功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

外交ボイコット(ぼくらの国会・第256回)

2021-12-16 18:18:49 | 青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会


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「青山さんって、なんかずっと、予算委員をやってるわよね」(2021-12-16 12:10:43)

2021-12-16 13:04:19 | On the Road
( 国会の食堂のランチ。「ヘルシーランチ」と書いてありました。早く食べないと昼休みが終わってしまいます。昼休みはすぐ終わるから。あんまりヘルシーとは言えないなぁ。
 いや、つくってくれた厨房のかたがたには感謝です )



▼参議院の予算委員会の初日は、いま短い昼休みになりました。
 まずトイレに入って、ようやく、ひと息つきました。
 委員会室から、トイレまで、2本の脚を動かしているのが嬉しかったです。
 審議中はトイレにも行かないようにし、古い、歪んだ、腰に悪い椅子の上で、ほぼ身動きできず、スキーヤーにとって命の下半身はまったく何も動かせません。

 何メートルぐらいかなぁ。
 そのわずかな距離を歩いているだけで幸せになるのが、ちょい、悲しかったですね。
 これを5年5か月、予算委のたびに続けているわけです。

 きょう予算委の部屋に入ると、席まで同じです。
 新しく後ろに座った山谷えり子・護る会常任幹事から「青山さんって、なんかずっと、予算委員をやってるわよね」と聞かれました。
 山谷さん、さすがです。
 そうです、同期当選組の中でなぜかただひとり、ずっと予算委員なのです。

▼午前中が3時間でした。
 この昼を挟んで、午後は4時間です。

 この予算委員会が絶対優先なので、大切な日程が全部、犠牲になります。

▽経済産業部会、中小企業・小規模事業者政策調査会総合エネルギー戦略調査会 合同会議
▽財政政策検討本部
▽自由民主党・中央政治大学院第3期「まなびと塾」新しい時代の国家ビジョン~幸福度世界一の国へ
  ※衆当選1回生A班対象
▽外交部会・国防部会・外交調査会・安全保障調査会 合同会議
 ※中東地域における日本関係船舶の安全確保に関する取組について
▽国防部会・安全保障調査会 合同会議
 ※R4年度予算折衝の現状について
▽東大有志学生・オンラインゼミ

 すべて欠席を連絡してありますが、無念です。発言して、政府に問いたかったです。
 最後の東大有志ゼミだけは、ほかの日程との絡みもありますが、他はすべて、予算委員会の審議と重なるための欠席です。
 予算委員会ではもちろん、何も発言できません。きょうも「TV中継入り審議」では質問予定者に入っていません。ひたすら聴くだけ、メモを取るだけです。

 上記の部会などに参加する他の議員はおそらく「あれ、珍しく、青山さんが居ないな。したがって発言も無いんだな」と思うでしょう。
 ほかの議員の日程まで分かりませんからね。
 誰も、初当選以来、5年5か月も予算委員を続けているとは思わないでしょうし。

 しかし問題はありません。
 すべてを併せ呑んで、公務です。
 人生は無駄が大切です。どんなに忙しくても、それは変わらないのです。






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“北京五輪への対応 今週中に決定を” 自民保守系議員申し入れ (2021/12/15日/NHK)

2021-12-16 10:16:22 | NHKニュース

北京オリンピックに政府関係者を派遣しないことを表明する国が相次ぐなか、自民党の保守系議員グループは15日、林外務大臣に対し、日本政府もできるかぎり今週中に対応を決めるよう申し入れました。

北京オリンピックに政府関係者を派遣しない「外交的ボイコット」を表明する国が相次ぐ中、自民党の山谷元拉致問題担当大臣や青山繁晴参議院議員ら保守系の議員グループの代表者が15日、林外務大臣と面会しました。


このあと、グループの代表を務める青山氏は記者団に対し「価値を同じくする諸国との連携をはっきりさせるべきだ」と述べ、日本政府もできるかぎり今週中に対応を決めるよう申し入れたことを明らかにしました。

そのうえで、東京大会組織委員会の橋本会長やスポーツ庁の室伏長官のような国会議員や政府関係者の派遣は容認できず、JOC=日本オリンピック委員会の山下会長らの派遣にとどめるよう求めたということです。

これに対し、林大臣は「適切な時期に申し入れも勘案して判断する」と述べたということです。


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青山氏は「今週中に態度を表明すべきだ」と要望(2021/12/15/産経新聞)

2021-12-16 08:27:00 | 産経新聞

林芳正外相は15日、来年2月の北京冬季五輪に政府使節団などを派遣しない「外交的ボイコット」をめぐり「五輪は平和の祭典であることを踏まえ、決断したい。適切な時期に判断する」と述べた。自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」代表の青山繁晴参院議員らと東京都内で面会し、明らかにした。

林氏は「自由と基本的人権の擁護、法の支配は中国においても尊重されるべきだ。最終的には岸田文雄首相の判断となるが、外務省と首相官邸で情報をシェアしていく」と語り、青山氏は「今週中に態度を表明すべきだ」と要望した。


