良いのか

2021年度から草加市が「待機児童総数」という名称を「保留児童数」に変えてしまいました。待機児童総数は、入園を申し込んでも入園できない児童数の市独自基準です。必要とするすべてのご家庭を受け入れる姿勢のあらわれでもありました。保育士不足などにより依然として待機児童は深刻な状況にあるにも関わらずです。

さらに、2021年8月に草加市が「やはた保育園分園」やゼロ歳児保育の休止などを検討している事実を察知しました。すぐに白紙撤回を求める要望書を市に提出し、市議会会派のなかで唯一この問題を取りあげました。結果、21年12月議会で計画を撤回させることができました。

共働き世帯の増加などにより保育ニーズは急速に増加し続けています。例えば児童クラブ入室率は10年間で倍に増え、小学生の7人に1人が児童クラブに通っています。とくに1年生は4割に達します。下校時間になると1年生の半数近くが児童クラブに帰宅している現状にあります。これが実態であり、その傾向は今後も続く見通しです。

 

待機児童を経験した当事者として想うこと。

たしかに草加市でも子どもの人数は減少傾向にあります。

しかし、行政が少子化をただ受け入れ「少子化=保育後退」だけの姿勢で良いでしょうか?そんなまちで子どもを産み育てたいと思えるでしょうか?

少子化の今だからこそ、行政として少子化の根本にある社会構造の問題に目を向け、少子化対策を一体的に進めていく草加市を目指します。そして「草加市で子どもを産み育てたい」と思われるまちづくりに変えていきます。 


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