曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

シャーボX ST3ブラックを買ったのだ(その2)

2014-04-08 22:54:51 | 文具
どこに出しても恥ずかしくなくて、汎用的に使える油性ボールペンはどれか。

最初は単機能式というか、リフィル一本だけのを考えていたのだが、文具系ブログを巡っているうちにシャーボXはイイ!という記事を多数見つけた。シャーボXはシャープベンシル+ボールペン2本の多機能ペンだが、工作精度が高く、あらゆる部分に神経を配った設計であると。たとえば振ってもリフィル同士がぶつかる音がしないとか、消しゴムを外した後のネジが精密に切ってあるとか。

そういうクラフトマンシップを感じさせるのを探してたんだよなー。

一番の決め手はリフィルの選択肢が多いことだった。油性、エマルジョン、ジェルの三種類X好きな色を組み合わせて選ぶことができる。世界共通の4C規格なので、他社のリフィルも使えるかもしれない。

というわけで、シャーボXを買うことは決めた。しかし、シャーボXにはたくさん種類がある。1万円のから3000円のまで値段も幅広い。

見た目でいえぱ、一番高いプレミアムのプルシャンブルーがいい。が、高過ぎるし、4機能は要らない。プレミアムはシリーズ唯一のシャープペンシル+ボールペン3色なのだ。太くなるのはちょっと困る。

予算的には3000円のやつだが、全部一色の塗装で面白くないかもしれない。使ってると塗装が剥がれてくるらしいのも気になる。

では、頑張って5000円のか。軸にレザー調のシルクスクリーンが貼ってあるやつ。革製品は好きだけど、耐久性とか大丈夫だろうか。経年劣化でべたべたしてこないだろうか? シャーボXは、鍵のかかった専用の展示ケースに入って売られているため、買うとき以外に店頭で触ることができないのだ。僕は今までシャーボXに触ったことがなかった。

ネットでいろいろ調べたものの、買いにいく本番まで触れそうもないので、方針を決めておいて、買う時に見せてもらってその場で決めよう作戦でいくことにした。

方針は、ST3のブラックが基本。LT3(細軸)の細さがよかったら、それのブラック。絶版だがまだ在庫がある5000円モデルAL5のブラウンがあって、ひとめぼれしたらそれ。

で、某有名文具店に買いに行った。展示ケース、いわゆる「シャーボックス」を初めて開けてもらった。シミュレーション通りに次々に持ち替えてチェック。LT3が細すぎることはないが、標準軸の太さで大丈夫だ。LT3ブラックは消えた。AL5のブラウンはなかった。ST3に決定。

ブラックにしたのは、会議中に使っても大丈夫な色だから。あと、剥げてきて真鍮の地金が見えた時に、クラシックカメラみたいにかっこよくなるかも、と思ったから。

リフィルは0.7mm油性ブラック(汎用性を考えて)と0.4mmジェルのロイヤルブルー(色の名前に惹かれた)。シャープメカは0.5mmにした。


真っ黒なのは面白くないかもと思っていたが、買ってみると銃器のような趣があって気に入った。やはり金属軸はいい。


リフィルを換装するときは下の軸を回して外す。

(その3へ続く)

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