面会後、青山氏が記者団に明らかにした。護る会は7日に首相に対し、外交的ボイコットの実施を求めていた。



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林外相にも外交ボイコットを申し入れ (2021-12-16 04:27:24)

2021-12-16 07:05:49 | On the Road
▼きのう12月15日水曜の夕刻、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) は外務省を訪れ、林外務大臣に、北京冬季五輪の外交ボイコットを断行するよう求めました。
 感染症対策のために人数制限があり、やむなく護る会は執行部に限定しました。

▼まず、12月7日に岸田総理とお会いして手交した申し入れ書と同文の文書を、林外相にも手渡しました。
 その文書はこのエントリーにあります。そのエントリーでは宛先が総理となっていますが、当然ながら、外相には「外務大臣 林芳正殿」という宛先となっている文書をお渡ししました。

▼そのうえで、総理との会談から8日が経過した現下の情勢を踏まえて、口頭にて、外相に以下を求めました。

( 1 ) 閣僚の派遣についてはすでに、日本政府として慎重に対応する ( つまり閣僚は派遣しない方向で検討されている ) と理解しています。
( 2 ) 一方で、室伏スポーツ庁長官、橋本聖子五輪組織委員会会長、山下JOC ( 日本オリンピック委員会 ) 会長の派遣が検討されているとも聞いているが、室伏長官は政府の一員であり、派遣すべきではありません。また橋本会長は、主権者・国民に選ばれた参議院議員でもあり、派遣すべきではありません。もしも派遣するのなら、スポーツの公益財団法人であるJOC会長の山下さんにとどめるべきです。
( 3 ) 外交ボイコットとは称しない案も検討されているが、きちんと、外交ボイコットを行うと表明すべきです。
( 4 ) いたずらに決定を先送りするのでは、意味を成しません。早期に、できるだけ今週中に決断し、表明すべきです。

 上記は、護る会の執行部会や総会での議論を踏まえつつ、青山繁晴 ( 護る会代表 ) の意見であることもきちんと述べました。


▼同行された高木啓・護る会事務局長、山谷えり子・護る会常任幹事もそれぞれ考えを述べられました。
 高木さんは「東京オリンピック・パラリンピックの際に中国は、中国軍機を南西諸島に飛行させ、航空自衛隊は戦闘機のスクランブル発進を強いられた。平和の祭典を傷つける行為である。このような国であることをきちんと踏まえるべき」という意見を、外相に述べられました。
 山谷さんは「オリンピック・パラリンピックはあくまで平和の祭典であることを考えて、決断なさるべきです」と外相に述べられました。

▼これに対して林外相からは、以下の考えが表明されました。

( 1 ) 国際社会の普遍的価値である自由、基本的人権の擁護、法の支配を中国も尊重すべきだと考えている。すでに王毅国務委員 ( 外相 ) との電話会談で直接、この考えを明確に伝えた。
( 2 ) 護る会の考え、申し入れも含め、適切に勘案して決める。
( 3 ) 私と外務省、総理官邸で情報や考えをシェアし、最終的には、岸田総理が決断をされる。
( 4 ) G7の外相会合でも、北京五輪を含めた中国の問題が最優先に議論され、1時間を費やした。
( 5 ) G7外相会合では、北京五輪について厳しい意見が多く、そうではなかったのは、五輪開催を控えている国だけだったという印象だ。
( 6 ) かつて欧州は、中国を経済の観点からだけ見る傾向があったが、安全保障の観点からも見るべきという日本の姿勢に、欧州も足並みを揃えたと考えている。

▼会談後、外務省内にて、報道各社のぶら下がり取材に、丁寧に応えました。
 ぶら下がり取材に応じることは、あらかじめ外相に伝えました。
 ただし報道されるかどうかは、まったく分かりません。関知しません。判断は報道機関の自由です。

▼林外相は、先の総選挙までは参議院議員であり、たがいの意見の違いも含めて良く存じあげているので、フランクな ( 率直にして、肩の力を抜いた ) 議論も交わしました。
 たとえば冬季五輪について、2026年にはアルペンスキーの本場である欧州に戻り、イタリアがコルチナ・ダンペッツォ ( とミラノで ) 開催することから、冬季五輪を開催するような雪のないソチや北京での開催という ( 独裁下の ) 異様な時代がようやく、少なくともいったんは終わるという声も、欧州の知友の本音としてあるということを話しました。
 そして「なぜ北京かというと、同一都市で夏と冬の五輪が開催された例は過去になく、初めての夏冬開催を自分の手でやりたいという習近平国家主席の欲にもとづく開催であることも、背景として考えねばなりませんね」とぼくから話し、林外相は「それは勉強になるなぁ」と応じられました。

 また「同じアジアでも、日本の札幌五輪では、手稲にアルペンスキーのダウンヒル ( 滑降 ) 種目のコースを新設しましたが、そのあとに丁寧に自然に戻し、評価されています」と話しました。
 林外相はこれも、関心を持って、聞かれました。

 また林外相がG7外相会合で、ピアノで「イマジン」を弾いたことも話題になり、林さんは「たった2分ですよ。こんなに話題にされるとは思わなかった」と述べられました。




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